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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年01月31日

月末の風景

1月もあっという間に終わってしまいました。今日は月末だけに、どこの事務所も人手不足のようで大変だったみたいです。

普通どの司法書士事務所も書類を作成する内勤部隊と立会い・申請・回収が中心の外回り部隊とにスタッフを分けています。忙しい日でなければ、私を知っている外回りの人は、港区の申請が終わると、うちの事務所に顔を出しては、油を売って帰って行きます(笑)。ところが今日は外回りの人だけではなく、普段外回りしない内勤の人達も外回りに借り出されていたようです。そんな忙しい状況でしたので、今日港出張所に来られた方々は皆、私の事務所に一瞬顔を出しては、油を売ることもなく、大急ぎで帰っていきました。

私も一緒に油を売りたいところでしたが、うちの事務所も、今日はなぜか遠方の申請が多く、1日中バタバタしていたので、愛想なしです。結局、お互いの切迫した顔を見ただけの一日でした(笑)。

P.S.
ネタなしのため、この薄い内容の日誌を書くのに2時間悩んでしまいました(泣)。

2004年12月22日

無限責任

今日司法書士法人に勤務する司法書士と会いました。また先日東京司法書士会から司法書士名簿の追録が送られてきましたが、その名簿にも司法書士法人が増えてきました。(ちなみに大阪に出張した際に訪れた事務所も司法書士法人です。)あまり珍しくなくなってきたこの「司法書士法人」ですが、だからと言って急激に増えてる訳ではありません。

司法書士法人になると、支店が持てますし、施設や設備の共有による経費削減の効果もあります。また多少ですけど、税制上の有利な部分もあります。一番のメリットは、お客から見ると多くの司法書士が勤務している事務所に対する安心感などから来る収益の向上の部分にあると思います。(また年末年始ぐらいしか休めない私と違って、何人も司法書士がいれば、オフシーズンの旅費の安い時期に海外にだって行けてしまいます。)

羨ましいことが多いこの法人化ですが、だったらなぜ増えないのでしょう?以前この日誌でご紹介したように、司法書士法人の司法書士が全員無限責任を負ってしまうからです。長年の付き合いがあり、お互いに信頼していれば、この無限責任を負ってもいいかもしれません。しかし、法人化のメリットを最大限に享受するためには、かなりの司法書士が必要になります。お互い良く知らなかったり、お互いの仕事が見えなかったりすると、不安が多くて法人化できません。

弁護士法人を始めとして法人化や巨大化は、時代の流れかもしれません。しかし様々な場面で連帯保証を求められる中小企業の社長(本来は、有限責任のはずのただの大株主)と同じように無限責任が大きな障害として残っています。

2004年11月15日

司法書士の飲み会風景

先週末は、予定通りゼミの先輩と飲みに行きました。2軒目になぜか先輩の知人がいらっしゃったので、合流して一緒に飲みました。かなり遅い時間で、みんな相当飲んでいましたが、全員が法律関係の仕事ということもあり、話題はその分野の話。私も酔っていましたが、根抵当権の話をしたりしていました(笑)。たぶん回りのお客さんは、「なんだこの人達?」と冷めた目で見ていたのではないでしょうか?

不思議なもんで、相当酔っていてもある程度正確な話ができます。(できる気がするだけかもしれませんが(笑)。)リーガルサポートの会合の後、他の会員の司法書士と飲みに行くことが多いですけど、そこでも長々と改正商法の話をしたりします。司法書士は、そんな妙な話題で盛り上がる不思議な人種です。

内輪ネタでたいへん恐縮ですが、司法書士会館が四谷にありますので、夜の四谷には司法書士がいっぱいいます。お店の中で耳を澄ませば、隣りのテーブルでも、あちらのテーブルでも不動産登記法の改正の話が聞こえてきます。横に座っていると、耳障りかもしれませんが、勉強熱心なだけです。悪気はありません。勘弁してあげて下さい(笑)。

2004年11月11日

関心の高かった支部セミナー

昨日は、港支部主催の支部セミナーがありました。世田谷支部の山田猛司会員による不動産登記法改正の内容でした。(山田先生、夜遅くまでお疲れ様でした。)会員の関心が高いのか、支部160名のうち50名が参加しました。

不動産登記法改正と言っても、もちろん来年開始される不動産登記のオンライン申請に伴う改正です。今までの法律の改正は、真面目にその条文を読めば司法書士であれば理解できる内容でしたが、今回の改正はオンラインに対応するための改正です。不動産登記法でけではなく、オンライン申請自体を理解するパソコンやネットワークの前提知識が必要です。セミナーの参加者のこの前提知識のレベルはバラバラですから、講師の先生もどの程度説明すれば良いのか、苦労されていたようです。「公開鍵」や「秘密鍵」など今までの業務で必要のなかった用語に溜息をつく先生もいらっしゃいました。

本格的に稼動するのは、まだ先のようですが、司法書士の仕事の中身もずいぶん変化していきそうです。これらの改正に対応するため、いろいろ苦労しそうです。

支部会員の関心の高い昨日のセミナーと比べ、私が幹事でやっている11月22日開催予定の「東京湾ディナークルーズ(ちょっと早めの支部忘年会)」の支部会員の参加率が中々伸びません(泣)。企画がまずかったのかと反省しています。

2004年09月28日

明日いよいよ司法書士試験の合格発表です。

明日いよいよ司法書士試験の合格発表です。気持ちが高ぶって、夜眠れない受験生も多いのではないでしょうか?明日実際に法務局に見に行かれる方もいるでしょうし、法務省のHPで確認される方もいるでしょうが、いずれにしてもドキドキですね。私の場合は、合格発表を確認する前に、ポストに合格通知がもう配達されていました。ちょっと拍子抜けしましたが、やっぱりうれしいもんです。
今はどうか知りませんが、私の時は合格通知は普通郵便で届きました。迫力0です。そしてこの合格通知が口述試験の受験票を兼ねていました。記載内容はたぶん同じだと思いますが、『1 平成16年度司法書士試験筆記試験に合格したから通知する。 2 平成16年度司法書士試験口述試験の受験票(裏面)を送付するから、受験の際持参されたい。』みたいな文言が載っていると思います。届くといいですね!
受験生の皆さん、明日朗報お待ちしております。合格していれば、後は口述試験のみです。もう一息です。遺言関係の続きを書こうと思いましたが、月末でドタドタしているので、今日はこのへんで。