ウィルコムの話の続きもずっと放置しております。
今日は、次のニュースの現場の話にしようと思いましたが、ちょっと横道へ。法律とは全く無縁のお話です。
今回の徳之島の講演には、夏休みということもあり、子供も連れて行きました。
もちろんきれいな海には、子供も私大満足したのですが、ここまで来てやらなければならないのが、クワガタ採取。
本土のクワガタとは違う亜種のクワガタがいます。今日はそんな亜種のクワガタ採取の時の話。
徳之島は1周2時間くらいで回れる島。クワガタも海岸沿いにはいないと思いますが、山に入ればたくさんいるようです。
「これからクワガタ捕りに行こうかな。」と準備していたら、ホテルの方々に「ハブが出るから林なんかには入らないようにね。」
と念を押されました。仕方ないので、電灯や自動販売機の明かりを中心に狙うことに。
海から離れて山の中、山の中へと車を進ませます。ある程度クワガタが捕れたら、カーナビでホテルに戻ればいいので、
ずいぶん簡単な昆虫採取です。
さすが大自然のままの徳之島。自動販売機狙いだけでクワガタも簡単にゲットです。山の中へ進み、
しだいに電灯や自動販売機の明かりが少なくなってきました。
「そろそろ帰ろう。」
そう思ってカーナビをセット。当然道は知りません。
ナビのとおりに進みます。20分程走ったでしょうか。一向に明かりが見えてきません。
気付くとさっきからずっと全く明かりのない山道を走っています。
道はどんどん細くなります。
「こんなとこで脱輪でもしたら、シャレにならん。」
慎重に運転します。
更に道が細くなります。依然明かりは全くありません。いくらカーナビがあってもかなり不安になってきました。
子供にこの不安が伝わるとまずい。。。
そんな時、Y字路に。
カーナビだと右っぽい。
子供に聞くと左じゃないかと言います。
多少の不安の中、右の道へ。
しばらく行くと真っ暗な中、
たくさんのお墓が。
「(ぎゃー。)」
子供を不安にさせるとまずい。
でも心の中で叫ぶ。叫ぶ。
「(ギャー、助けて〜。」」
冷静に、そして明るく振舞おうと思ってもこの状況はヤバイ。
お墓の前の細い道を慌てながらも慎重にUターン。
脱輪スレスレ。泣きそう。
必死の思いでそこから脱出し、さっきのY字を左へ。
しばらく行くとやっと明かりが見えてきました。
ハブには遭遇しませんでしたが、人生で一番怖いクワガタ採取となりました(笑)。