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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年03月12日

業界内有名人の憂鬱

とうとう日誌をアップし始めて1年が経ちました。三日坊主になるだろうなあと思っていましたが、思ったより続いてますね。よく「継続は力なり。」といいますが、この1年間で司法書士としての力ついたかどうかは微妙です(笑)。守秘義務や倫理上の問題から、業務日誌とは名ばかりのコラムになっちゃってますけど、今後ともご声援宜しくお願いします。
日誌を継続する気力のャは「日誌読んでますよ。」の一言です。メールでも何でも結構です。気軽に励ましのお便りを頂ければ幸いです。(ついでに扱って欲しいテーマまで書いて頂けるともっと助かります(笑)。)
昨日は法人後見委員会に出席してきました。思ったより早く終ったので、また委員会の皆さんと飲みに行きました。話題の中心はやっぱり特別研修。3回目を受講予定の方々はかなりナーバスになられているようです。その中で話題になったのが、この研修を受ける業界内有名人の話でした。この司法書士業界にも業界の有名人はいます。日司連(日本司法書士会連合会)等いろいろな会の役員をやられている方などは、司法書士のみんなが知っている有名人です。そんな有名な先生が、万が一不合格になったりすると、面子がありますから、大変だろうと思います。日常業務以外にも色々な会の仕事がありますから、のんびり受験勉強もできないでしょうし、落ちたら大変だし、気の毒です。
私が受けた去年は、そんな嫌なプレッシャーもありませんでした。お気軽な無名の存在で良かったなあとしみじみ思います(笑)。

2004年03月09日

法人後見委員会委員に指名されてしまいました

只今午後9時40分。クタクタです。疲労がピークに達していながら、日誌を書く自分を誉めたいです。
さて今日の話は「法人後見委員会」。
先日リーガルサポートの本部の理事会で法人後見委員会委員に指名されてしまいました。リーガルサポート東京の役員だけでもいっぱいいっぱいなのに、さらにヘビーな委員にさせられてしまいました。「司法書士会港支部の副支部長の仕事だけでも大変なので、辞退したいんですけど。」というと、他の委員から「私は○○の支部長。」「私も○○の支部長やってますよ。」と責められてしまい、とうとう受けてしまいました(泣)。なんとかして逃げよう逃げようとしていたこの「法人後見委員会」。とにかく忙しいのです。
リーガルサポートは法人として後見人を見張る後見監督人の役割を担っています。法人が監督人業務を行うといっても、実際はこの「法人後見委員会」の委員がやります。委員会は月に1度、平日の2時から8時(実際には10時になること多し。)に開かれます。委員は当然司法書士ですから、平日の業務を切り上げての参加です。月イチではありますが、業務に支障をきたします。この激務をこなしている委員の皆さんには頭があがりません。本部の委員会ですから、北海道や関西の先生は飛行機での参加になります。10時までミーティングをやりますから、本来はクタクタのはずです。しかしながら、委員全員がその後、終電まで飲み会に参加します。委員の中では私が最年少ですが、皆さんのパワーにただただ圧倒されるばかりです。

2004年03月03日

合格おめでとうございます。

第2回特別研修の考査の発表が先日ありました。ちょっと遅れましたが、合格された皆さん、おめでとうございます。私の知り合いも何人か受けたようですが、合格者が官報に載るまで、その人の合否がわかりません。結果を聞くに聞けず、困っています。
今月末より第3回の特別研修が始まります。東京会では受験者が多く、グループ単位での研修のチューター(講師みたいなもの)が不足しているそうです。ちなみに、チューターは考査の合格者がやることになってます。
「チューターやりませんか?」という趣旨の文書が東京会から送られて来ましたが、あの過密スケジュールを思い出すと、とてもじゃないけど、受けられないなあと思っておりました。チューターの候補の考査に合格した若い港区の司法書士は殆どがどこかに勤務しています。事務所の所長と違って、時間に制約がありますので、無理にチューターをしてもらえません。人出不足だろうなと思っていましたが、案の定東京会の理事から、「引き受けてもらえないか?」と打診がありました。他の先輩司法書士の先生方に教えられる程のノウハウがある訳ではありませんし、まだ法廷にも立ってません。しかし、断るのがヘタな「前向きに検討します。」とお返事してしまいました。こんな返事では、結局やらされそうな気がします(泣)。2年連続してゴールデン・ウィークがない悲しい事態になりそうです。
前向きに考えれば、1年ぶりにまた要件事実の勉強ができます。すごく自分のためになりそうです。。。。嘘です(笑)。

2004年02月23日

登記申請のA4横書き実施

今日は登記申請用紙のお話。一般の方がお読みになっても、「ふ〜ん。」で終ってしまうネタですが、我々司法書士にはインパクト大なお話です。
数年前より裁判所に提出する書類も定款も用紙サイズがA4版に移行していきました。司法書士の登記申請書類だけが頑固にB4版・B5版の用紙を標準としていました。しかし時代の波には勝てないようです。
2月20日、法務省から日司連に対し、平成16年7月1日から、登記申請のA4横書き実施が通告されたようです。(一応B版での申請も受理してもらえるようです。)特に不動産登記の申請はB4版二つ折りで縦書きのものを使用していますので、ほとんどの書式がそのままでは利用できません。現行の申請書作成ソフトもすぐには対応できません。B4版での申請が受理されなかったら、結構混乱するところです。(そのうちすぐに登記はオンライン申請に移行してしまうので、一瞬の出来事になりそうですが。。。)
登記簿謄本も縦書きから横書きに移行していますので、申請書類のみ縦書きの必要性は、あまりないと思っていました。でも実際に横書きになるとすごい違和感を感じてしまうと思います。業界50年のT師匠はこの通告をどう感じられるのでしょうか?
一般の方から見れば「A4でもB4でもそんなのどうだっていいじゃん。」って話ですけど、とりあえず書いてみました。今日はこれから、リーガル・サポートの役員会です。

2004年02月17日

すごい違和感

今日はちょっと違和感を感じたこと。
司法書士という商売に限らず法律系の職業の基本はドメスティックな仕事です。もちろん一部の事務所では国際的なお仕事をされているところもありますが、大部分はやっぱりドメです。ですから、どちらかというと英語が苦手な人が多いように思います。
私は司法書士を始める前はロイターというイギリスの通信社にいたので、当時は一般の人に比べると英語に接する機会も多かったのですが、今では私の名刺には英語表記すらありません。事務所の名前も司法書士原田事務所とコテコテの日本語名です。
日本人は英語に弱いのか、あるいは憧れがあるのかわかりませんが、名刺に英語表記を入れたり、事務所名自体を英語名にしている一部の法律系の職業の方がいらっしゃいます。異業種交流会でこれらの職種の方と名刺交換した時の出来事。
差し出された名刺に思いっきり『Attorney at law』と英語が書かれていました。英語で弁護士のことなんですが、その名刺の持ち主は弁護士ではありませんでした。なんとなく違和感があったので、渡された名刺をよくよく見ると、そこには『Attorney at low』と書かれていました。自虐的にそう記載したのであれば、すごいユーモアの持ち主なんでしょうけど、どうやらそうじゃないようです。指摘すると可哀想なので、黙って名刺だけ受取りました。。。
もうお一方。
事務所名も英語風がオシャレなのか○○○○リーガルオフィスとかにされてる方がいらっしゃいました。それだけなら別にいいのですが、またまた違和感。英語名が『○○○○ REGAL OFFICE』。LEGALじゃありません。一応REGALって英単語もありますが、これは「王の」、とか「帝王の」という意味です。外国人と名刺交換される前に気づいて欲しいと思います。。。
残酷なようですが、実際本人を目の前にして指摘できませんよ。(本当に!)