2014年03月19日
先輩後輩
昨日大学のゼミの先輩が急に事務所にいらっしゃいました。いつもは雑談されてお帰りになるのですが、昨日は、
多少込み入った相談をされました。
ご存じのように、この時期は、納期納期また納期で、のんびり相談相手をしてられる状況ではなかったのですが、
さすがにゼミの先輩ということもあって、じっくりお話をお聞きしました。
これも先輩だからこそ。
そんな先輩後輩のつながりが思いっきり裏目に出てしまったニュース。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">「先輩の依頼断れず」
戸籍不正請求の弁護士を懲戒処分(神戸新聞3月17日)
ノーベル賞作家、川端康成の親族の戸籍謄本を不正に請求したとして、兵庫県弁護士会は、姫路市に事務所を置く男性弁護士(66)
を戒告の懲戒処分とした。処分は6日付。
同会などによると、弁護士は国文学が専門の元短大教授から「親族の戸籍を調べてほしい」と依頼され、
2011年9月ごろ〜12年7月の間、35回前後にわたって、全国各地の自治体窓口で「著作権使用請求事件、民事訴訟準備のため」
との使用目的を請求用紙に記入。戸籍謄本や住民票などを不正に請求し、入手したという。(以下略)
先輩の依頼が断れず35回も戸籍の不正請求をやっちゃいかんでしょ。この弁護士は戒告で済んでいるようですが、
これ司法書士がやったら、戒告じゃ済まないですね。
仕事に関していえば、無理を通してくる先輩よりも、ダメな時は「NO!」といえる後輩のほうが付き合いやすいですね。
先輩とのお仕事では、色々気をつけましょう(笑)。