2004年11月25日
エキスパートの理論 その2
昨日のつづき。昨日の高校の同窓会でも、「エキスパートの理論」の話になりました。たまたま「俺のおやじが倒れた。」とかの話になり、集まった同級生の医者から「あの病院はね。○○○○なんだよ。」と業界関係者でないとわからない情報が聞けました。要はエキスパートである友達から情報を集め、自分に有利なエキスパートを紹介してもらうのが、手っ取り早いようです。
医者は人数がいますから、そんな手も使えるのかもしれませんが、1億2000万人の人口の中で、司法書士は2万人ぐらい(正確な数字ではありません。)しかいません。当然司法書士の友人がいる方は少ないはずです。
友人がいなかったり、友人に紹介してもらえないと困ってしまいます。昔と違って、ホームページを持つ司法書士も増えてきましたから、そこから多少は情報が入手できるかもしれません。それでも情報には限界があります。どのレベルまでサポートしてくれるかまでは、全くわかりません。仕方ないので、複数の事務所から見積もりを取って、料金面で比較する方もいるようです。
全く知らない方から、料金の問合せがある場合、サービスの品質の高い事務所ほど高い料金だったりします。安いからこっちの事務所がいいとは一概に言えないようです。
せめてもの策としては、
@まずその司法書士事務所の専門分野を尋ねてみる。
A急がなくてもいい案件なら、月末や大安の訪問は避ける。
B極力午前中は連絡しない。
などを心掛けるだけで、ずいぶんと親切にしてもらえるような気がします。
P.S.
だからと言って「上記ABは守ってくれよ。」という私からのメッセージではありません(笑)。何時でもお気軽にどうぞ。