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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年02月06日

外出

事務所にいる事が多い私ですが、最近外出が多いです。このちょっとした外出の時間に外国人が相談に来られたりしたようです。(実際は日本語がペラペラの方でしたが(笑)。)
たまの外出もいい気分転換になりますが、外出の間、私のカバンの中には権利証など大切な書類が入っていることが多く、ぼーっと電車に乗るわけにもいきません。絶えず微妙に緊張感を持ったままの状態ですから、完全に気分転換にもなりません。無事に事務所に戻って、やっと一服するかんじです。
今日これから、港支部の役員会があります。(正確にはもう始まってます(泣)。)時間がなくて申し訳ないです。来週は内容のある日誌にします。。。

2004年02月03日

自己破産件数24万件

今日は節分。中学か高校生の頃、学校の先生に全力で豆をぶつけたりしてましたが、ずいぶん昔の話になってしまいました。
さて今日のネタも新聞から。2003年の個人の自己破産件数が24万件となり、昨年より12%も増えたようです。長引く不況の影響もあると思いますが、ずいぶん増えた印象を受けます。。しかし、経済的理由により、自殺しようとしていた人が自己破産で、多重債務の苦しみから逃れられるとすれば、この24万件という数字には意味があるのかもしれません。
街頭無料相談会や司法書士会での無料相談にこれらの多重債務者の方が来られる事も多くなりました。選択肢が自殺しかないと思いこんでいた方が、自己破産などの別の選択肢を知ることはいい事だと思います。もちろん貸した金を返すのは当たり前なのかもしれませんが。
皆さんの多くは住宅購入のために数千万円のローンを組まれていると思います。でも皆さんが無事に返済を続けられるのは、金利が低いからです。「トゴ」(10日で5割)などのヤミ金融は年利が1000%を超えますから、こんなのは論外ですけど、(あの『ミナミの帝王』ですら「トイチ」(笑))コマーシャルを頻繁に流している大手の消費者金融は年利28%ぐらいです。(出資法では29.2%までOK。)気軽なかんじのする消費者金融から、もし500万円とか借りてしまうと、利息は年間140万円。利息だけで月に12万円弱になってしまいます。もちろんこれだけでは元本は減りませんから、あっという間に火だるまです。大手の消費者金融でもこの金利です。ご利用は計画的に(笑)。

2004年01月28日

ヤフーにサイト登録

ようやくこのHPもヤフーにサイト登録されました。一応「司法書士原田事務所」「原田事務所」「司法書士 港区」「司法書士 東京」で検索するとトップに出てくるようになりました。なぜか「麻布十番」でも中ぐらいに出てきます(笑)。
今までみたいに「司法書士 キリマンジャロ」のような無謀な検索キーを入れなくても、「ヤフーで『原田事務所』で検索すればすぐ出てきます。」と言えば済むので、お友達やお客様にアドレスを教えるのが楽になりました。登録にご協力頂いたヤフーのサーファーの皆さんありがとうございました。少しでも今後アクセスが増えてくれればいいのですけどね。
話は全然違いますけど、最近また危険度の非常に高いウイルス「W32.Novarg.A@mm」の感染が、急速に拡大しているようです。今朝、プライベート用のメールをチェックしたところ、怪しいメールがいくつか紛れ込んでいました。勘弁してもらいたいです(泣)。今後法改正で司法書士業務がオンライン化されて行きますが、この辺りの対応も万全を期したいところです。
朝怪しいメールと格闘していた時に、「大急ぎで控訴状を作って下さい。」という話がありました。このあたりのお話はまた後日。

2004年01月16日

すみませぬ。

3時に開始されている新年賀詞交歓会にでなくてはいけません。ちなみに今3時45分(泣)。時間あったら、アップします。すみません。

2004年01月15日

成人の日

1月15日といえば、成人の日というイメージがなんですけど、皆さんはどうでしょうか?そのうちこのイメージを持ってるとオヤジと呼ばれるんでしょうね。ところで、毎年毎年いろいろやらかしてくれる新成人ですが、今日はこの成人についてのお話。
民法では、成人のことを成年と呼びます。未成年の反対語ですね。成年にならないと、法律行為をするのに、法廷代理人(通常は父母)の同意が必要になります。化粧品などのキャッチセールスで未成年が狙われないのは、このためです。実務でもたまに登場するこの未成年ですが、いろいろ制約が多くて大変です。
【登記一口メモ】
「民法第3条 満二十年ヲ以テ成年トス」
3条に定められていますので、民法の勉強を始めると初っ端で出会う条文です。
それではいつ成年になるんでしょう?一般の人からは「20歳の誕生日を迎えた時に決まってるじゃん!」と指摘されそうですが、実際その通りです。昭和40年8月9日の私は昭和60年8月9日で成年になります。当たり前ですね。
しかし中途半端に民法の勉強をしていると初日不算入の原則(民140条)を考えてしまって間違えてしまいそうです。この場合「年齢計算に関する法律」で計算します。
また未成年でも結婚すると成年に達したものとみなされるので(成年擬制(民753条))、親の同意なく法律行為ができます。でも民法の世界だけのお話なので、成年擬制が働いたとしても、酒・タバコは20歳になってからです。これも当たり前っていえば当たり前ですね。なんか今日は当たり前の結論の多いお話でした(笑)。