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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年10月30日

2億4000万の瞳

昨日はバタバタで疲れたので、スタッフと飲みに行っていました。

昔は2億4000万といえば、郷ひろみだったのですが、今の2億4000万は司法書士会には悪い数字。

とうとう起訴されちゃいましたね。

もともとはこの2億4000万円から始まった脱税ですが、
九州での120人の所得隠し、697人に総額79億円の所得隠しや申告漏れ。

なぜにこのタイミングでの在宅起訴なのか?

事実がどうなのかわからないので、なんともコメントのしようもありませんが、恣意的なものを感じてしまいます。
(もちろん事実だとしたら、悪いに決まってますが。)

無料相談などで地域に貢献する司法書士が少しだけ、報道されますが、長年努力してきたものが、1本のニュースで吹き飛んでしまいます。

せっかく獲得した活躍の場。大事にしていきましょうよ。

稼いでいっぱい税金払いましょう。

2009年10月28日

債権譲渡日を改ざんされたら、どうする?

多少「年次研修からみのお話」

研修のテーマは司法書士倫理で、こんな時どうするといった事例をグループで検討します。その中の事例に
「限りなく見せ金の可能性が高い増資登記の案件での対応」がありました。

限りなく見せ金に見える案件でも、当事者が見せ金ではないと言い切ったら、司法書士はどんな対応をすべきか?
どれだけ実態を調べる必要があるか?グレーな状態で受託しなければならないのか?あるいは受託拒否できる余地があるのか?

色々と悩ましい部分です。

 

そんな研修直後、こんなニュースが。

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<破綻SFCG>債権譲渡日を改ざんか 再生法申請直前に(10月28日
毎日新聞)

 経営破綻(はたん)した商工ローン大手
「SFCG」(東京都中央区、破産手続き中)が昨年11月に大島健伸元社長の親族会社に有償譲渡したとする債権約80億円が、
実際には民事再生法の適用申請直前の今年2月に無償で譲渡された疑いがあることが、SFCGの社内文書などで分かった。破産管財人は、
資産隠しの発覚を免れるために契約内容や日付を改ざんした疑いが強いとみている。管財人は一連の資産流出について、民事再生法違反
(詐欺再生)容疑で刑事告訴を検討している。(以下略)

 

報道によると、民事再生法適用を申請する4日前が登記日で、実際の譲渡日はその3ヶ月前の案件のようです。

債権譲渡といえば、譲渡日である月末に申請するのが一般的で、それで中野の法務局は月末混んでいるんだとの感覚を持っていると、
この3ヶ月の間は確かに不自然です。

司法書士が申請したのかどうかはわかりませんが、とても不自然。

登記した後に、「民事再生法」のニュースが流れたら、ハマったなと思うでしょう。

怪しい案件は、どこかに不自然な部分があるはず。

「今月の売上少ないから、受託しちゃおう。」みたいな判断は止めておくに限ります。

お互い気をつけましょう。

2009年10月15日

久しぶりに犯罪収益移転防止法のお話

会社の登記での犯罪収益移転防止法のお話。

他の方がどれほど犯罪収益移転防止法を順守されているかわかりませんが、うちの事務所は、ガッチガチで対応しています。

非対面の場合も、ガチガチ。5回目の重任のお客にも今更本人確認してます。(しかも郵送代はうち持ち。。。)

 

管轄外の本店移転後の依頼で、送付不能な場合を除き、この1年半、本店所在地に送付できないことはありませんでした。

しかし今回、本店には送付できないけど、支店には送付できるという場面に出会いました。

しっかり犯罪収益移転防止法のお勉強でもしていれば、支店に送ればOKだとか、更にその例外だとか、すぐわかるんでしょうけど、
さすがにそこまでは。。。

 

しかし、このゲートキーパー、

付き合いの長いお客なら、説明して理解してもらえますが、新規のお客を開拓しようとしている新人司法書士には、
ちょっと酷かもしれません。

「そんなうるさいこと言うのなら、おたくには頼まないよ。」みたいなセリフはありがちかもしれません。

 

そういう意味では、ガチガチの運用が受け入れてもらえるうちの事務所は、恵まれているのかも。

 

10年メンバーの入れ替えのない役員変更や商号変更に対して、一律にこの法を適用させるより、株式の譲渡や募集株式の発行のほうが、
よっぽど危ないとは思うんですけどね。

 

P.S.

6ヶ月から1日過ぎた謄本の提示を受け、わざわざ謄本を取り直すのは、さすがに馬鹿らしいと思ったことがありました。

そうでなくても馬鹿らしいことだらけですけどね。

 

2009年10月07日

法務省オンラインシステムの運転状況のHP

もしかしたら、システムダウンしてるかもと多少意識はしていても、

「法務省のオンラインシステムは正常に稼働してるもんだ。」

という緩い認識で日々の業務を行っている司法書士が大部分だと思います。

しかし、システムダウンしているという情報が早めに分かれば、急きょ紙申請に切り替える対応も余裕を持って行えます。

法務省のオンラインシステムに依存して業務を行っている方、

是非朝一番にアクセス頂きたいページ。

利用時間・運転状況のHP(法務省)
http://shinsei.moj.go.jp/condition/condition.html

 

このHPが稼働してから、まだ障害が発生していないので、どれほどの速度で「障害情報」が発表されるかはわかりません。

しかしながら、公式な発表としては最新のはず。

まめにアクセスしましょうか?

 

 

2009年10月02日

これから支部役員会です。

これから支部役員会です。早めに失礼します。

それから補助者を募集するかもです。

興味ある人は過去ログ読んだ上、メール下さい。