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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2010年05月11日

夢の実現に皆さんはいくらまで払えますか?

私が子供の頃、同級生や先生は皆「原田君は将来昆虫博士になるもの。」
と断定されるくらいの昆虫オタクでした。(今でもヘラクレスは飼育しています。。。)

さてそんな子供の頃の夢を思い出させてくれるニュース。

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いすみ鉄道:
夢へ発車オーライ 乗務員訓練生4人に嘱託書 期待と不安を乗せ(5月11日 毎日新聞)
 第三セクター「いすみ鉄道」(本社・大多喜町、鳥塚亮社長)は10日、
訓練費700万円の自己負担を条件に採用した乗務員訓練生4人に嘱託書を手渡した。社会人を対象に「少年時代の夢をかなえませんか」
と呼び掛けた全国初の列車乗務員訓練がスタートした。(略)
 4人は社内研修後、学科試験に向けて教習を受ける。合格後は約1年間の乗務訓練を経て実技試験に挑み、
合格すれば契約嘱託乗務員に採用される。

鉄道オタクには、たまらない募集。
http://www.isumirail.co.jp/topics/100305.html

700万円の自己負担がとんでもない募集に見えますが、子供の頃からの夢をかなえるためには、
このくらいの出費は覚悟されているようです。

夢を膨らませるのには、お金がかかりませんが、夢を実現するには多少なりともお金がかかるもの。

どんな業界であれ、修行時代は貧乏なもの。司法書士の研修期間だって無給は当たり前。更に数年間の受験生時代がありますから、
司法書士になるまでかなりのお金がかかります。私は退職金とストックオプションがありましたから、受験生時代はなんとかなりましたが、
金銭面で苦労されて合格された方は多いようです。

そんな世間の常識がある一方でこんなニュースも。

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司法修習生:
無給あんまり 日弁連が対策本部(毎日新聞 2010年4月16日)
 国が司法修習生に給与を支給する「給費制」が廃止され、11月から生活資金を貸し付ける「貸与制」が導入されることに対し、
弁護士や修習生から反対の声が上がっている。

お金持ちしか法曹になれないとか色々な問題点を指摘されているようですが、貸与があるだけましな世界ではないでしょうか?

 

皆さんは子供の頃からの夢の実現に皆さんはいくらまで払えますか?