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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2006年10月26日

人の名前にも値段が

お客さんと飲みに行くので、今日は数日前のクイズの解説と問題のみとします。

ネット上では、色々な言葉に広告費がついているお話をしました。

次の士業のうち、1クリックのネット広告費が最も高いのは?

A 弁理士
B 行政書士
C 社会保険労務士
D 不動産鑑定士

答えはCの社会保険労務士の340円です。ちなみに弁理士は70円、行政書士は149円、不動産鑑定士は60円でした。

飲みに行くのでいきなり問題。

次の人の名前に値段(アドワーズ)がついているのは?

A 島田紳助
B 劇団ひとり
C 原田正誉

正解は→ランキング

 

2006年10月25日

合同会社(日本版LLC)への組織変更 2

英語表記だとカッコいいLLC(Limited Liability
Company)
こと合同会社
の組織変更のつづき。
昨日は日本語の合同会社がイマイチの名称だというだけのくだらない内容でしたので、今日はANAのスキームを説明する前に、
「合同会社とは何か?」からご説明します。

合同会社(LLC)は、法人格があり、出資が有限責任であり、
また内部のルールが柔軟な会社法から導入された新しい会社類型です。
まだ分かりにくいですね。。。

会社法が施行されるまでの日本の会社類型は、出資者は出資額の範囲しか責任を負わない「有限責任社員」で構成される「株式会社」と
「有限会社」、そして責任が出資額に限定されない「無限責任社員」が含まれる「合名会社」と「合資会社」
という4パターンの会社類型しかありませんでした。

合同会社は、
今までの合名会社や合資会社と違って、出資額までしか責任がありません。
かといって株式会社のような利益配分が出資した金額の比率に拘束されるようなタイプでなく、内部で決めたルールで柔軟に運営できます。

ちょっとは分かってきましたか?

元々は「アメリカにあるLLCが便利そうだなあ。」という経済界の熱い要望で会社法に導入される目玉でもありました。

まずは、比較表を見て下さい。(こんな表でも作成には時間がかかるんです。。。)

 


 


株式会社(注1)


有限会社(注2)


LLC (注3)


LLP


(注4)


法人格





×


パス・スルー課税


×


×


×



出資者の有限責任






内部自治






組織変更





×


決算公告義務



×


×


×

 

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(注1)譲渡制限のある非公開株式会社
(注2)かつての有限会社、現行の特例有限会社
(注3)合同会社
(注4)有限責任事業組合

 

明日は合同会社ネタのつづきでなく、軽めネタがいいですか?

2006年10月23日

あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑 司法書士の巻

今までNHKの受信料問題で否定的な意見を述べてきましたが、今日はNHKの番組ネタ。

今日NHKで、『あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑 
「身近な町の法律家!司法書士
」』という30分番組が放送されていました。
高知市の司法書士事務所に勤務して3年目の司法書士林真貴さんが主人公です。

最近は、マスコミに司法書士が姿を現すと、どうもマイナスイメージの事件という情けない状況が続いていましたが、
やっとプラスイメージの司法書士像が放送されていました。

会社設立の仕事、不動産の立会い、クレサラ関係と彼女の1日を紹介。
最後には簡裁での訴訟代理と幅広い司法書士業務の魅力を十分にアピール、NHKが制作ということもあり、かなり立派に出来上がっていました。
(司法書士会のお偉いさんが見ても、たぶん満足な仕上がり(笑)。)

私みたいな都市型の偏った司法書士の仕事を紹介するよりも、ずっと好印象です。

番組では、あらゆる司法書士業務をこなす司法書士像でもありましたから、
あんな仕事してみたいと思う司法書士試験受験生は少なくないと思います。でも何回か司法書士試験に不合格、合格のため
「1日10時間の勉強を続けた林さんは・・・」という厳しい現実は、司法書士受験生にはちと辛そうではありましたが。。。

司法書士業務の説明の一部に「所有権設定」という文字が出てきたところはご愛嬌でしょうか(笑)?これ以外は、
あまり変な突っ込みをしなくてもいい番組です。10月27日(金)深夜24時からNHK教育テレビ再放送されますので、
ご興味がある方は是非チェックして下さい。
 

2006年10月17日

ロト6で3億2000万円


もったいぶってしまいましたが、昨日の正解はCの宝くじ。正確にはロト6で3億2000万円当てた方がブログを更新しています。
是非ご覧あれ!

http://blog.livedoor.jp/sereb1/

宝くじを当てたばかりに人間関係が崩れたり、精神的に壊れたりと羨ましいと断定はできない高額宝くじ当選ですが、でも羨ましい。。。
気が向いた時(2〜3年に1回)くらいで宝くじを買うこともありますが、当たるもんじゃないですから。

金銭感覚が麻痺してしまうのも仕方ないでしょう。高額の宝くじに当選した方の労働意欲は如何ほどのものなのか?頑張れと言っても
「嫌だ。」と言われそう(笑)。

爆発的に売れる漫画家になってしまって、
たぶん喰うには一生不自由しないだろうなと思われる人気漫画家もヘタすると高額の宝くじに当選した方と同じような悩みを抱えてしまいそうです。

人気漫画家も大勢いますが、そんな方々の偉いのは継続して漫画を描いていること。鳥山明氏も「Dr.スランプ」
で地位を築いたはずなのに、「DRAGON BALL」・ドラクエのキャラクターデザインと継続してお仕事を続けられています。

長者番付にランク・インしている方々でも同じことが言えます。余程仕事が好きでないと続けられるものでもないです。
高収入の対価はそれなりに高いものですから、辛いはずなのに、皆さんご立派。

私が高額宝くじに当選しても司法書士は辞めないと思いますが、たぶんブログの更新は続けられません(笑)。

クイズなしでも応援して下さい。。。_(._.)_ 

2006年10月16日

ビル・ゲイツ氏の時給のつづき

前回のビル・ゲイツ氏の時給のつづき。

純粋なマイクロソフトの会長としての報酬を時給に換算すると

A 1000円
B 3万円
C 100万円
D 3000万円

前回の正解はBの3万円です。

「たった3万?」汗水垂らして働く時給としては、たった3万円です。たったとはいえ、日本の1位の弁護士の時給の3倍はありますけどね(笑)

1時間に4754万円もの資産が増えていく人の時給としては、かなり少ない印象を受けられるのではないでしょうか?
サラリーが2時間ちょっとで稼げてしまいますもんね。。。

それでは計算の根拠。
ビル・ゲイツ氏のマイクロソフト会長(ある意味サラリーマン)としての報酬は約61万ドル、
賞与が35万ドルなので合計100万ドル弱(2006年)

円換算すると
100万ドル×119円=1億1900万円

1日では
1億1900万円÷365=32万6000円

いくらあのマイクロソフトの会長でも24時間は働かないでしょう。
お昼休み1時間(←ちょっと日本的です(笑)。)を挟んで半日働くと仮定すると

32万6000円÷11時間=約3万円

となります。

実際長めのランチを楽しんでいる間に1年分の報酬が勝手に増えてしまいます(汗)。

彼の報酬が高すぎると当然マイクロソフトの株価にも影響しますから、「このくらいが妥当でしょ。」
的な発想で決まっているんでしょうかね?

生涯賃金をはるかに超える資産を有してしていると、なかなか働くモチベーションがないと思われますが、皆さんはどう思いますか?
いくらあったら仕事やめますか???私は10億で、司法書士廃業します。いや5億かな(笑)。

100年分の年収を、一瞬で手にしてしまった方がブログを書いています。楽しいことより辛いことの方が多いような内容ですが。。。
(アドレスはせこく明日公開。)

さて問題。
そのブログの筆者はどのようにして100年分の年収を、
一瞬で手にしてしまったでしょう?

A 相続
B ギャンブル
C 宝くじ
D 特許

正解は→明日のブログで。