2006年06月23日
電子公告とデジタル・ディバイド
ブラジル戦、前半間際まで、いい夢を見させてもらいました。さすがに後半は、
応援する心が折れてしまいました。気力が低下した朝でした。
気力がなくなっておりますので、今日は、少しだけ。デジタル・
ディバイドのお話。皆さんは「デジタル・
ディバイド」という言葉をご存知だろうか?(昨日の話の続きであれば、いかにも迫力満点な言葉ですが(笑)
。)このサイトにアクセスされている方であれば、このデジタル・ディバイドという言葉の意味をネット上で見つけるのも簡単でしょう。「とは」
検索などのテクニックをご存知の方も多いと思います。
早速「デジタル・ディバイドとは」
でネット上で検索してみると色んな説明がすぐに見つかります。例えば外務省の説明はこちら。
要は、パソコン・インターネットができないことが原因で生じる経済格差・情報格差のことです。
そろそろ定時株主総会のシーズン。先日ご紹介したNTTドコモ、
ソニーなど大手の企業の総会も開催されました。これらの企業は今回の総会ではなく、既に採用していましたが、今年会社法の施行に併せて、
定款変更する中で採用が多くなってきたのが電子公告(詳細は過去ブログ)
。
ちょっと前のニュースですが、この電子公告を採用している
「カネボウ」
が行った営業譲渡に関する電子公告に株主500人が怒ったという出来事がありました。全ての株主が高齢のため、他の株主との間に「デジタル・
ディバイド」が生じた訳ではありませんが、高齢者を含めて全ての株主がネットにアクセスできる環境がないといけない電子公告。
「法律に電子公告やればOKとあるから、そっと自社のHPに掲載します。」という体制では、第2第3の「カネボウ」
がでてくるかもしれません。
電子公告を採用している会社の対応もまちまちです。
各社のHPをご覧になれば分かりますが、企業のHPのトップページに分かりやすく「電子公告」の文字がある企業もあれば(例:
サンウェーブ工業株式会社)、
NTTドコモのように、
トップページをスクロールすると、画面下に小さく申し訳なさそうに掲載している企業もあります。
またトップページからIRのページさらに電子公告とクリックを数回繰り返さなくては電子公告に辿り着けない企業もあります。
(ソニー)
つづく。