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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年03月15日

ネタはあるけど。。。

フジテレビの公開買い付け(TOBってやつです。)に取引先である数社がそれに応じましたが、その中の東京電力の個人株主が怒ってます。場合によっては株主代表訴訟を起こされそうです。こんな怒れる株主が出てくるだろうなあと思っていましたが、やっぱり登場しました。

この件を始め、ニレコのポイズンピルやフジテレビのクラウン・ジュエル。ホリエモンの影響は、様々な日誌のネタを落として行ってくれます(笑)。ネタはあるのに、時間がありません。落ち着いたらゆっくり書きます。短くてすみません。。。

2005年03月11日

忙しくて。。。

去年の10月の終わり頃、「会社法制の現代化要綱案」の話をちょっとしました。基本的には、「この内容で決まり!」というところまで行っていたと思ったら、思わぬところで横やりが入ってしまいました。あのライブドア騒動で警戒論が出てしまったようです。外国株式を対価に合併を認める部分がどうやら先送りとなりそうです。

警戒するのは悪いとは思いませんが、1年先送りすることによるデメリットも十分に考慮して判断してもらいたいもんです。

2005年03月08日

ソニーのトップに初の外国人

日本企業の代表格ともいえるソニーのトップに初の外国人が起用されました。出井会長の後任となるハワード・ストリンガー氏のインタビューを見ていて思ったのですが、英語で日本人を○○sanと呼ぶところなど昔のサラリーマン時代を思い出してしまいました。ニックネーム(呼び捨て)に慣れていない日本人を呼ぶには、やはり「○○san」がいいような気がします。

軽視した相手を呼び捨てにすることの多い(もちろん微妙なニュアンスで違いますが)日本の文化に慣れ親しんだ当時の部長(英国人)は、社内で敢えて私だけに「Harada」と呼び捨てにしていました。(かなり敵意を感じていました。)

そんな殺伐とした社内でしたから、社内人事には一喜一憂していました。他人事では済まされませんから、お客を向いてする仕事より、社内人事に良い効果がでる仕事を優先していたりしました。やがて社内を向き続けた仕事が中心となり、仕事に魅力を感じなくなっていきました。結局このあたりが退職する理由のひとつとなり、司法書士という次の仕事を選ぶきっかけになりました。今現在は、自分の仕事に満足していますから、当時の部長には(ある意味)感謝しています(笑)。

ソニーはグローバル企業ですから、外国人がトップとなっても違和感はありませんが、実際に働いている社員はどんな気持ちなんでしょう?今後社外取締役がより機能していけばいいですね。日本の会社もこんなスタイルに移行していくのでしょうか?

2005年03月07日

韓国での民法改正

今日は、新不動産登記法の初日でした。幸いなことにうちの事務所は、無難に業務終了しました。皆さんはどうでしたか?法務局の相談窓口は、商業・法人登記部門が混んでいるのが普通ですが、さすがに今日は不動産登記部門が混んでいました。しばらくは手探り状態が続くと思いますが、頑張っていきましょう。

さて今日は、ヨン様ブームなどで人気のお隣韓国のお話。最近民法の改正が可決され、2008年に施行されます。男性中心の戸主制が廃止されますが、有名なところでは、「同姓同本」が廃止されます。

日本には約30万種類あると言われている苗字ですが、韓国では、300種類ぐらいしかありません。韓国では上位の「金」「李」「朴」の苗字で全体の40%を超えるます。苗字が少ないだけでは問題がないはずですが、韓国には「同姓同本不婚」というものがありました。この「同姓同本不婚」とは、祖先・出身地を同じくする同姓の結婚ができないというルールのことです。97年に違憲であるとして認められたようですが、ようやく今回改正となったようです。改正されるとはいえ、まだまだタブーの感があるようで、このあたりのテーマを扱う今はやりの韓国ドラマも多いようです。

ちなみに日本ではイトコ(4親等)と結婚できますが、世界には3親等でOKの国もあるようです。私は3親等との結婚にはかなり抵抗がありますが、皆さんはどうでしょうか?

2005年03月03日

ホリエモンのお手柄

ちょっと前までは、「新株予約権」といっても一般の人のほとんどが知らない用語だったのに、今ではほとんどの人が理解していなくても、聞いたことがある用語になりました。街頭で「この言葉を知っていますか?」みたいなインタビューがありますが、この一連の買収騒ぎがなかったら、少なくとも女子高生が知っている用語ではなかったはずです。でも今なら、数人は「聞いたことある。」と答えるのではないでしょうか?

同様に、この日誌で「今日は新株予約権のお話。」とか書いたら、以前ならすぐに読み飛ばされそうなテーマだったはずです。また以前よりは、新聞に商法に関する部分が丁寧に解説されたりしてきているようです。多少ではありますが、商法に関心を持つ人が結果的に増えたのは間違いない事実で、こればっかりは、ホリエモンのお手柄でしょう。

一応このサイトの基本コンセプトは、「一般の方にも分かりやすく法律をテーマにした内容をお届けする事」です。買収騒ぎのようなインパクトがなくても、一般の方が興味を持てる内容を提供していきたいと思います。最近ネタにいいオチがなくてちょっと気にしています(笑)。

話は変わりますが、明日は旧不動産登記法最終日です。ややこしい案件は明日中に申請しましょうね(笑)。