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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2010年01月19日

負債総額は2兆3221億円がピンとくる人たち

日本航空とその子会社が、会社更生法の適用を東京地裁に申請しました。、
負債総額は2兆3221億円と規模が大きすぎてピンとこないくらい。

このニュースは不況・不況の典型でありますが、暗いニュースは置いといて、不況が気にならない人々もいるにはいるようです。

 

Forbesが選んだ日本の富豪トップ40 2010年版

 

ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏・・・92億ドル

サントリーホールディングスの社長佐治信忠氏・・・86億ドル

森トラスト・ホールディングの社長森章氏・・・61億ドル

ソフトバンク社長の孫正義氏・・・56億ドル

 

 

さきほどの日本航空の負債総額は2兆3221億円がピンとこないと申し上げましたが、こちらの方々は、
十分に2兆という金額が想像できる方々。

 

「だいたい俺の資産の2倍強の負債か」

 

と思ってらっしゃるのかもしれません(笑)。

 

バブル崩壊を経験しているので、個人的に株に手を出したりはしていません。当然、日本航空の株でやられることもありません。
投資しないのは手堅く賢い手段のように見えます。

しかしここに紹介されている方々は別。全ての資産を円で保有するだけでも大変なリスク。
為替が1円変動するだけで92億円が増えたり減ったりします。。。

資産を円で保有するだけでも大変なリスクと感じられる身分になりたいもんですねえ(笑)。

2009年12月22日

子供司法書士って何?

突然ですが、「子供司法書士」って知ってますか?

 

今年の流行語大賞トップ10に入った子供店長なら有名なので、ほとんどの方が知ってると思いますが、「子供司法書士」???

加藤清史カくんがやるの???

 

いえいえ、これは日本司法書士会連合会が、TBS系列28 局ネットで提供する《解決TV》に登場する番組進行役。

六法片手に任意後見、クーリングオフ、相続時の登記の必要性などをズバッと解決してくれるのが「子供司法書士」らしい(笑)。

 

放送日時毎週月〜金曜13時50分〜13時55分
ネット局CBC発TBS系全国28局ネット
来年01/08(金)〜03/26(金)の12 回。

 

予算の関係で5分枠の番組のようですが、やらないよりは格段にまし。

来年の流行語大賞とまではいかなくても、ちょっとはメジャーになれるでしょうか?

 

予算で苦労している司法書士とは対照的に、予算なしでも、

 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの嵐の「櫻井翔」や「堀北真希」が行政書士に扮し、バンバン有名にしてくれるのが、同じTBSの『特上カバチ
!! 』

 

あらすじ↓
http://www.tbs.co.jp/tokujyokabachi/story/

 

 

「櫻井翔」が司法書士役だったらなぁ(笑)。

 

 

いや、せめて子供司法書士が加藤清史カくんだったらなぁ(笑)。

2009年12月10日

都立中央図書館で無料法律相談会

さぼっておりました。
正確には、火曜日は都立中央図書館で無料法律相談会をやっておりました。(ちなみに今年の2月の記事
水曜日は接待。忘年会が続きますので、今月の更新は例年と同じく困難な状況になりそうです。。。

ちょっと中央図書館での法律相談の話。

都立中央図書館は法律情報サービスを行っており、法律関連の書籍がものすごく充実しています。
うちの事務所で継続して購読している雑誌は登記情報や商事法務などわずかですが、さすが図書館。(以下都立中央図書館HPより)

『JCAジャーナル』 月刊 日本商事仲裁協会
『Law & Technology』 季刊 民事法研究会
『アイソス』 月刊 システム規格社
『アメリカ法』 半年刊 日米法学会
『エヌ・ビー・エル(N・B・L)』 半年刊 商事法務
『別冊エヌ・ビー・エル(N・B・L)』 不定期 商事法務
『大原社会問題研究所雑誌』 月刊 法政大学大原社会問題研究所
『外国人登録』 月刊 テイハン
『外国の立法』 隔月刊 国立国会図書館調査及び立法考査局
『会社法務A2Z』 月刊 第一法規
『環境管理』 月刊 産業環境管理協会
『企業会計』 月刊 中央経済社
『銀行法務21』 月刊 経済法令研究会
『金融・商事判例』 半月刊 経済法令研究会
『旬刊金融法務事情』 旬刊 金融財政事情研究会
『空法』 年刊 勁草書房
『警察学論集』 月刊 立花書房
『刑事弁護』 季刊 現代人文社
『刑政』 月刊 矯正協会-
『刑法雑誌』 季刊 日本刑法学会-
『ケース研究』 季刊 家庭事件研究会-
『月報司法書士』 月刊 日本司法書士会連合会
『月刊憲法運動』 月刊 憲法会議
『公益法人』 月刊 公益法人協会
『公正取引』 月刊 公正取引協会
『公法研究』 年刊 日本公法学会
『公務員関係判例研究』 季刊 三協法規出版
『公務員関係判決速報』 月刊 三協法規出版
『国際法外交雑誌』 季刊 国際法学会
『国家学会雑誌』 隔月刊 国家学会事務所
『国際商事法務』 月刊 国際商事法研究所
『国際税務』 月刊 税務研究会
『戸籍』 月刊 テイハン
『戸籍時報』 月刊 日本加除出版
『裁決事例集』 半年刊 国税不服審判所
『裁判所時報』 半月刊 法曹会
『自治研究』 月刊 第一法規
『私法』 年刊 日本私法学会
『私法判例リマークス』 半年刊 日本評論社
『自由と正義』 月刊 日本弁護士連合会
『ジュリスト』 半月刊 有斐閣
『ジュリスト 増刊』 不定期 有斐閣
『別冊ジュリスト』 不定期 有斐閣
『旬刊商事法務』 月3回刊 商事法務研究会
『訟務月報』 月刊 民事法情報センター
『税法学』 半年刊 清文社
『税務弘報』 月刊 中央経済社
『税務事例』 月刊 財経詳報社
『税理』 月刊 ぎょうせい
『捜査研究』 月刊 東京法令出版
『速報判例解説』 半年刊 日本評論社
『知的財産法研究』 年3回刊 萼工業所有権研究所
『調停時報』 年3回刊 日本調停協会連合会
『登記インターネット』 月刊 民事法情報センター
『登記研究』 月刊 テイハン
『月刊登記情報』 月刊 金融財政事情研究会
『時の法令』 半月刊 国立印刷局
『日本経済法学会年報』 年刊 有斐閣
『判例時報』 旬刊 判例時報社
『判例タイムズ』 半月刊 判例タイムズ社
『別冊判例タイムズ』 不定期 判例タイムズ社
『判例地方自治』 月刊 ぎょうせい
『比較法研究』 年刊 比較法学会
『ビジネス法務』 月刊 中央経済社
『不動産鑑定』 月刊 住宅新報社
『不動産法律セミナー』 月刊 東京法経学院出版
『法学協会雑誌』 月刊 法学協会事務所
『法学教室』 月刊 有斐閣
『法学セミナー』 月刊 日本評論社

などなどこれでも一部(笑)。

登記関連でこの3冊を購読しているのも渋いですけど、
『登記インターネット』 月刊 民事法情報センター
『登記研究』 月刊 テイハン
『月刊登記情報』 月刊 金融財政事情研究会

司法書士の典型的な業界紙『月報司法書士』まであります。

 

これだけ充実した施設での法律相談ですので、相談者も豊富な書籍で十分に勉強されて相談会に臨まれています。

しかしながら専門書の一点を集中的に読まれても、全体としては判断を間違えてしまっていたりされます。

豊富な書籍に囲まれて、一人で悶々とお調べになるよりも、司法書士会を始めとした、
色々なところの無料の法律相談会に出られたほうがよろしいかと思います。

話の流れとはいえ、露骨に行数稼ぎしましたことをお詫びします(笑)。

2009年11月16日

知られざる書体の世界 フォントにあった怖い話

これらの漢字読めますか? もしくは見たことありますか?

墸 壥 妛 彁 挧 暃


椢 槞 蟐 袮 閠 駲

 

一応あなたのパソコンでも表示可能な文字です。

どこかで見たような見ないような漢字ですね。

 

司法書士という商売柄、「文字」「フォント」にはうるさい方だと思っていました。

(そのあたりの背景については、初期の頃のブログ
「60数年生きてて知らんかった。」
をご覧下さい。)

康煕字典を持っていれば、最初にご紹介した文字の読み方ぐらいわかると思っていましたが、知らないことがまだまだあるもんですね。

実は今日のネタ元は、先日放送された「タモリ倶楽部」の「知られざる書体の世界 フォントにあった怖い話

 

実はこれらの漢字は「幽霊文字
と呼ばれるものだそうです。

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『ウィキペディア(Wikipedia)』
によると、
幽霊文字(ゆうれいもじ)とはJIS基本漢字に含まれる、典拠不明の文字の総称。幽霊漢字(ゆうれいかんじ)、幽霊字(ゆうれいじ)
とも呼び、英語ではghost charactersと訳される。

 

パソコンなどでも表示できるためには、JIS基本漢字に含まれていなければなりません。

ご紹介した12文字は、JIS基本漢字に含まれているけれど、どの辞書にも載っていない、使い方や用例もわからない正体不明の文字。

元々は、ただの誤植か何かが原因のようです。

だったらこんな文字は廃止すればいいと思いきや、文字の配列を変更すると混乱が大きいので見送られているようです。

毎回、タモリ倶楽部は、マニアックなテーマを扱うので、敬遠される方もいると思いますが、今回ばかりは、
興味深く拝見させて頂きました(笑)。

2009年11月12日

確定申告はやろーぜ!

ちょっと古いニュースで恐縮です。

国税局がからんだニュースといえば、司法書士か弁護士と思いきや、「僕の先生は〜」でお馴染みの茂木健一郎氏がこのありさま。

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茂木健一郎氏:多忙で申告せず…
3年で3億円 国税局指摘(毎日新聞 2009年11月10日)
 
脳科学者の茂木健一郎氏 脳科学者の茂木健一郎氏(47)が06〜08年の3年分の確定申告をしておらず、
東京国税局から約3億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。無申告加算税を含む追徴税額は約1億6000万円で、
修正申告したという。重加算税はなかった。茂木氏は毎日新聞の取材にメールで
「毎日朝から夜まで仕事に追われている状況がこの数年続いており、個人事務所もアシスタントも持たない私の能力では(確定申告を)
処理しきれない状況でした」と回答した。(略)

Ahaムービーなどテレビで大活躍し、ノーベル賞にも近いと言われている天才脳科学者であるのは皆さんもご存じでしょう。

このくらいは、当然稼いでいるとは思いましたが、この人は天才なのかどうなのか?

いくら忙しいとはいえ、3年も確定申告していないでいられる感覚は、脳を活用しているからなのか?

「俺って天才だから、確定申告も(時間があれば)楽勝。税理士なんていらないいらない。」みたいな感覚なんでしょうか。

もし、彼に登記しなければならない案件があったとしても「俺って天才だから、不動産登記も(時間があれば)楽勝。
司法書士なんていらないいらない。」という思考回路の持ち主なんでしょうか?

研究に没頭しすぎて、忙しすぎて、じゃあ困ります。

この先生好きだっただけに、しょーもないことで報道されて残念。

ちなみに
彼のブログ「クオリア日記
でも謝罪されてます。

ブログは結構マメに更新されているようですが、

 

「そんな暇あるなら、確定申告せい。」

 

とつっこみたくなります。

では。