本文へスキップ

司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年08月24日

司法書士のイメージ

司法書士っていうとどんな人を思い浮かべますか?私個人的な司法書士像は、眼鏡をかけて、ちょっと白髪頭、グレーというより鼠色の背広を着た人、背はあまり高くなく、ちょっと神経質そうなかんじでやや痩せ型のイメージです。勿論色々なタイプの司法書士がいますが、平均すると私のイメージに近いような気がします。

四谷駅から司法書士会館のあたりは大勢の司法書士がいますから、面識がなくても「この人、司法書士じゃないかな??」と思う人をよく見かけます。どうだろうと思って後ろをついて行くと、案の定、司法書士会館に入っていったりします。派手な仕事ではないので、やはり地味でお洒落ではない人が多いと思います。(もちろん少数ながらお洒落な人はいますよ(笑)。)

最近オヤジを対象にしたファッション誌が売れているようです。仕事が地味ですから、ちょっとはお洒落したいなあと思っていたので(あと40歳になったのを多少は気にして)、LEONなんかが近所のコンビニに売っていたら、買おう買おうと思っていました。今まで事務所の近所のコンビニでは扱ってなかったのですが、今日入荷していました。表紙には「モテピタ」オヤジの作り方の文字。積極的にもてるオヤジを目指すには良さそうな雑誌です。思わず手にとって立ち読みをしていました。

お昼時ということもあり、コンビニは弁当を求める人達でいっぱいです。「モテピタ」オヤジに気を取られていましたが、なんとなく視線を感じたので、周りを見ると法務局の職員や登記官がこちらを見ています。

「あの先生モテるオヤジ目指してるんだって。」そんな噂が広がらないよう、ご近所では気をつけたいと思います(笑)。

2005年08月22日

実務相談

今年まだ一度もプールに行っていなかったので、週末は思いきって、近所のホテルのプールに行ってきました。大勢の「肉体美命」・「日焼け命」の若者の中、肌を露出するのにかなりの抵抗がありましたが、「本当に体を鍛え直さなくては」と考え直すいい機会でした。徐々に運動などしてみたいと思います。。。(←できるか??)

今日はなぜか色々な司法書士の先生から登記の相談があったので、実務相談のお話。司法書士のメイン業務である登記ですが、毎回定形の簡単な登記ばかりではありません。新法施行後であれば、この登記申請は全国で最初だろうなというケースもありますし、登記の先例や通達を調べ上げても、どこにも記載のない変わった登記もあります。

変わった案件を受託してしまうと大変です。朝からッまで分厚い本とニラメッコ。やらなくてはいけない仕事もありますし、気ばかり焦ってしまいます。散々調べた挙句、「う〜ん、わからん。」となると、取り敢えず聞き易い同期に質問です。同期も色々な分野で活躍していますから、ある程度はそこで解決。それでも分からなければ、その道に精通してそうな知り合いの先生に質問します。幸いなことに(?)私は、色々な司法書士の会に所属させられていますので(笑)、司法書士の知り合いは多く、質問し易い立場にあります。(まあ、中にはそんな登記、誰もやった事がないみたいな超マイナー案件もありますけど。)

こちらから質問するのは、いいのですけど、ベテランの先生から気安く「これ分かる〜〜?」と質問されると困ってしまいます。相手はベテランの先生ですから、いい加減な事も言えなません。業務日誌を書く時間を割いて、また本とニラメッコ。お蔭でまたこんな時間です(笑)。

2005年08月17日

司法書士の夏休み

しばらく色々と理由をつけて業務日誌の更新をサボっていましたが、そのつけは重く、遅々として筆が進みません。気付くと日本対イラン戦が始まってますし、このままではどうしようもないので、今日は軽めのネタ、司法書士の夏休みについて。

基本的に司法書士の業務はやはり登記が中心ですから、法務局(お盆休みはナシ)が開いている限り、お盆といえども仕事はあります。不動産登記が多い事務所は、お盆と無関係に立会い(不動産取引)もある訳です。多くの方が休みを取られたであろう15日も大安でしたから、休めなかった司法書士も多いと思います。しかも立会いの準備をしようにも、銀行や不動産会社の担当者はお休みで、連絡がうまく取れず、イライラされた方もいるかもしれません(笑)。

司法書士の仕事が登記中心といっても、商業(会社・法人)登記がメインの事務所もあります。うちの近所の事務所もそういうタイプの事務所が多く、その手の事務所は今週全てお休みだったりします。

早めにお客様に夏休みの通知をしておけば、多少休んでも影響は少ないのかもしれません。思いきって休めばいいのに、中途半端に仕事をしていると、当然お客様からの問い合わせはありますし、アポも入ります。(普段より少ないですけどね。)

そんな司法書士業界にあって一番悲惨な夏休みになってしまう可能性がある業務が成年後見。「今日から家族揃ってハワイでのんびり。」というその日に、被後見人がお亡くなりになってしまっては、旅行どころではありません。

と、ここまで書いたところ、事務所に一本の電話。「遅い時間の電話はいい話ではないよなあ。」と思いつつ、電話に出てみると、やっぱり。これじゃ休めませんね(泣)。

2005年07月19日

2回目の支部長会

完全復活とまでは行きませんでいたが、なんとか通常営業しております。

先週末は、日誌に書いたとおり2回目となる支部長会に行ってきました。思いきってノーネクタイ(クール・ビズ??)で出席しました。私一人だけだと浮いてしまって厳しいなと思っていましたが、半数ぐらいは同じノーネクタイ。所詮は身内ですから、OKなんですね。しかし前回同様、遅刻する人はだれもおりませんでした。皆さん時間にはシビアです。

支部長会では、事前に配布される資料と当日準備される資料があります。ちょっと薄めの電話帳ぐらいのボリュームです。これだけのボリュームの資料がありますが、報告事項が多いこともあって、かなり早い速度で進行されます。該当する資料を探していると、もう次の話題になっています。(フォローしていくだけでも大変。)ここでの報告や議論された内容を支部に持ちかえらなければならないので、新米支部長にはやや負担ありといった進行速度・内容です。

ここでは具体的にご紹介できませんが、いくつかの問題点もありましたので、明日の支部役員会で報告したいと思います。

2005年07月05日

偽造収入印紙にご注意!!

最近偽造高額収入印紙が出まわっているようです。この業界の人でなければ普段目にすることはない10万円の収入印紙がターゲットのようです。ちっぽけな切手サイズ(正確には切手より一回り大きいサイズ)で10万円ですから、1万円の偽造紙幣より効率(?)がいいのでしょう。

これらの偽造収入印紙は、ちょっと見ただけではわからないものから、専門に検査しないと見破れない精巧なものまであるようです。法務局で偽造だと判明しているのは、もしかしてほんの一部なのかもしれません。

先日も港の法務局の印紙販売窓口で、「余ったから、この収入印紙を買ってくれ!」と騒いでいるかなり怪しい人を見かけました。いくら騒いでも買いとってはもらえません。偽造紙幣と違って、10万円の偽造収入印紙は換金が難しいのはお分かりになると思います。収入印紙は金券ショップでも取り扱っていますが、偽造収入印紙の噂はどこのショップでも知っていますから、高額の印紙を買いとってくれる所は少ないはずです。

10万円の収入印紙を必要としてるのは、登記申請で使う司法書士ぐらいのもんです。怪しい人たちは、今後あの手この手で司法書士にアプローチしてくると思います。

いくら安いからと言っても正規ルート以外で購入するのは止めましょう!