2006年11月17日
2006年11月17日
2006年11月14日
司法書士がメジャーになるために、体調がいまいちなのに、こんな駄文を書いています。
最近司法書士は頑張ってますよ。法テラスからの鳴りっぱなしの電話の応対、目に見えないけど、ちゃんと頑張ってます。
でも前回の成年後見を巡るトラブルなんかの悪いニュースが1個でもあると、すぐにイメージダウン。そんな嫌なニュースがまた出ました。
(ネタ元は朝日新聞。)
「商工ローンのイッコーの元堺支店長らが不法な手数料など895万円を顧客から受け取っていた。」というニュース。
ここでいう「不法な手数料」とは?
同社の司法書士の資格のない社員に登記申請書を書かせて、手数料を受け取っていたというものです。ここまでなら、
「社員が司法書士法違反やっただけ」で、司法書士のイメージは悪くなりません。
問題はここから、「同社の社内規定に違反し、司法書士事務所の事務員から謝礼を受け取っていたこと。」
月報司法書士でもお馴染み、「キックバック」です。(お馴染みじゃだめですね。。。綱紀事案には、「キックバック」
で事務所拡大しているところが度々あります。)今回は、社内内部からの告発文書で表面化したようです。
この朝日の報道によると「司法書士事務所の事務員から」となっていますが、所長が知らない訳がないです。
こんな報道が多重会務者を始めとした方々が司法書士のイメージアップのために努力してきたものを一発で破壊してしまいます。
明日の朝刊に司法書士の文字が出るのかな。。。武士は喰わねど高楊枝。
2006年11月09日
国税局を装った振り込め詐欺にご注意という記事が日経新聞に出ていましたが、手口がここまでメジャーになってくると、
詐欺グループもまた別の手口を考えるんでしょう。そんな中、詐欺グループの新しい手口になりそうなニュースがありました。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">スナックの経営者がビートルズの生演奏をしたとして、
著作権法違反で逮捕されました。
どうやら自分のスナックで、日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばないまま、リクエストされれば、
ビートルズの「イエスタデイ」などをハーモニカで演奏したり、ピアノで演奏させたりしたのが原因のようです。
練馬区の73歳のこのスナック経営者もまさか逮捕されるとは、思っていなかったでしょう。日本音楽著作権協会も「You
Tube」に削除要請などしているので、そこそここの協会も機能していると思いましたが、どこでどうこじれたか?
73歳のおじいちゃんに刑事告訴までしてしまったようです。
この日本音楽著作権協会の強気な姿勢を利用して「刑事告訴するよ。」とやれば、あっという間に「振り込み詐欺の出来上がり」
と思っていましたら、既にこの手口、使われていました。
この「ハーモニカでビートルズ」のニュースが大きく報道されれば、詐欺被害に遭う人も増えてしまいそうです。
それっぽい資料を送られて「払え」と言われれば、騙される人いそうです。気を付けて下さい。
さて問題。
逮捕されたこの事件の主役、
スナック経営者が本来払わなければならない使用料は月額いくらでしょう?スナックの面積を20坪以内と仮定します。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">A 3500円
B 7500円
C 12000円
D 24000円
正解は→Bランキング
ちゃんとこの使用料金を支払っているお店には「JASRAC」
のステッカーが貼ってあるようです。今度飲みに行くとき、注意してお店の中をチェックしてみて下さい。
2006年11月07日
SKYPEによる無料法律相談実施中です。
人気ブログランキング応援お願いします。→ranking
最新の港出張所の登記完了予定日は→RANKING
給料ネタは評判がいいので、司法書士の生涯給料のお話。
まずは、こちら『生涯給料1000社ランキング』
をご覧下さい。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">これによると、生涯給料は
1位 キーエンス 6億1532万円
2位 朝日放送 5億7570万円
3位 フジテレビジョン 5億7243万円
となっており、トップ10にマスコミ関係が5社入っています。
じゃあ司法書士の生涯収入はどれほどでしょうか?
司法書士の年収が1400万円だの、それは売り上げだの諸説ありますが、司法書士は当然サラリーマンではありません。
定年退職がない代わりに、退職金もありません。
司法書士は何歳から働いているのか?
今年の合格者の平均年齢は30.74歳。平成17年が31.59歳。平成16年が31.15歳となってますから、
平均するとだいたい31歳ぐらいから登録可能でしょうか?
じゃあ何歳まで働けるのか?
私の師匠T先生は80歳を超えていらっしゃいますが、まだまだ現役。
しかしここまで頑張られる方もそういらっしゃらないと思われますので、65歳〜70歳といったところでしょうか?
(公証人の年齢ぐらいまではいけるでしょう。)
となると平均して34年から39年は司法書士で飯を食うことになります。
単純に予備校の噂である司法書士の年収を1400万円とすると、
1400万円×34年=4億7600万円
1400万円×39年=5億4600万円
なんとめでたくトップ10入り!
合格率やスタートできる年齢を考えると、このくらいは欲しいところでしょうが、実際どんなかんじなんでしょうね???
2006年11月02日
朝起きて、日経新聞の「春秋」を読むと、前日のブログと同じネタが掲載されていたりします。突拍子もない良いネタとからめてくると、
思わず「流石。」と感心してしまいます。
読んでしまった後に、「何でブログ書く時に気づかなかったの?」と自分を責める時もあったりしますが、
筆で生活している者との差ですね。でも昨日の話にあった西高理数科時代の友人に私と同じ私立文系に進み、
日経の記者になっているのがいますが、あんなのが書いていると思うと「ちと悔しい」ですね(笑)。
今日の「春秋」では、今回の政府の対応を「補修徳政令」と呼び、北条貞時を思い出させる仕上がり(うまいなぁ。。。)
という事を考えつつ、ネタを探していたら、すっかり遅い時間になってしまいました。前置きがずいぶん長くなってしまいました。
さて司法書士のメインのお仕事である「登記の統計」のお話。
私が支部長をしている港支部は、他の地域に比べ、商業登記と言われる会社関連の登記を中心にやっている司法書士が数多くいます。
中には、「不動産登記はほとんどない。」という猛者もいます。
うちの事務所も会社関連のお仕事が多いほうですが、それでも申請件数でいくと不動産登記の方が実は多かったりします。
司法書士試験問題の割合で行くと不動産登記6割商業登記4割ぐらいですから、仕事もそんな割合なのかなという感覚がありますが、
実際どうでしょう?
さてここで問題。
平成17年における不動産登記と商業登記の申請合計件数は、
19,558,898件。そのうち商業法人登記の占める割合は?
A 約1%
B 約10%
C 約20%
D 約40%
意外と少ないですね。正解は→B