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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2006年03月07日

司法書士のバッジ

 


司法書士のバッチ風邪気味のまま10日経過です。治りかけたところで飲み会、飲み会。さっぱり良くなりません。
ブログランキングに参加していなければ、「今日はもう帰って寝る。」と1行書いて、あるいは、
更新自体なしでといった対応ができるんですが。。。モチベーションが維持される限り、更新していきます。「その分、応援クリック。
ぎゅーとお願いします(笑)。」

 


体もだるいので、今日は軽く日本経済新聞の社会面から、
記事のタイトルはそのものずばり「困った弁護士」。

 


1人目・・・痴漢で現行犯逮捕。
しかも女子高生に取り押さえられちゃった弁護士。

 


「あれだけの社会的地位がありながら、なぜ痴漢行為を?」という事件、
結構ありますよね。最近では、あの「手鏡事件」が有名なところです。当然ながら、この手の犯罪に手を染めてしまうと、地位・名誉・財産・
家族がいっぺんに吹っ飛びます。今回の弁護士は2003年にも逮捕されているようですが、地位・名誉・財産・
家族よりも大事なものがあるんでしょうか??1度目の逮捕では弁護士という資格はなくさなかったようですね。果たして今度は?

 


2人目・・・依頼されていた訴訟の提訴を忘れていたのに、「提訴しました。
勝訴しました。判決文はこれです。」と判決文を偽造しちゃった弁護士。

 


ミスを誤魔化すために、行き着くところまで行ってしまいました。
依頼者が裁判所にまさかの「判決文の再交付」でばれちゃいました。似たような話が司法書士業界にもあったようななかったような。
正確には覚えていませんが、「申請しました。登記完了しました。権利証はこれです。」みたいな話ありませんでしたっけ?

 


どんな士業(全ての商売に当て嵌まると思いますが)も、
またどんな事情があるにしても、超えてはいけない一線は、越えては終わり。それぞれの士業がプライド持ち、
そのバッチの重みを感じながらお仕事していきましょう。(ということで今日の写真は私の司法書士のバッチ(バッジ?)でした。
受験生はこれ見て頑張れ!!)
 

 

2006年03月03日

なぜ司法書士という職業を選択したか 3

 


アンケート実施中です。ブログのネタの配分を考える資料とさせて頂きます。

 


こちらをクリックお願いします。→ ひよっこ支部長★アンケート★

 


昨日からアンケートを取らせて頂いています。ご協力頂いた皆さん、
ありがとうございます。このまましばらく調査を継続します。読者層を知るいいキッカケになりましたが、面白い事実もわかってきそうなので、
しばらく続けます。

 


ちょっと風邪気味で、ネタを探すパワーがないので、お言葉に甘えて
「なぜ司法書士という職業を選択したか」のつづき。

 


人間、「やる気」って大切ですよね。将来について色々悩むうちに、
現状に不満を持ち始めてしまう。。。すると、

 



「将来への不安」→「現状への不満」→「モチベーションの低下」→「評価・成績の低下」→「現状への不満」
とデフレ・スパイラルみたいなことになってしまいます。

 


でもそんな悪循環の中にいても、人間なかなか思い切った行動は取れません。不満は確かにあるけど、
現在の生活をドラスティックに変えようとは思いません。私の場合は結果的に、ロイターのサラリーマンから司法書士ですが、
不満だらけの現実の生活をガラッと変えようとは、当初思っていませんでした。だからこそ、「会社は違うけど、同じサラリーマン。」
との選択肢である「日々ヘッドハンターとの食事」を繰り返していた訳です。

 


自分が納得いく転職先さえ見つけられれば、
サラリーマンの基本スタイルを変えることなく、また特に給与面でも通常は、今よりいい条件になります。

 

 


こんなお話を継続していいのか、参考にします。アンケートにご協力下さい。
 

 

2006年03月01日

なぜ司法書士という職業を選択したか 2


クリックありがとうございます。おかげ様で今日も1位でいられました。
1位でハッピーには違いないのですが、
「ヘタなネタはクリックに響く。」
など馬鹿な事を考えているうちに、
すっかり遅くなってしまいました。大ヒットを連発している作家や漫画家の苦労がちょっと分かったような気がします。
(ちょっと前まで、リスクの少ない仕事で羨ましいと思っていましたが、とんでもないですね(笑)。)

 


時事ネタでいいのがなかったので、「なぜ司法書士という職業を選択したか」
のつづき。

 


「俺って、これでいいのかなあ?」

 


この頃は、仕事にも相当な自信を持っていましたから、
処理に困る案件もなくなり、完璧に「天狗状態」。何かの片手間にやる単純作業的な感覚で、仕事をしていました。そんな状態ですから、
当時やっていた仕事への興味、集中力が切れてきました。日々の仕事(この頃には日々の作業のような感覚)
に追われていては、「作業」→「社内政治」→「ストレス爆発」→「深酒」→
「疲労」→「作業」・・・
と地獄の無限連鎖。せっかくのお酒も、
単なるストレス発散の手段となっていました。

 


せっかく「俺って、これでいいのかなあ?」と考え始めたのに、
じっくり考える時間もなく、だらだらとした日々を送っていました。「このままじゃ、いかん。。。」

 


今と違って、いつでも有給休暇が取れる素敵な(?)外資系企業にいましたので、
急に休みを取っては、雑音の入らない静かなところに一人旅をするようになりました。一人寂しくビーチで日焼けをしつつも、「俺って、
これでいいのかなあ?」と考えていました。(リラックスとは程遠い休暇の過ごし方ですよね(笑)。)

 


東京にいたらいたで、
ヘッドハンターとの食事を繰り返したりと本来歩むべき道から、相当ずれてきました。

 


つづく。

 

2006年02月23日

なぜ司法書士という職業を選択したか


 


昨日のつづき。


書き込み頂いた「いちこさん」のお話もそうですが、司法書士それぞれ、
司法書士という職業を選ぶまで、色々な物語があります。私は会務が多いので、割と色々な本職とお話する機会が多いのですが、「えっ?」
みたいな仕事をされていたりと人間に歴史ありです。

 


さて私の話。業界が見えてくるという話でした。


ペリーが浦賀に来航して日本が大騒ぎした1853年の2年前、
1851年にロイターは設立されました。当時の最新技術である「伝書鳩」を活用してです(笑)。(ちなみにロイターのシンボルは伝書鳩です。
)その後、1865年リンカーン大統領暗殺に関するニュースをスクープし、誰よりも早くロンドンで配信します。
このあたりから企業として成長していきます。そして独自の通信網と情報を武器に飛躍的に成長してきました。世界的にも有名になり、
私の好きな漫画「ゴルゴ13」にもロイターの社員(もちろん架空)が登場するくらいの知名度になりました。

 


これだけ有名な会社に就職したということ、またその外資系企業っぽい給与、
また内部でそこそこ出世していたことなど考えると、普通転職しないのでしょう。しかしそんな中、
「独占的な通信網の優位性がインターネットの進歩によって狂い始めるんじゃないかなあ?」なんてことを考え始めるのと、

 


「俺って、これでいいのかなあ?」

 


と考え始めるのが、同じ時期でした。

 

司法書士原田事務所(東京都・港区)

2006年02月22日

私の勉強を始めたきっかけ

Tさんのコメントより

初めて拝見します。私は現在某大新聞に勤めていますが、新聞業界の将来性に不安をもち、
司法書士を目指そうかと、勉強を始めました。でも、独立も大変ですね。確かに会社勤めは最悪会社に行けば、
給料はもらえるのですからね。私も試験を受けるに向けて、退職後が逆に心配になってしまってます。受かっても無いのに。。
勉強中とか、独立に向けての不安はなかったのでしょうか?


コメントありがとうございます。
>Tさん


このお返事としてまず、私の勉強を始めたきっかけというか、
当時Tさんと同じように考えていた不安なんかからお話します。

 


皆さんは、ピーター・パン・シンドロームという言葉をご存知ですか。
もちろんご存知でしょうが、念のため。

 ピーター・パン・シンドローム 【Peter Pan Syndrome】
(大辞泉)・・・大人になることを拒み、現実から逃避する傾向のある現代男性の症候群。
米国の心理学者ダン=カイリーが1983年刊の同名著書で定義した。
 

 


一昔前流行った言葉ですが、ピーター・パン・シンドローム。
そうではないにしても、男なら30歳ぐらいの頃、「俺って、このままでいいのかなあ?」と思う時期はあると思います。社会人になって7・
8年。仕事もほとんど一人前、大抵の事は一人でやれるようになり、係長などに出世し始める時期、「このまま行っても、俺は課長どまりだなあ。
」なんてサラリーマン人生の将来が具体的に見通せる時期、このまま結婚しちゃってもいいのかなあという微妙な時期、そんな時期の素直な疑問。
それが

 


「俺って、これでいいのかなあ?」

 


もちろん自分自身の将来が具体的に見えてくるだけではなく、
今自分のいる業界の将来もある程度見えてきます。私の場合は。。。(回想は次回)

 

司法書士原田事務所(東京都・港区)