2007年09月19日
禁固と懲役の違い
今日は素人向け。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">元カラオケ店員に禁固3年求刑=宝塚8人死傷火災−神戸地裁(9月19日時事通信)
兵庫県宝塚市のカラオケ店で1月、客8人が死傷した火災で、
業務上過失致死傷と業務上失火の罪に問われた元同店アルバイト店員の論告求刑公判が19日、神戸地裁で開かれた。検察側は
「調理中に火元を離れて火災を引き起こし、注意義務違反の程度は甚だしい。責任は重大」として禁固3年を求刑した。
元NHK記者、懲役7年確定=連続放火、上告せず(9月19日時事通信)
大津市と大阪府内で連続放火事件を起こしたとして現住建造物等放火などの罪に問われ、1、
2審で懲役7年の判決を受けた元NHK大津放送局記者は、上告期限の19日午前零時までに上告せず、大阪高裁判決が確定した。
いずれも今日のニュース。どちらも「ふ〜ん。」といった内容でしょうか?よく読むと最初の記事は「禁固」、そして次の記事は「懲役」。
普段ニュースではよく耳にするこの「禁固」と「懲役」、違いはご存知でしょうか?どちらも塀の中に入るのは同じ。
禁固は主に政治犯や過失犯。8名死亡したカラオケ店の店員は殺そうとした訳でなく、業務上過失致死傷、過失犯だから「禁固」です。
となると○○団の犯罪はもちろん「懲役」がメイン。
(ちなみにこの写真の中にあるものは全て塀の中の人々が作成したもの。一般の方も購入できます。)
なんとなく感覚では分かっているけれど、正確に違いがお分かりでしょうか?刑法を勉強したことのある方には申し訳ないですけど、
さて問題。
よく耳にするこの「禁固」と「懲役」、違いは?
A 塀の中にいる期間の長い短い
B 塀の中でテレビや雑誌が見れる見れない
C 塀の中で労働の義務があるない→これが正解
D 今までに前科があるない