2012年01月11日
深みにはまっちゃいけません
新年早々またですかというニュース。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">後見の司法書士が無断投資 障害者の1億3千万円 沖縄
(2012.1.10 産経ニュース)
沖縄県司法書士会の元会長(70)が、
知的障害者らの財産を管理する成年後見制度で預かった現金など約1億3千万円を無断で投資していたことが10日、
同会などへの取材で分かった。県警が業務上横領の疑いで捜査している。
同会によると元会長は2009年から11年7月ごろまでの間、
成年後見人として県内の知的障害者や高齢者計4人から預かった財産を無断で投資した。同会の関連団体から昨年9月に通報があり、
発覚した。(以下略)
ニュースによると、これ元会長の名義で投資しているように読めます。実務だと、ペイオフ対策すら普通に行っていますから、
やっちゃだめなのは分かっているはず。しかも元会長だけに始末に負えない。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">「本人のためを思って投資したが、
深みにはまってしまった」
とコメントしているようですが、本人のための投資なんてあるはずもなく、言い訳も苦しいです。
これうまく運用できていたら、利益を自分のポケットに入れて元本だけ元に戻すつもりだったんでしょうね。
果たして今いくら残っているのやら。
投資に失敗して穴埋めや挽回するために、触っちゃいけないお金に手を出す後見人が定期的にニュースになりますが、今回は、
その変化型か。
渇しても盗泉の水を飲まず