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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年09月16日

遅めの立会い

今日は、午後ちょっと遅い時間の立会いに行って来ました。(総勢15名、応接室も満員でした。)立会いと言うのは、不動産取引の立会いの事でコテコテの司法書士業務です。一般的に、立会いは午前中に終わるケースが多いのですが、午後になるケースもたまにあります。

午前中と違って、午後の遅い時間にハプニング(権利証がない等)があると大慌てとなりますので、個人的には気が進まない業務です。今回は事前に準備期間がありましたから、念には念を入れた準備となり、何のトラブルもなく終わりました。

立会いでは、お金が移動しますから、署名捺印など書類の準備が終わっても、そのまま応接室待機となります。ほぼ初対面の15名が長時間待機しますので、共通の話題探しなどで苦労します。(微妙な沈黙など辛いですよね(笑)。)今回はたまたま不動産登記に明るい人が多かったので、不動産登記法改正後のオンライン庁の状況などを説明しているうちに時間となりましたので、ラッキーでした。

今は数少ないオンライン庁ですが、今後都内にも増えていきます。いくら事前の準備をしていても何が起こるかわかりません。会社法対策もしつつ、オンライン庁対策と司法書士にとっては、受難の時期です。

今日は、これから支部長会です。ベテランの多い中、ひよっこ出陣です(笑)。

ひよっこに清き1クリックお願いします。(「ひよっこ」でなく「ひょっとこ」と思っていた人がいました(爆)。)

2005年09月12日

危険なブラック支部長日誌

サイトのタイトルが【ひよっこ支部長の司法書士ブログ】というセコイ名称に変更になりました。これも先週末より参加し始めたブログ・ランキングのためです。より強いインパクトあるコピーじゃないとアクセスは増えないだろうという理由で、禁断のキーワードである支部長をタイトルにしてしまいました。正式には【なぜか支部長のひよっこ司法書士ブログ】の方がより実体に近いと思いますけど(笑)。

読んで頂いている方には、伝わっていると思いますが、支部長やっているから仕事が増えるという事はありません。むしろ色々な支部の雑務の負担が重く、日々の業務時間の1〜2割程度を割いているのが現状です。160名の会員がいますから、本会・連合会に提出しなくてはいけない司法書士会の登録事項の変更だけでも、週に1、2件あります。皮肉な事に、真剣に支部と向き合えば向き合うほど、忙しくなってしまいます。そんな状態での業務日誌ですから、以前より帰宅時間が2時間ほど遅くなる始末です。せめて支部長の役得なる部分でもないとやってられませんから、タイトルに肩書きを使わせてもらいました。

更なる煽りコピーに「現役支部長の本音をズバリ!」等と書いてしまってますが、身を削って本音を書けば、反響も多い分、反感も多くなります。辛口なコメントをたまに書いたりする事もありますが、1日分の辛口日誌を書いた後に、全部削除したりもしています(笑)。←小心者です。

危険なブラック支部長日誌に期待される方は、1クリックお願いします。1位になったら身を削ります(笑)。

2005年09月09日

台風と悪質な手口

台風14号のニュースで九州に被害があったのはご存知でも、まさか私の実家が被害にあったとは思ってらっしゃらない方も多く、日誌を読んでビックリされているようです。わざわざご連絡をして下さった方々、ありがとうございました。幸い身内には怪我もなく、親は元気にご近所の後片付けを手伝っておりますし、水道の問題を除けば心配ない状態です。

しかし、被害にあった家庭では、洗えばまた使える陶器など以外、全てゴミ。家の中のものは、全部買い直すしかありません。復旧のため、低金利での貸出しなどの措置が取られ始めましたが、基本的には新たな借金を背負うことになります。保険を掛けていないのが悪いのでしょうが、被災者の明日のための貴重な寄付などに期待したいところです。

しかしながら、こういった寄付などの暖かい善意を踏みにじる事件があるようです。アメリカでは、更に大規模な災害にあっていますが、アメリカ赤十字を語り寄付を募る悪質な手口が横行しているようです。似た手口にご注意を!

2005年09月08日

思わぬ副産物

フジテレビの月9の舞台が事務所の斜向いのマンションだったり、自宅の前の道路を24時間テレビで100キロマラソンをやった丸山弁護士が走っていたり、先週末のホテルのプールにガレッジ・セールのゴリが家族で来ていたりと、東京に住んでいると芸能人に会ったり、テレビに映っている場所が近所だったりする事も珍しくはありません。

ところがこれが宮崎だとテレビに出るのは、巨人軍のキャンプ地ぐらいのもんです。まして実家の近所などテレビに出るはずもありません。しかし昨日のNHKの9時の映像が実家の前の道路を映していました。思わぬ映像にビックリしてしまいましたが、災害で地名が全国区になるなんて皮肉なもんです。

現在水はすっかり引き、災害の後始末が大変なようですが、水害で宮崎市内の浄水場の電気系統がやられ、実家2では水道が使えません。復旧に3ヶ月かかるようで、両親はうんざりしていました。(実家1は問題ないようです。)

災害の時は、普段付き合いのない近所の人たちが、意外と親切だったり、協力的だったりします。相続問題で揉めたうちの親戚も、過去の事を忘れ、被害にあった所のお手伝いをしているようです。今回の災害で、ずっと交際がなかった親戚同士が助け合うという思わぬ副産物がありました。これを機に仲直りしてくれれば、例のひいおじいちゃんの土地(詳しくはこちら)の遺産分割協議がまとまるのですが。。。

2005年09月07日

台風一過、私の車は?

昨日あれから、救助のボートなどが来てくれたそうです。マンションの住民約10名が実家2に避難していたので、水や食料の心配をしていたのですが、レスキュー隊が彼らを安全な場所に運び出してくれたおかげで、余計な心配はせずにすみました。

一夜明けて。
あれだけあった水も朝には引いていました。(TV電話の映像より)。懸案だった車の様子を確認に行けます。ご存知のように、台風による水没などの被害では、自動車の保険会社から保険金は出ません。電気系統がやられてしまいますから、基本的には廃車となってしまいます。早速父に実家1に行ってもらい、実家1(というより愛車)が無事か見てきてもらいました。

実家周辺のほとんどが被害にあったようですが、それでも、うちの実家1の近所3軒のみ被害にあわなかったようです。当然車も無事。一安心です。

しかしながら実家2のあるマンションの1階は全部やられていますので、リフォームや何やらでお金はかかります。(この場合も保険金は普通でません。)これから暫くは、後片付けで大変そうです。とにかく全てを捨てる作業が大変だと言っていました。

まさか自分の実家が、とんでもない自然災害にあうなど想像もしていませんでしたが、皆怪我もなかったのがせめてもの救いでした。