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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2011年05月11日

消費者庁が被災地支援 司法書士を派遣

東日本大震災の被災者・避難者向けの無料電話相談など、東京司法書士会を含めて各司法書士会は対応しています。
http://www.tokyokai.or.jp/doc/news/news110425.pdf

とりあえず電話相談は有効な手段ではありますが、住宅の再建などはやはり実際に面談して対応したほうがいいに決まってます。
東京会でも実際に相談員でも派遣してはいいんじゃないかなと思っておりましたが、消費者庁が支援に動き始めるようです。

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消費者庁が被災地支援 弁護士、建築士、
司法書士を派遣へ(2011.5.11 産経ニュース)
 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の東北3県に対し、消費者庁が弁護士や建築士、
司法書士を派遣する計画を進めていることが10日、明らかになった。住宅再建といった被災者らの法律相談に応じ、生活を支援する考え。
すでに地元の弁護士会などと調整に乗り出しており、月内にも実施に踏み切る方針だ。(略)
消費者庁は3県に対し、法務の専門家である弁護士、家屋の建築技術に明るい建築士、登記を取り扱う司法書士を全国から募って派遣。
住宅再建などの相談に当たってもらうことにした。(以下略)

基本的には地元の単位会からの派遣ということになりそうではありますが、「予算等の手当てがなくても対応しますよ。」
という司法書士もいると思います。

具体的な募集の詳細は現段階では不明でありますが、なんとか被災者を支援したいという志をお持ちの司法書士の方は、
消費者庁からのアナウンスに注目しておいて頂きたいと思います。

うまく機能するといいですね。

2011年05月10日

慰謝料の話

連休も終り、平常営業しております。連休でリフレッシュした分、社会復帰に苦しんでる方も多いでしょうが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて今日は慰謝料の話。
シュワちゃんがケネディ元大統領のめいと離婚するとの報道がありました。海外のセレブの離婚には高額の慰謝料がつきものですから、
場合によってはシュワちゃんも痛い出費を覚悟しなければなりません。

それに対して、約47億円の慰謝料を払って離婚したのに、3度目の結婚をしたのはポール・マッカートニー。
また慰謝料取られるみたいにならなければいいと思いますが、どうでしょうか?

海外の大物芸能人となれば億単位の慰謝料もない話ではありませんが、このニュースはどうなんでしょうか?

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日本に子供連れ帰り、
元妻に5億円弱支払い命令(読売新聞 5月10日)
 【ニューヨーク=柳沢亨之】日本人の元妻が日本へ連れ帰った子供2人を取り戻そうと米国人男性(40)
が元妻に損害賠償を求めた民事訴訟で、米テネシー州の裁判所は、慰謝料など610万ドル(約4億9000万円)
の支払いを元妻に命ずる判決を下した。(以下略)

離婚の慰謝料とは性質が違いますが、たぶん一般人である元妻に約4億9000万円。。。どう計算すればこんな高額になるのか?
数百万円の離婚の慰謝料で揉めている日本の普通の夫婦がとても小さく見えてしまいます。

元妻が一般人だとすると、こんな判決があっても、どうしたって回収は無理。弁護士報酬はどうなるんでしょう?
それとも元妻はとんでもないセレブ?

いくら訴訟社会とはいえ、日本との温度差違いますね。

2011年05月06日

当面の株主総会の運営について(経済産業省)

今日もお休みの人は多いんでしょうか?

連休の狭間に小ネタ。

第1回〜第3回の「当面の株主総会の運営に関するタスクフォース」の開催を受けて、
株主総会の運営についてガイドラインが公表されています。

 

当面の株主総会の運営について(経済産業省HP)


http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110428004/20110428004-2.pdf

 

各社どれだけの部分を対応するか現段階ではわかりませんが、一定の範囲での対応はあると思います。興味ある方はご一読下さい。

2011年05月02日

1株うん十億円の増資

連休の方も多いと思いますが、久しぶりに高額の登録免許税を納付する申請がありましたので、出勤しました。
(別にこの件がなくても出勤しましたけど。。。)

 

募集株式の発行だったのですが、1株うん十億円の増資!

 

増資額の0.7%が登録免許税となりますので、登録免許税がとんでもないことになります。

「登録免許税もったいないなぁ。」と一般市民的なことばかり考えておりました(笑)。

リーマンショック以降、後ろ向きの登記(解散や減資)が多くなり、こういった派手な登記は少なくなっておりましたが、
そろそろ前向きな登記も増えてきました。

しかしこれら前向きな登記も東日本大震災の影響を受けるはずです。

今後どう推移するか気になります。

頑張れニッポン!!!

2011年04月28日

大船渡出張所で、海水につかった登記簿の修復

盛岡地方法務局大船渡出張所で、海水につかった登記簿の修復が始まったようです。

(写真↓)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0428&f=national_0428_081.shtml&pt=large

 

左の方にある書類は、海水と泥?でだいぶ汚れているように見えます。修復も大変そう。

予算の関係で、こうなってしまったのは仕方ないとは思いますが、これらの書類を全てPDF化するなりして、
どこぞの安全なサーバーに保存しておけば、こういう作業はそもそもしなくて済んだんでしょうね。

スペースの問題等で、登記簿等が破棄されて会社の履歴が追えないことがありますが、
データにしておけば破棄する必要もなくなるようにも思えます。

今回の震災を教訓に、このあたりの対応を再考してもいい時期だと思いますが、いかがなもんでしょ?