2016年09月05日
定款の保存期間
取締役会を書面決議でやる場合(370条)、登記の添付書類に定款というのって面倒だなぁ〜。319条と同じ立て付けだったらなぁ〜というのは、最近書いたと思いますが、この手の書面決議をやる会社は、定款もすぐ準備できます。
同じく定款を添付しなければならない場面で、株式会社の解散ありますよね。ず〜〜とほったらかしの会社の場合、まあ定款ない場合が多いですよね。
そもそも何で定款添付かというと、清算人会設置会社ではないことの証明のため。かなりこの業界におりますけど、清算人会設置会社ってわざわざ規定している定款なんて見たことないです。
これも実質的に無駄だなあ〜と常々思っております。
先日のことですが、やっぱり定款がないという会社さんがありまして、「どうしましょう?」と代表取締役に質問されました。印鑑証明書の生年月日をみると、代表取締役はお若い人。
もしかしたらと思って、
「どこで定款の認証したか公証役場覚えてますか?」と聞いたところ、「当時、自分で苦労して司法書士に頼らずに会社設立したんで、○○○○公証役場だというのは、覚えてます。」とおっしゃる。
「じゃあ、公証役場行って貰ってきてください。」
というところで、つづきは明日。(まあタイトルで話のオチはバレバレですけど(笑)。)