2004年05月12日
架空請求にご注意!
今日は日経新聞に載っていた『架空請求』のお話。ある日突然「インターネットの有料アダルトサイトの利用料」などの架空請求書が送られ、その請求を迫るといった被害が拡大しているようです。
昔と違って国民のインターネットのアクセスは格段に増えてきていますので、「インターネットの有料アダルトサイトの利用料」との内容に、「もしかしたら、あの時に。。。」と心当たりがある分悩まれる方が多いようです。
全くの架空請求もありますし、実際にこのサイトは今だけ無料と説明し、無料のはずのアダルトサイトの利用料金が請求されることもあるようです。実際にこれらのサイトにアクセスしていると家族に知られたくないなどの理由で泣く泣く高額な請求金額(数十万円)を支払ったりしてしまった被害者も多いようです。
ほとんどの場合弁護士の名をかたり、「支払いが無い場合は、法的手段を取ります。」などの手紙を送っているようです。
もともと法的に相手方の主張が認められる訳がありませんから、いくら法的手段を取られたりしたとしても裁判で負けるはずがありません。それに請求書の送り主がわざわざリスクを犯して法廷に出るわけがありません。
加害者としては、これらの架空請求で支払ってくる被害者がいれば「ラッキー」なだけで、請求を完全に無視している人にしつこく支払いを迫るなどの手間をかけることもしません。
自衛手段としては、これらの架空請求に対しては「放っておく。」しかないですね。
今日これから、法律無料相談がありますが、「こんな請求書が来て困ってます。。。」みたいな方が来られないことを期待します。
皆さんも気を付けて下さい(笑)。