2006年04月25日
有限会社の設立はもう無理!?
とうとう会社法施行まで1週間切ってしまいました。
ギリギリまで受託していた有限会社の設立も、新規の受託はさすがにもう無理です。有限会社法での登記も今受託している分でそろそろ終了です。
どうしても不安の大きい新会社法に目が行ってしまいますが、仕事をしながら「これも最後だな。」「ああ、この登記もこれで最後だ。」
と旧商法(現行商法)や有限会社法の申請書を見ると感慨深いものがあります。
数年前から受験生の方は、補助者でもやっていない限り、
実務で触れる機会なく有限会社法とお別れです。(しかし先日の研修で神崎先生も言っていましたが、「新会社法を有限会社法の改正だ。」
と考えれば、今まで勉強し得られた知識も無駄じゃないかもしれません。)
そんな受験生だけでなく、うちの新人スタッフも
「これってもう新法では無いですよね。」と確認すると、その旧法での実務を覚えようとせず、淡々と事務処理しているかんじです。
でもそう見えるだけで、本人たちは、大真面目にやってるのかもしれません。(だったら、ごめん(笑)。)まあ、すぐ終わってしまう、
2度と役に立たない手続きを覚えろと言った所で、真剣にやれないのも理解できますけどね。
仕事だけ受託したものの、先にすすめなかった仕事を処理するため、
昨日入手した新会社法での商業登記の書式をゆっくり読んでみました。こんな感じかなと想像した通りの部分もあれば、「???」
と首を傾げてしまう部分もあり、何とも微妙ですね。何点か法務局に相談に行ってみたのですが、これまた微妙、
5月に入ってちょっと落ち着いてからじゃないと疑問点は片付かないかもしれません。
「OCRは止めろよ。」といった雰囲気の申請書の
「別添FDのとおり」の記載もどうなんですかね。FD読めないパソコン使ってる人の方が多いでしょ(笑)
。
そんな中、3月決算の会社の定時株主総会も近づいてきました。
こちらの準備も厳しくなってきました。「はああ〜。」安息の日は来るのか(笑)?