2010年10月05日
印鑑の話 その1
司法書士は、たぶん数ある職業の中で、印鑑に関わることのかなり多い仕事だと思います。
仕事柄、正確に押印してもらうために、印鑑を分かりやすく説明するように心がけています。
会社の代表者に押印してもらうのは、
代表印
届出印
会社実印
です。どれも結局同じです。
厳密な違いをあえて説明すると、
(たぶん)
代表印・・・司法書士、法務局の職員、弁護士等が通常使用している用語。
届出印・・・(法務局への)代表者の届出印のこと、あまり使用しないかも。
会社実印・・・一般の人の理解が一番得られそうな用語。司法書士は普段は使用しない。
といったところでしょうか。
しかし対お客様となると、
「代表印を押して下さい。」だと一般の方が間違う場合もあるので、「会社実印を押して下さい。」と言い換えています。
勘違いされている方も多いので、
シャチハタは認印なのか?
印鑑と判子は違うのか?
押印と捺印は違うのか?
など、時間があったらアップします