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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年05月15日

明日で支部長の任期満了です。

明日は東京司法書士会の定時総会。この定時総会終結時に私の支部長の任期も終了します。

「4年間長かったよな。」

という思いを込めて、ブログのタイトルをちょっとだけ変えました。

 

「ひよっこ支部長の司法書士ブログ 祝卒業」

 

いいタイトル案がなかったので、やっつけ仕事ですが、しばらくはこれで行きます。ブログ上部のイラストもちらっと変えてます(笑)。

 

明日の定時総会では司法書士会費の変更の議案があります。

怒号が飛び交うかシャンシャンで終わるか、支部長としての最後の仕事になります。

どうなることやら。

 

2009年05月13日

「相談無料」・「過払金100%回収」などの文言を禁止

以前こんなニュースがあったのを覚えておいででしょうか。

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<司法書士>広告急増、苦情も…日司連、
ガイドライン検討(4月6日10時10分配信 毎日新聞)
 「払い過ぎた金利を取り戻せます」など過払い金の返還をアピールする司法書士の広告が、東京や大阪など都市部を中心に急増している。
それに伴い、各地の司法書士会には「事実と広告が違う」などの苦情が多く寄せられていることが判明。
事態を重くみた日本司法書士会連合会(日司連、東京都)は全国統一の広告ガイドラインの検討を始め、一部の司法書士会は、
実態調査に乗り出した。(以下省略)

早速一部の司法書士会からこんな動きが。

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司法書士が行う広告規定の施行について
(兵庫県司法書士会HPより)
 この度,兵庫県司法書士会では,会員による業務広告についての会規を作成し,業務広告をチラシでまいたりする行為に加え、「相談無料」
・「過払金100%回収」などの文言を禁止し,誤解を与えるような広告を自粛することとしました。
 なお,一定の猶予期間を経過しても違反広告を回収しなかったり、中止命令に従わない兵庫県司法書士会所属の司法書士には,
その名前を公表を行うなど厳格な対応を行います。
 
http://hyogo-shihoushoshi.jp/pg760/

司法書士の広告が目に余るとお感じの方もいるでしょうが、兵庫県司法書士会が対応策を打ち出しました。

全国に広がる動きだと思いますが、これはこれで問題があるように思います。

 

以下はあくまでも私個人の意見です。詳細が分からないので、誤解している部分もあるかもしれません。

まず、兵庫県会が単独で行っていること。これでは近隣(大阪など)の司法書士事務所の広告を助長するだけのような気がします。

また、せっかく弁護士と競争できる状況に水を差してしまうような気もします。

業務広告をチラシでまく行為だけが下品な行為とも思えません。えぐい広告はまだまだ他にありますから、バランスが悪い気がします。

「過払金100%回収」の文言は確かに一般市民に誤解を与えやすいと思いますが、「相談無料」の文言の禁止はやり過ぎな気がします。
これだと初回相談無料もダメということになりますよね。

あとは違反広告の回収も問題。コストをかけて作成した諸々の媒体から「相談無料」などの文字を抜かねばなりません。
在庫がたっぷりあったら気の毒なかんじ。またコストをかけて作成した看板の修正、WEBサイトの修正など色々お金がかかりそうです。

タウンページなんかに掲載してあると、実際に回収は無理ですよね。

自由競争を容認た上で、適切な対応をとってもらいたいと思います。

P.S.
そんな司法書士業界の方向性を決める日司連代議員選挙が近づいています。今日の来所は司法書士だらけでした。

 

 

2009年05月11日

これから東京登記実務協議会です。

これから東京登記実務協議会です。

東京管内での不統一事例がありましたら、ご連絡ください。

P.S.

快調な滑り出しをみせた夜トマトダイエットでしたが、リバウンドしてしまい、過去MAXを記録してしまいました。。。

 

2009年04月15日

支部総会資料を作ってはいるのだけれど

今日は仕事そっちのけで、今週金曜日に開催予定の港支部定時総会の総会資料作りをしておりました。

事業報告・事業計画ともに担当副支部長に作成してもらったものをコピペする作業が多かったので、
作業自体はそう難しいものでもありません。

一部を除いてほぼ完成しました。

 

一部といっても、あとは人の名前を1名入れる作業。

だったら楽勝?

いえいえ、とんでもありません。

 

実はこの段階で来期の支部役員が1名埋まりません。。。
orz

 

残された時間はあとわずか。

これから最後の説得に行ってきます。

とはいえ、相手も事務所の経営者。断りたい気持ちは十分理解できます。

 

どーしたもんだか。参った参った。

 

2009年04月08日

広告戦争過熱??? 弁護士vs司法書士

昨日に引き続き広告ネタ関連のニュース。

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弁護士vs司法書士 法律家の“広告戦争”が過熱(4月8日13時20分配信
産経新聞)
 債務整理など競合する業務でしのぎを削る弁護士と司法書士との競争が、広告の場で過熱してきた。
司法書士の業務拡大に伴って大阪府内では近年、司法書士事務所の広告が目立ち、弁護士の領域を“侵食”。
これまで広告に消極的だった大阪弁護士会は危機感を募らせ方向転換、初めてのテレビCMも放映するなど広告強化に乗り出した。(中略)

 弁護士と司法書士はかつて業務広告が禁じられていたが、規制緩和の流れで日本弁護士連合会は平成12年、
日本司法書士会連合会は13年、それぞれ広告を解禁した。ただ、費用対効果への疑問や「品位」の低下、広告へのアレルギーから、
いまなお消極的な事務所が多い弁護士に対し、司法書士は駅・電車やメディアへの業務広告を積極的に進める事務所が続出した。(以下略)

危機感を募らせた(?)大阪弁護士会のテレビCMの映像はこちらからご覧になれます。

http://www.osakaben.or.jp/web/tvcm/

 

弁護士会がテレビCMとは思い切ったかんじがしますが、弁護士事務所単独でテレビCMをやっているところもありますし、
司法書士事務所単独でやっているところがあるのは、以前ご紹介した通りです。

「いまなお消極的な事務所が多い弁護士に対し、司法書士は」とありますが、司法書士だって消極的な事務所のほうが多いですよね。

ただひとつ言えるのは、広告に積極的な事務所の所長が会務に振り回されているということだけはないということ。

会務に顔を出さないと業界内で当然色々批判されてしまうのは仕方なしでしょうか。
儲かってスタッフにゆとりがあれば会務に出る機会もあると思いますけど。やはり諸々優先されているようです。

「貧乏暇なし広告もなし。」

 

うちなんか広告よりも公告のほうが大事だったりして(笑)。

そろそろ公告をやった「神経すり減らし系の登記」が終わるころです。

東京司法書士会もテレビCMやんないのかな?