2014年02月25日
おめでたい登記とめでたくない登記
会社の登記には、会社にとっていい登記(おめでたい登記)とあまりよくない登記(めでたくない登記)があります。
単純に会社設立登記は、おめでたいですし、解散・清算結了登記は、基本的にはおめでたくないものです。
これ以外にも、色々あります。例えば、廃止の登記でも、譲渡制限を廃止するのは、いよいよ上場する実におめでたい登記。一方、
株主名簿管理人の廃止は、実質的にストックオプションの発行もあきらめ、また上場をあきらめるめでたくない登記。
同じ本店移転でも、フロアの拡張やより都心への移転というめでたいものや経費削減の結果、狭い・都心から遠い場所への本店移転は、
めでたくない。
アベノミクスの効果かなのか、最近増えてきた新株予約権の行使は、おめでたいですし、塩漬けになった結果、
新株予約権の行使期間満了などは、めでたくない。
おめでたい登記もめでたくない登記も、どちらもうちの仕事ではありますが、どうせやるなら、
おめでたい登記のほうがテンションも上がるもの。どうせやるなら、いい登記やりたいですね。