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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年06月29日

ありがたい外部理事

一応今日は集中日。買収防衛策が否決された企業もあるようです。物言う株主からさらに一歩進んだ印象を受けました。

さて昨日は日誌に「法人後見委員会です。」と書きましたが、リーガルサポートも定時総会が終わり、新しい組織になりました。リーガルサポートは司法書士ではない外部理事がいます。外部理事によっては担当があり、私の所属する法人後見委員会もそんな外部理事に担当して頂くことになりました。昨日はその外部理事の方がご挨拶を兼ねて委員会に出席されました。

誰が担当するのだろうと思っていましたが、司法書士なら誰でも知っているあの元公証人「神崎満治郎」先生でした。ソフトな語り口調で、ユーモアたっぷりの神崎先生の講義は私自身過去に何度か受けさせて頂いたことがあります。神崎先生は知る人ぞ知る商業登記の大家(現在は商業登記倶楽部を主宰されています)。先生の書かれた『改正商法とその実務対応』では、かなりの方が参考にされていると思います。

親日家ならぬ親司法書士家である神崎先生は、「会社法を司法書士の手に!」という合言葉をお持ちの熱い方です。つらい法人後見委員会ではありますが(昨日は9時まで、さすがに神崎先生は途中で帰られました(笑)。)、担当が神崎先生となり、参加する楽しみが増えました。

2005年06月17日

試験委員

毎年定時総会の準備をしているこの時期、司法書士受験生にとっては直前期となります。こっちも大変だけど、あっち(受験生)は精神的にもっと苦しいんでしょうね。今回はメインの不動産登記法の改正があり、受験生にしてみればたまらない試練です。また今回の試験に合格しないと、今度の会社法大改正が試験範囲になってしまいますから、プレッシャーたるや相当なものがあると思います。

私の周りにはこの司法書士試験の問題を作成している試験委員と呼ばれる人たちがいます。さすがに良く勉強されていますが、特別な方たちではなく、普通の司法書士です(笑)。6月も中旬ですから、問題はもう出来上がったようです。こんな勤勉な方々が作成するからには、素直な良問だろうと思ったりもしますが、受験生にしてみれば難問だったり奇問だったりするのかもしれません。

どんな書式の問題が出るのか毎年予想するのですが、全然当たりません(笑)。まあ受かる人は、どんな問題が出ても受かるんでしょうけどね。個人的にはひねくれず、素直に問題と向き合うのがいいような気がします。ラスト2週間頑張って下さい。

2005年06月10日

初めての支部長会

お祭りの話が思ったより長引いてしまったので、ずいぶんと前の話になってしまいますが、1回目の支部長会に出席しました。場所は四谷の司法書士会館の地下1階です。32名の支部長と東京会の理事が参加します。ワンフロア全体を贅沢に使った会場は、いかにも支部長会といった雰囲気です。各人の席には「港」「千代田」といった支部名の入った割りと大きめのプレートが置いてあります。

1回目だからせめて遅刻はしないようにと思っていたのですが、定刻にはほとんど全員が集まっており、遅刻は許さないぞという空気です。支部長や理事の中には知り合いも多少はいたので、一人寂しくポツンと出席という事態にはなりませんでした。

支部長の中には高齢の方もいらっしゃいますので、平均年齢はちょっと高め(50歳ぐらい??)でしょうか?私なんか相当若い方です(30歳代は2、3名??)。東京司法書士会の会員は登録番号というものがあります。開業50年を超える元ボスのT先生は200番台、最近の登録者は3900番ぐらいです。司法書士業界の方しかわからないと思いますが、支部長の平均登録番号は2200番ぐらい。(このネタのためにわざわざ計算しました(笑)。)だいたいどのくらいの司法書士が集まっているか想像できると思います。

会議は1回目という事もあり、簡単な自己紹介と報告事項があった程度で、活発な議論はまだありませんでした。ここでの報告事項や議論された内容を支部に持ちかえり、支部の役員会で報告するという段取りになります。

雰囲気は伝わりましたか?

2005年05月16日

和気藹々ではありません。

先週末は、東京司法書士会の定時総会に行ってきました。この東京司法書士会は東京で司法書士を開業すると当然入らなければならない強制会です。サークル・クラブのような和気藹々の団体ではありません。強制会ゆえ、当然構成員間の意見は対立する場合があります。

今回の定時総会では、15を超える議案がありました。「異議な〜〜し。」と満場一致で可決されるものもあれば、「異議あ〜〜り。」と熱い議論がある場面もありました。議案の中には、私個人的にはOKなものも、「支部長としては、これダメだよね。」と側で囁く人がいたりしますので、気配り気配りで疲れてしまう議案審議でした。

予定より30分程度遅れて総会は終結し、その総会終結をもって今まで港支部の支部長であった毛受先生の任期が終わり、同時に私のヒヨッコ支部長が誕生しました。まだまだ実感はありませんが、今週金曜日開催予定の支部長会あたりから本格的に活動開始です。

2005年04月26日

定時総会にて

ここ数日、業務日誌と言うより、言い訳メモ程度の内容になっておりました。失礼しました。今日は、早めの時間帯の更新です。

さて本題。というかご報告。先週東京司法書士会港支部の定時総会ですからと、日誌もそこそこに仕事を切り上げたのですが、疲労困憊の1日でした。

この2年間港支部の副支部長として、それなりに支部のために活動していたのですが(宴会係という話もありますが)、今度役員の任期が満了します。リーガルサポートの活動もそうですが、この手の役職に就いてしまうと、ある程度は事務所での仕事以外に時間を取られてしまいます。私も司法書士というお仕事で食べている訳ですから、基本的には、全ての時間を事務所のためにと考えたいところです。やっと任期満了し、副支部長のお役ご免となるはずでした。

実際副支部長としては、お役ご免にはなりましたが、次期港支部の支部長になってしまいました(汗)。当然ですが、今より支部での活動が忙しくなります。しかし事務所の仕事に集中するしないという問題は、この際そう大きくはありません。なんと言っても司法書士160名の大所帯の港支部です。そんな支部をまとめる大役をこんな私が勤まるのかなどと考えるだけで憂鬱になってしまいます。そんな憂鬱な状態で、総会の後の懇親会・二次会と出席し、色々気をつかって飲んでいました。(支部長になるには、業歴も浅いし、歳も若いです。不安になるのも当然です。)

でもクヨクヨしても始まりません。こうなったら、やるっきゃありません。色々ご迷惑をおかけすると思いますが、応援よろしくです!!