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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年02月13日

何で支部長になってしまったのか その3

こんなしょうもないネタで週を跨ぐなとお叱りがありました。色々ありますんですみません。
東京会の方はそのあたりご理解して頂けると思いますが。。。

さて先日のつづき。

F元支部長「原田君、まずいよ〜〜。」
私「???」
F元支部長「法務局の目の前なのに。」
私「???」
何のことやらさっぱり分かりません。
私「???」
F元支部長「今日非司法書士調査の当番でしょ?」
私「???私は明日ですけど。」
F元支部長「今日だよ。今日。」
私「えっ?」
自分の中で最終日は明日と思っていただけで、今日が最終日だったようです。全ての調査が終わった後なので、今更「明日やります。」
も通用しません。

やっちまった。。。

F元支部長「法務局の目の前でサボっちゃ目立つでしょ。」
私「(そりゃそうだ。)はい。。。」
F元支部長「仕方ないから、今度の1ブロの街頭無料相談会には絶対出てね。」
私「はい。そうします。。。」

結局仕方なく(当時の感覚ですよ(笑)。)街頭無料相談会に出ることになりました。

お酒が嫌いではないので、その後の打ち上げにも参加。

1ブロの集まりだったため、かなりの数の司法書士と一挙にお知り合いに。。。

その後、F元支部長から電話がありました。
「今度、副支部長やってよ。」

昔の非司法書士調査のサボリに対する罪の意識もあり、結局断りきれませんでした。

その後は

お酒が嫌いではないので、その後の打ち上げにも参加。
お酒が嫌いではないので、その後の打ち上げにも参加。
お酒が嫌いではないので、その後の打ち上げにも参加。

の悪循環を繰り返しているうちに、色んな会務を断れず、結局今の状態に。。。

明日はバレンタイン・デーですが、港支部では無料法律相談会です。お酒が嫌いじゃない支部会員の皆さん、是非相談員として出席下さい
(笑)。

 

2007年02月09日

何で支部長になってしまったのか その2

特殊な麻布村に引っ越した後も、特に支部活動なり東京会の活動に参加することもありませんでした。そんな状況でも、
ほぼ支部会員強制参加となるイベントがありました。ご存知「非司法書士調査」です。

ご存知ない方のために。
「非司法書士調査」とは?
法務局のご協力を頂いて過去1年間分の登記申請書をチェックします。もちろん不動産・商業法人登記の全てをチェックします。ここで「???」
という申請があれば、さらに調査を行い、最悪の場合「司法書士法違反で逮捕」となります。

1年分の調査ともなると、かなりの数の申請書がその調査対象となりますから、支部会員全員に担当が割り当てられ、
一人2時間程度調査をします。さすがにこの調査に協力しないと顰蹙ですから、私も当然出ていました。

麻布村に引越しをして半年たったくらいでしょうか、毎年恒例の「非司法書士調査」がありました。私の割当は最終日。
確か水曜日だったと記憶しています。
明日私の番が来ると思っていた火曜日、その日の調査を終えた当時のF支部長が事務所に来ました。

F元支部長「原田君、まずいよ〜〜。」
私「???」
F元支部長「法務局の目の前なのに。」
私「???」

姑息につづく。 

2007年02月07日

何で支部長になってしまったのか その1

今日は「何で支部長になってしまったのか」の昔話。

開業して暫くは、港区のある住宅街の「普通のマンションの一室」が事務所でした。港区の登記簿謄本の取得や港区の登記申請のために、
東京法務局港出張所(写真のガラス張りの建物、事務所から撮影してます。)
には頻繁に行っていました。今と違って郵送申請もできない時代です。港の法務局のそばの色々な司法書士事務所を横目に見ながら、
「この辺に事務所があると便利だな。」と思っていました。

そんなある日、港の法務局の帰りに、今の事務所の入り口に「FOR RENT」の貼紙を発見しました。
港の法務局まで走って10秒の立地。「こりゃ便利だ。」とすぐに契約し、今の事務所がある場所に引越しました。

思えばこれが全ての始まり。

司法書士として開業はしたものの、東京司法書士会や港支部とは無縁の生活をしていました。当然、
司法書士業界の内部事情には疎い生活です。引っ越した先が業界で

麻布村(あざぶむら)」

と呼ばれる司法書士には特殊な地域とは知りませんでした。千代田支部の「ヒロセビル」と似たようなもんです。
支部長や理事など様々な役職を経験された大御所の多い地域。支部の運営は「麻布村(あざぶむら)」
の協力なしでは成立しないなどのルールなど知るわけもありません。

特殊な地域と知らずに半年ぐらいノンビリと仕事をしていました。

つづく。

 


 

クイズなしだとあれなんで、問題。
先日は永小作権の設定の件数でしたが、同様にマイナーな部類に採石権なるものがあります。

さて
平成17年の統計によると「採石権の設定」
は1年間に何件申請されたでしょうか?

A 0件
B 6件
C 60件
D 660件

正解は
 

2007年02月01日

永小作権の設定

早くも2月に突入です。そろそろ忙しくなりつつありますが、そんな中、うちの事務所の新人K君が特別研修に行ってしまいました。
今月6日ほど研修で事務所はお休みです。特別研修を受けてる皆さん、頑張って下さい。(絶対受かれよ。K君(笑)。)

東京会の皆さん、昨日期限でしたけど、事件数の報告書を提出しましたか?忘れている方は大急ぎでご提出下さい。
提出してない方が結構いるみたいです。。。

支部長で事件数の報告書を提出しないのは、「問題あり」ですから、先日集計してみました。1年振り返ると色々な申請してるもんですね。

色々な登記をやっているといっても、所詮は都会の司法書士事務所。
地方ではあまり聞いたこともないような登記をやったりしていますが、その逆も当然あります。
そもそも登記簿で農地に遭遇する機会も多くないですから、永小作権という文字を見る機会なんてほとんどありません。まして
「永小作権の設定」なんて自分で申請したこともありません。

別に地方を馬鹿にするつもりはありませんが、地方ではこんなマニアックな「永小作権設定」もメジャーなのかな?
と思って調べてみました。すると意外な結果が。。。

 

さて問題。
「永小作権の設定」は全国でいったい何件申請されたでしょうか?
(平成17年の統計)

A 0件
B 1件
C 11件
D 111件
E 1111件

正解はC。納得納得。

 

2007年01月31日

企業のブランド・イメージ

先日パロマ第三者委員会の「事故の再発防止と経営改革に関する提言レポート
をご紹介しましたが、今日は昨日発表された株式会社日興コーディアルグループの「特別調査委員会の調査結果の公表について
をご紹介します。

世間一般の目だけでなく株主の厳しい目があると同じレポートでもこれだけ違うのかといった印象。
まあ強烈なボリュームですから関心のある方はどうぞお読み下さい。

またこれに対する社長の会見内容がすぐに公開されているのも大きく違います。
企業の不祥事が企業のブランド・イメージの低下に直結しないようにという意識の差はあるように感じます。

企業にとってそのブランド・イメージは大切なもの。今日それを痛感させるニュースがありました。

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日立の大樹、CM独占契約結び伐採の危機脱出

 「この木なんの木…」の歌詞で知られる日立グループのテレビCMに登場する大樹。
一時は地元ハワイで「伐採の危機」との話もあったこの樹木が、これまで通り保護され、日立製作所がグループの広告・
宣伝で独占的に使用する契約を地元の所有者と結んだことが30日、分かった。(平成19年1月31日サンスポ.COMより引用)

ご存知「この木なんの木、きになる、きになる、見たことない木ですから・・・」のコマーシャルに出てくるあの大きな木の話です。
(写真は本物と違います。ご了承下さい。)

子供の頃、日曜日にこの曲を聞くと、「あああ。日曜日も終わり。宿題しなくちゃ。。。」と思いっきりテンションの下がっていました。
今でも楽しい気持ちにはなりません。私と同じ悲しい気持ちになる人のほうが多いと思いますが、日立はこれを死守するようです。
長年培ったきた「企業イメージを大切にする」のは、大切かもしれません。

しかしブランド・イメージを維持していくのも大変です。

さて久しぶりに問題。
日立がこの木を伐採させないために、パークの維持・
管理やCMに利用する権利を取得するために支払う使用料(1年間分)は?

A 48万円
B 480万円
C 4800万円
D 4億8000万円

正解はC