2006年09月07日
貸金業法改正で揉めてます。
めでたくも皇室にとって41年ぶりの男の子誕生に日経新聞の社説は当然「おめでとうございます。」
このネタをこのブログで取り上げるには、皇室典範改正のお話となりますが、男子誕生で改正も先送りになりそうなので、今日はこのネタはなし。
何かネタないかなと「ふと、もうひとつの社説を見ると」、ありました絶好のネタ。金利規制の例外は最小限という内容。
貸金業規正法及び出資法の上限金利の見直しを検討してきたはずの金融庁が提出した改正案で、今揉めています。
他の司法書士のブログではたびたび論議されていたネタですが、私の事務所の業務内容とは、
ちと離れているので今までブログに取り上げたことはありませんでした。
しかしこの金融庁が提出した改正案が改正とはいい難い内容。内閣府の後藤田正純金融担当政務官が抗議し辞任するまでの騒ぎとなっていますので、
なんとなくはその内容がお分かりになるのではないでしょうか?改正とは名ばかりの消費者保護とは遠い内容となったのも、
あの業界の熱心なロビー活動の成果でしょうか?
私の事務所の業務内容とはちょっと遠いお話ではありますが、司法書士会も当然これに反対しており、支部長としての立場もありますので、
今日は朝から港支部長なりのロビー活動(?)をしてきました。
支部長になって政治家と呼ばれる人とお会いしたのは初めてですが、こんな活動もしていかねばなりませぬ。
一見政治とは無関係な司法書士ですが、今日「司法書士の派遣解禁」
の特区提案が自民党の反対で当面見送られることになったのも政治の世界の出来事の結果です。
これに関しても認められると、色々な問題が出てきてしまうところ。司法書士も政治に無関心ではいられないようです。