2003年07月10日
すみませぬ。お休み
微妙に体調不良のため、大事を取って早めに帰ります。仮病ではありません(笑)。
すみません。また明日。
2003年07月10日
微妙に体調不良のため、大事を取って早めに帰ります。仮病ではありません(笑)。
すみません。また明日。
2003年06月20日
掲示板に条文の話がでましたので、今日は条文の話。
条文の数でいうと憲法は103条、民法は1044条、商法は851条、刑法は264条あります。やっぱり民法が多いですね。これだけ条文が多いと理解するのが大変そうですが、マイナーな条文は試験勉強でちょっと触るぐらいです。掲示板でゾロ目で有名な555条(バイバイ)の話に触れましたが、同じゾロ目でも222条(水流地の所有者は〜)とかは、試験問題にもなりませんし、実務で使うことはまずないです。(田舎だとあるのかな??)
ところで、民法ができたのは明治の頃です。刑法や民事訴訟法は最近大改正がありましたので、ひらがなまじりの読みやすい条文ですが、民法はカタカナまじりの古い読みにくいスタイルのままです。何度も改正を繰り返して今の民法になってる訳ですけど、改正されずに放置され、古い明治時代を感じさせる条文があります。
民法第317条「旅店宿泊ノ先取特権ハ旅客、其従者及ヒ牛馬ノ宿泊料並ニ飲食料ニ付キ其旅店ニ存スル手荷物ノ上ニ存在ス」
今どき「従者」はないだろうとか思いますが、「牛馬ノ宿泊料並ニ飲食料」はもっとありえないですよね。「こんなマイナーな条文を紹介してどうするんだ!」とお叱りを受けそうですが、でもこの条文、過去の司法書士試験で聞かれたこともありますので、ほとんどの司法書士は知ってるメジャーな条文です。(実務じゃ使いませんけど。)
P.S.
555条は有名な条文ですので、覚えておいて損はないです。それでは555条!(司法修習所の教官のオヤジギャグです。詳しくは掲示板に書いてあります。)
2003年06月17日
一日事務所にいるといろんな人がきます。法務局の場所を尋ねる人(うちの事務所より法務局のほうがよっぽど目立つと思うんですけど)、コピーなどの事務機の営業、富山の薬売り、証券会社の営業、商品先物の営業(頼むから帰って下さい。畑のルビーには興味ないです(笑)。)、司法書士ソフトの営業などが飛び込みで来ます。この業界特有だなあと思うのが地図屋さん、ハンコ屋さんです。
地図屋さんの飛び込み営業って言ってもイメージ湧かないと思います。地番が載ってる業界で使う地図の営業です。全部揃えるとセットで70万円くらいのシロモノです。あると便利なんでしょうけど、ちょっと購入する気力が萎える値段ですよね。
ハンコ屋さんもふつう飛び込み営業はなさそうですけど、司法書士事務所には遠く山梨からやって来ます。ハンコといっても柘植・オランダ水牛・黒水牛・チタンとさまざまな素材のものを販売しています。黒水牛・チタンは落してもハンコが欠けにくいので、他と較べると高いですけど、業界では好んで使われてるようです。会社の設立なんかがあると法人の印鑑セットが必要になるんで、ハンコ屋さんからみると司法書士はいいお客さんなんでしょう。
ハンコ屋さんは、渋いとこでは朱肉も扱っています。普通の朱肉は30年ぐらいで薄れてしまうそうですが、高い朱肉(日本画・書道の落款で使用するもの)は50年以上もつそうです。これが朱肉の値段?というぐらい高いです。ハンコ屋の営業は「50年以上持ちますからいいですよ。としきりに奨めますが、50年以上経って「やっぱり高い朱肉は薄れないなあ。」と確認し、感動する機会はないですよね。お客の中にはこの高い朱肉で押印した書類を持ってくる人もいますけど、朱肉の色を見る度に「この人お金持ちだな。」と変なところで感心してます(笑)。
2003年06月16日
昨日結婚式に出席し、スピーチさせられました。結婚式でスピーチは困りますね。スピーチのあまりの出来の悪さに自己嫌悪です。でもおめでたい事ですから我慢我慢。
ところで、よく結婚式の親族控え室で新郎の父親と新婦の父親が「これからは親戚同士ですから、今後ともひとつ宜しくお願いします。」という話をしていますが、新郎と新婦が結婚しても新郎の父親と新婦の父親は親戚同士ではありません。正しくは「これからはうちの息子とあなた、あなたの娘さんと私は親戚同士ですから、今後ともひとつ宜しくお願いします。」です。(←でもこんなこと言わないですね。)中学の社会の時間にも習いますが、親族の範囲は1.六親等内の血族、2.配偶者、3.三親等内の姻族です。(民法第725条)
どうでもいいことだなあと思いつつも、心の中でそっとつぶやいていました。一度お暇があればご自分の民法上の親族を書き出してみて下さい。思わぬ人が親族だったり、親しいのに親族ではなかったりします。きっと新しい発見があると思います。例えば漫画「サザエさん」の登場人物でいうとマスオさんとノリスケさんは親族ではありません。(どーでもいい話ですみません。)
さて、今日はこれから東京司法書士会港支部の役員会です。ちなみに港支部には司法書士が約140名います。この間苦しめられた簡裁代理権の特別研修を受けた司法書士はその中で10名しかいません。私以外の役員で研修を受けた方はいらっしゃらないので、研修についての詳細を発表しなければなりません。偉そうに発表したとしても、この時点で考査に合格してるかどうかわからないので、受かってなかったら立場がありません(笑)。不安ですけど、発表してきます。
2003年06月14日
予定通りの休日出勤です。明日久しぶりに結婚式に出席します。私もいい年なので、回りで結婚するという同年代の人間も減ってきており、1年ぶりの出席となります。1年ぶりに1年前購入した礼服にuを通してビックリ!ピチピチで着れません。ズボンがきつくてはけないならまだしも、ダブルのスーツの上着がきついって、一体1年間で私の身になにが起こったんでしょう(笑)?慌てて新しい礼服を購入することになってしまいました。
ところで、ほとんどの法務局は駅から遠いところにあります(徒歩10分から15分)。登記の申請は当事者出頭主義が原則となっており、登記申請のたびに法務局に直接出向かなければなりません。登記簿謄本は郵送で取得できますが、申請は郵送不可ということになってます。(将来オンライン申請になるという話ですが。。。)この業界では事務員のことをなぜか補助者と呼んでいますが、登記申請(外回り)はこの補助者が行うことが多いようです。補助者という呼び方に対して司法書士(事務所のボス)を本職と呼んでいますが、本職が外回りで飛び回ることは、あまりありません。電話やメールによる質問に答えたり、接客したり、申請書類の確認をしたり、はたまた私のように業務日誌を書いたりで1日が終わってしまいます。長々と説明してきましたが、要は私が太った理由を書いてる訳です。
もともと高校の頃、理系だったため、医者の友達が多いのですが(明日の新郎もそうです)、会うたびに「いいお客になったね。(成人病一直線だね。)」と言われてしまってます。このままじゃいけないと頭では理解していますが、重りをぶら下げた体が言うことをきいてくれません。買ったばかりの礼服がブカブカで着れないということになるべく、多少努力していきたいと思います。
P.S.
太ったというネタでよく「当事者出頭主義」に辿り着いたと我ながら感心してます(笑)。