本文へスキップ

司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年08月06日

ささやかな祝賀会

昨日は、特別研修で一緒のグループだった人達とささやかな合格祝賀会をやりました。今後の訴訟関係業務などについて熱く語り合いました。100時間の研修中一度も飲みに行かなかった微妙な間柄ですが(笑)、有意義な時間が過ごせました。話題の中心はやはり「合否の判断基準」でした。「なんであの人が落ちるの?」とか「なんであの人が受かってるの(笑)?」とみんなで首を傾げていました。この日集まったメンバーは全員港支部ですが、先週末のセミナーにはだれも参加してませんでした。なんで欠席したか聞いたところ、「だって申込が発表の前だったから、落ちてたらツライでしょ。」なるほど納得ですが、合否未定の状態で講師を引き受けるほうがツライと思いますけど。。。
メンバーが訴訟代理人として法廷に立つ日には、是非傍聴席で応援したいと思います(笑)。
P.S.
最近支部やリーガル・サポートの役員会が多いです。今日はリーガル・サポートの担当部門会議、明日は支部の役員会です。6時から始まりますので、日誌を書いてる時間がなかなか取れません。今日もまた中途半端な内容になってしまいました。

2003年07月31日

認定番号第101089号

今日東京司法書士会から平成15年度第1回の司法書士法第3条第2項第2号(長いなあ)の法務大臣の認定を受けた旨、及びその認定番号第101089号のお知らせが来ました。司法書士の会員証が新しくなるそうです。今の会員証はブルーですが、新しい会員証はゴールドになるんじゃないかという噂があります。(そこまで露骨には違わないと思いますが(笑)。)いよいよ訴訟業務に本格的に参入できます。(なにかありましたら、皆様よろしく。)
申し訳ありませんが、今日はこれから高校の同窓会がありますので短いですけど、失礼します。

2003年07月29日

次回特別研修向け参考図書について

もうすぐ8月というのになかなかカラッと晴れませんね。天候は良くありませんが、考査に受かっていたので、気分爽快です(笑)。
調子に乗って、次回の特別研修と考査の対策として参考図書についてご案内します。一般の方には申し訳ありませんが、完璧に司法書士向けの内容となります。
会のほうから、いろんな参考図書の案内があるかと思いますが、通常の業務を行いながらの研修になりますので、時間的制約がかなりあります。すべての必読書に目を通すのは厳しいと思いますので、以下の5冊を揃えられるといいと思います。
『要件事実の考え方と実務』…(評価★★★★★)民事法研究会 加藤新太郎・細野敦著
『簡裁民事事件の考え方と実務』…(★★★★★)民事法研究会 加藤新太郎編
『紛争類型別の要件事実』…(★★★)法曹会 司法研修所編
『4訂 民事訴訟第一審手続の解説−事件記録に基づいて−』…(★★)法曹会 司法研修所編
『大阪簡易裁判所における民事訴訟事件の定型訴状・答弁書モデルと解説』…(★)判例タイムズ1090 大阪地方裁判所簡易裁判所活性化委員会編
それぞれの利用の仕方について
『要件事実の考え方と実務』、『簡裁民事事件の考え方と実務』は必読書。特に『要件事実の考え方と実務』は数回読んで内容を暗記して下さい。
『簡裁民事事件の考え方と実務』は、『要件事実の考え方と実務』でカバーしきれない「消費者信用関係等訴訟」、「損害賠償請求訴訟」といった部分を、補完するつもりで読んで内容を暗記して下さい。また記述で問われる可能性が高いので「第1部 簡裁民事事件の考え方」は必ず目を通しておいて下さい。
『紛争類型別の要件事実』はKg(請求原因)、E(抗弁)、R(再抗弁)、D(再々抗弁)が図表によくまとめられています。個々の要件事実の確認・暗記するのに適しています。但し、内容が高度なので『要件事実の考え方と実務』、『簡裁民事事件の考え方と実務』を理解された後で読んで下さい。この本まで理解・暗記されれば考査の事例問題は容易だと思います。
『4訂 民事訴訟第一審手続の解説−事件記録に基づいて−』は第一審手続の流れを理解するのに適しています。模擬裁判の起案の前に目を通されると良いと思います。余裕があれば読んで下さい。
『大阪簡易裁判所における民事訴訟事件の定型訴状・答弁書モデルと解説』は簡易裁判所での定型書式が充実しています。但し、この定型書式は訴訟代理人である司法書士は使わないように裁判官より指導があります。一応要件事実を確認しながら、訴状を起案する参考資料にはなると思います。試験対策向けというより、実務の初期段階向けといった内容です。
東京会では『要件事実の考え方と実務』、『簡裁民事事件の考え方と実務』をサブテキストとして研修中に使用していたグループがかなりありました。とりあえず、最低でもこの2冊は読まれた方がいいとおもいます。日々お忙しいと思いますが、研修が始まるともっと忙しくなります。8月の割と暇な時期にこれらの参考書を読んでおくと研修中だいぶ楽できますので、是非ご利用下さい。

2003年07月28日

祝合格!

祝 考査合格!!
ありがとうございます。おかげさまで考査合格しました。これで晴れて訴訟代理人になることができます。今週金曜日のセミナーの講師を引き受けてしまった手前、落ちてたらシャレにならんなあと思っていただけに正直ホッとしました。どうやら面子は保てたようです(笑)。
東京法務局に4時に合格者が張り出され、4時30分に法務省のHPで発表ということでしたから、法務局には行かず、HPにアクセスしました。しかし、これが重い。サーバーが重くて全然見れませんでした。ようやくアクセスできた頃には他の人から「受かってますよ。」と連絡が入った後でした。
全国平均で結局70%〜80%の合格率でした。東京会はちょっと他の会よりも出来が悪かったみたいです。100時間真面目に出席したことが反映されず、単純に最後の考査の出来不出来だけで決まったみたいです。試験の結果が全てみたいな状態ですので、次回受けられる方は考査がかなりのプレッシャーになると思います。しかしながら、15分の遅刻もせず、台風にも負けず、出席した甲斐がありました。
他の人はどうだったのでしょう?優秀な人で、なんでこの人が落ちちゃったの??って情報も入ってきました。合否はどうやって決めてるんでしょうね。ちなみにうちのグループは全員受かってなかったようです(泣)。祝賀会も中途半端になりそうですね。
祝合格!ということでしばらく格安で訴訟代理させて頂きます。何かありましたら、ご相談下さい。

2003年07月22日

リーガル・サポートの役員会

人手不足の影響がまだまだ続いております。
実は1日だけ新人が入ったのですが、翌日「辞めさせて下さい。」と連絡がありました(笑)。人使い荒かったのかな?と反省するばかりです。
さて今日は成年後見を支える団体「リーガル・サポート東京支部」の役員会があります。司法書士でこの分野で活躍される方がまだまだ少ないのが現状ですので、私なんかが役員をさせて頂いています。一応企画担当となっておりますので、街頭無料相談や出前講座の企画などアイデアを出して行こうと思ってます。ただ役員会が6時に始まりますので、のんびり日誌を書いている暇は正直ないのです。
また会のほうから「成年後見に関する夜間無料相談員をやってくれ。」と頼まれました。お勤めのある方はなかなか平日の昼間に都合をつけるのは難しいですから、司法書士会館で行われる夜間無料相談は有益だと思います。夜間の相談員なんて、正直つらいのですが、これも国民の皆様のためです。頑張ります。(←大丈夫か??)
P.S.最近あまり話題にしてない簡裁代理権の特別研修の件ですが、考査の合格者が2割程度だという噂が広まっています。受かっていれば合格率は何パーセントでもいいのですが、もし仮に2割だとするとかなりツライ事になりそうです。不安な1週間です。