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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2006年11月07日

司法書士の生涯給料

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給料ネタは評判がいいので、司法書士の生涯給料のお話。

まずは、こちら『生涯給料1000社ランキング
をご覧下さい。

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これによると、生涯給料は
1位 キーエンス 6億1532万円
2位 朝日放送 5億7570万円
3位 フジテレビジョン 5億7243万円

となっており、トップ10にマスコミ関係が5社入っています。

じゃあ司法書士の生涯収入はどれほどでしょうか?

司法書士の年収が1400万円だの、それは売り上げだの諸説ありますが、司法書士は当然サラリーマンではありません。
定年退職がない代わりに、退職金もありません。

司法書士は何歳から働いているのか?
今年の合格者の平均年齢は30.74歳。平成17年が31.59歳。平成16年が31.15歳となってますから、
平均するとだいたい31歳ぐらいから登録可能でしょうか?

じゃあ何歳まで働けるのか?

私の師匠T先生は80歳を超えていらっしゃいますが、まだまだ現役。
しかしここまで頑張られる方もそういらっしゃらないと思われますので、65歳〜70歳といったところでしょうか?
(公証人の年齢ぐらいまではいけるでしょう。)

となると平均して34年から39年は司法書士で飯を食うことになります。
単純に予備校の噂である司法書士の年収を1400万円とすると、

1400万円×34年=4億7600万円
1400万円×39年=5億4600万円

なんとめでたくトップ10入り!

合格率やスタートできる年齢を考えると、このくらいは欲しいところでしょうが、実際どんなかんじなんでしょうね???

 



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2006年11月07日

法テラスがスタートして1ヶ月。

さて、10月に鳴り物入りでスタートした法テラスですが、1ヶ月たったところでやはり運用上の問題点があるようです。

中日新聞によるとこの1ヶ月で東京・大阪弁護士会に転送した4488本の電話のうち、つながったのは738本。
いつも話し中という情けない状況です。そんなある意味うれしい悲鳴(?)ならともかく、群馬の法テラス地方事務所では、1日あたり7・
8件というなんとも寂しい状況です(毎日新聞)。混んで困っているところがあるかと思えば、閑古鳥が鳴いているところまで。。。
なんとか改善してもらわないと税金の無駄使いといわれても仕方ありません。

悲惨な1ヶ月の運用実績にしびれを切らしたのか、あの手この手で広告を開始したようです。

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駅構内や、
車内の中吊り・窓上広告

新聞広告

ラジオCM

「生島ヒロシのおはよう一直線」(月〜金/5:30〜6:30)
「中村雅俊マイホームページ」(月〜金/17:05〜17:15)

年間約120万件の問い合わせを見込んでいる法テラス。予定では1ヶ月20万件という数字です。

さて問題。
法テラスが業務開始して1ヶ月の相談数は

A 1万4000件
B 4万4000件
C 14万4000件
D 21万4000件

Dなら順調な数字ですが、正解は→B

2006年11月02日

不動産登記と商業登記の割合(統計)

朝起きて、日経新聞の「春秋」を読むと、前日のブログと同じネタが掲載されていたりします。突拍子もない良いネタとからめてくると、
思わず「流石。」と感心してしまいます。

読んでしまった後に、「何でブログ書く時に気づかなかったの?」と自分を責める時もあったりしますが、
筆で生活している者との差ですね。でも昨日の話にあった西高理数科時代の友人に私と同じ私立文系に進み、
日経の記者になっているのがいますが、あんなのが書いていると思うと「ちと悔しい」ですね(笑)。

今日の「春秋」では、今回の政府の対応を「補修徳政令」と呼び、北条貞時を思い出させる仕上がり(うまいなぁ。。。)

という事を考えつつ、ネタを探していたら、すっかり遅い時間になってしまいました。前置きがずいぶん長くなってしまいました。

 


 

さて司法書士のメインのお仕事である「登記の統計」のお話。

私が支部長をしている港支部は、他の地域に比べ、商業登記と言われる会社関連の登記を中心にやっている司法書士が数多くいます。
中には、「不動産登記はほとんどない。」という猛者もいます。

うちの事務所も会社関連のお仕事が多いほうですが、それでも申請件数でいくと不動産登記の方が実は多かったりします。
司法書士試験問題の割合で行くと不動産登記6割商業登記4割ぐらいですから、仕事もそんな割合なのかなという感覚がありますが、
実際どうでしょう?

さてここで問題。

平成17年における不動産登記と商業登記の申請合計件数は、
19,558,898件。そのうち商業法人登記の占める割合は?

A 約1%
B 約10%
C 約20%
D 約40%

意外と少ないですね。正解は→B

2006年11月01日

高校の履修漏れ問題

最近、高校の履修漏れが問題になっています。灘高校などの有名私立でも履修漏れが発覚したり、
茨城県の校長が自殺したりと日に日に問題が大きくなっています。

残念なことに私の母校や当時私を虐めていた先生が教頭をやられている高校でも履修漏れが発覚しました。
有名校への合格至上主義など今に始まった問題ではありませんが、高校教育をどうやるべきかなど検討するいい機会のような気もします。

受験を控えた生徒への配慮のつもりだったのでしょうが、ここで問題が大きくならなければ、
このままの体制は続いていたんだと思いますね。

私が高校生の頃、若い方には死語ともいえる共通一次なるものがありました。
国公立の大学を受験するには5教科7科目を受験しなければならないものです。理科・
社会はそれぞれ2科目選択しなければならない時代でしたので、当時は今回のような問題はありませんでした。

それどころか、私は理数科だったので、
大学受験を控えた高校3年の頃は、週52時間(月〜金は午前5時間・午後4時間、土午前5時間午後2時間)
のうち受験に関係ある授業は16時間しかありませんでした。。。当時、英語・国語・日本史のみが受験科目であった私は、
数Vや化学Uも強制的に授業を受けさせられていました。(素直に地方の医学部に進学するという楽な方法もあったはずですけど。。。)

当然数Vや化学や物理など私立文系の生徒には全く意味のない授業・課題を強制されていましたので、
今回のような全国的な過保護状態は羨ましくもあります。今回の履修漏れで謝っている教頭先生が、
私立文系の私に理系科目を強制していた人と同一人物というのが、ちょっと想像できません(笑)。それだけ時代が変わった、
あるいは時間が経ったということなんでしょうか。

数Vなどはハンデのつもりで勉強していましたが、今考えると司法書士としての事務処理能力向上には役にたっているのかもしれません。
皮肉なもんです(笑)。

2006年10月30日

目指せ司法書士!

金曜日もブログの更新できずに失礼しました。他支部の司法書士と勉強会という名の飲み会に出ておりました。。。


前回の「次の人の名前に値段がついているのは?」
の正解は私、原田正誉でした(笑)。
ただ単純にアマゾンが本の広告を出しているだけ。
こんな名前にまで値段が付いてしまうとは、すごい時代になったもんです。

NHKで『あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑 「身近な町の法律家!司法書士」』の再放送がありました。そのためかどうかわかりませんが、
掲示板に質問がありました。微妙な問題ですが、あえて釣られてみます。

『司法書士になりたいと思っているのですが、
出身大学は一流の大学であろうと偏差値40位の大学であろうと関係ないのですか?また学部はどこでも良いのですか(農学部とかでも)?』

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別に一流大学の出身でなくても、また偏差値40の大学であろうとも、また法学部と全く関係のない学部でも司法書士を目指せますし、
中には合格する人もいると思います。もちろん私の知り合いでもいます。

私は学歴が全てとは思っていませんが、学歴は、少なくとも青春真っ只中の遊びたい年齢の頃に、
遊びを我慢してある程度の努力をしたことへの評価であるとは思います。色々な事情(家庭の事情・部活動)で、
受験の時間が確保できなくても、抜群の要領の良さ(事務処理能力の高さ)で高学歴となった人も知り合いには、たくさんいます。

高い事務処理能力は、司法書士の業務には不可欠なものだと思いますし、司法書士試験を受験されたことのある方は、
司法書士試験がとんでもないレベルの事務処理能力を問われるものだというのはご存知でしょう。

元々受験戦争を勝ち抜いた人は、受験勉強の仕方が分かっています。そんな人でも2〜3年は費やしてしまう司法書士試験。
過去にあまり受験勉強していない方が、カバーするには過酷なボリュームがある試験です。余程の気合がないと挫折するのは、
目に見えています。私のブログや他の現役司法書士のブログなどで司法書士の実際のところなど、
もっと研究されてからでも遅くないような気がします。
 
多くの方が司法書士を目指すのは、この手のブログを書いている私には喜ばしいことです。ただ生半可な気持ちでは合格できません。
1日10時間勉強できるか、休日にでも挑戦してみて下さい。