2012年01月24日
総会招集通知の電子化
東京では、昨日から降った雪が積もり、怪我人も出たようですが、皆さんは大丈夫だったでしょうか?
昨年から情報電子化推進委員会なる委員会に出席しておりましたが、これは東京司法書士会からの文書の一部を電子化し、
コストを削減しようじゃないかという検討のための委員会です。
電子化によりコスト削減はいいことではありますが、コスト削減から一歩進んだ対応をする会社があるようです。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">伊藤忠、
総会招集通知の電子化で被災地支援=株主の同意で費用節約額を充当(2012/01/19 時事通信)
伊藤忠商事は19日、2012年度以降に開く株主総会の招集通知を株主の同意を得て電子メール化し、
節約できた用紙代や郵送費を東日本大震災被災地の支援などに充てると発表した。
具体的には、電子化することで節約できた用紙代・郵送料等の費用を、子ども文庫助成事業「子どもの本100冊助成」に寄付し、
被災地のボランティア団体に寄贈するという取り組みだそうです。
「浮いた費用も配当に回してよ。」という方もいらっしゃると思いますが、
被災地の復興支援という内容だけに同意される株主も多いのではないでしょうか。
株主の皆様とともに行う『子どもの本100冊助成』について
http://www.itochu.co.jp/ja/csr/news/2012/120119.html
当面は被災地支援が目的ではありますが、こういったことがきっかけで電子化が進むのはいいことですね。
上場企業も電子化の時代、司法書士会も早めにご対応頂きたいと思います。