本文へスキップ

司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2012年10月01日

日で1万人も住民が増える市区町村

1日で1万人も住民が増える市区町村なんてあるんでしょうか?

どうやらあるようで、現在3万8000人。

麻里子区長の「カワイイ区」、住民票も本格的(読売新聞 9月29日)
 福岡市は29日、市のホームページ(HP)に新設した仮想の区「カワイイ区」の特別住民票の発行を、市役所1階ロビーで始めた。
アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子さん(26)が区長を務めており、全国からファンが集まった。(以下略)

どうやらあくまでも仮想区役所ということらしいのですが、HPがさすがにカワイイ。

福岡市も思い切ったことしますね。先行者利益は、かなりあると思われますが、他の自治体も真似するところが出てきそうではあります。

福岡市カワイイ区HP
http://kawaiiku.jp/

ちゃんと住民票も発行されるようです。

さすがにこの住民票なら、間違えて登記するなんてこともありません。

このネタのためだけに、住民登録するパワーはありませんでした。ご興味のある方は是非どうぞ(笑)。

2012年09月27日

あべさん、総裁に

自民党の総裁に、元首相の「あべ」さんが選出されました。

さてWORDで普通に「あべ」を変換すると、
安部、阿部、安倍、阿倍、安陪が候補に出てきます。

元首相の「あべ」さんは、どれでしょう?

正解は、「安倍」

全国名字ランキングでは、やはり「阿部」さんがこの中でトップの22位。
一方の「安倍」さんは、1373位。

一般の方には、「へー、そうなんだ。」で終わる話ですけど、司法書士は、気をつけなくてはいけない話。

同音の名字には、気をつけないといけません。間違えると、すぐ補正。

新人のI君、気をつけてね。

2012年09月25日

プリントアウトした方が間違いに気づきやすい?

司法書士の名称から「書」の文字を外さないと、いつまでたっても代書屋のイメージがつきまとうとかの話は、
司法書士の名称変更の議論があった時に、よくされていました。

そうはいっても、司法書士の仕事は、やはり「書」の部分の仕事が多く、書類を作成したり、
チェックしたりという作業を日々繰り返しています。

そんな司法書士の「書」の仕事ですが、書類のチェックは、司法書士の皆さんは、実際どういう風に行っているんでしょう。

書類を作成する場面の私のやり方は、
1.書類作成をスタッフが行う
2.パソコンのモニターでチェックする
これでOKだったら、初めて紙に印刷。最初から、紙でチェックして、もし間違いがあったら、紙がもったいないので、いつもこんなかんじ。

でも、最後の最後、納品前に、紙をチェックして間違いに気づくことがあるような気がします。

お客様が作成した議事録のチェックの場合、
1.書類のチェックをスタッフが行い、修正箇所は、修正履歴として残す
2.修正履歴のあるWORDファイルをパソコンのモニターでチェックする
データで納品しますから、この場合は、そもそも紙に印刷することもありません。

でもPDFで納品されて、印刷した議事録をチェックするほうが、間違いに気付きやすい気もします。。。

 

そういうチェックのやり方に関して、面白いエントリーがありました。

プリントアウトした方が間違いに気づきやすいワケ
http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3562467.html

 

脳内の情報処理モードは注視している対象が透過光か反射光で切り替わるなどと実に興味深い話です。

この理屈でいくと、司法書士は、絶えず反射光である紙で確認するのがいい?

透過光であるということが、オンライン申請の障害のひとつなのかもしれないと思ってしまいました。

2012年09月21日

司法書士会の役員の方々には朗報?

「多重会務者である司法書士の役員の皆さんには、朗報か?」なニュース

style="MARGIN-RIGHT: 0px">

「懇親会への支出は経費」
と高裁 弁護士会役員の活動(2012/09/19 共同通信)
 仙台弁護士会会長や日弁連副会長を務めた男性弁護士が、役員として出席した懇親会の会費などは必要経費に当たるとして、2004、
05年分の税務署の課税処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、
「弁護士会の活動は弁護士の業務と密接に関係している」として請求の一部を認めた。(以下略)

かなりの数の会務をこなしているのは、弁護士に限らず司法書士にもたくさんいます。中には、「本業大丈夫かいな?」
と思えるような多くの会務を抱える司法書士もいます。この判決が出るまでは、経費と認められないとされていただけに、
司法書士会の役員の方々には朗報でしょうか。

しかし当然のことながら、2次会の費用は認められなかったようです。「会議の延長線上に2次会があるようなこともあるよなぁ。」
と思いつつ、とりあえずは一歩前進しただけでも良しとしましょう。

今日は、会務なし。金曜日だというのに、飲みにも行かず、お留守番します。

ではいい週末を。

2012年09月20日

新「監査役等の英文呼称」は浸透するか?

ずいぶん昔の話ですけど、司法書士の英訳はsolicitorがいいだの、やっぱりjudicial
scrivenerだの言われていたことがありました。

司法書士名称の英訳が公表!(2007年のブログ)
http://shihoushoshi.main.jp/blog/archives/001591.html

 

これに似た話ですけど、日本監査役協会でも色々あった様子。

公益社団法人日本監査役協会、 新「監査役等の英文呼称」を推奨
http://www.kansa.or.jp/news/ns120904-1.pdf

監査役等の英文呼称について(答申書)
http://www.kansa.or.jp/news/ns120904-2.pdf

これまでは、
corporate auditor : 監査役
board of corporate auditors : 監査役会

だったようですが、会計監査人と紛らわしいなどの問題があったようです。

推奨される英文呼称は、
audit & supervisory board member : 監査役
audit & supervisory board : 監査役会

しかしながら、法務省の「日本法令外国語訳データベースシステム」によると、
company auditor : 監査役
board of company auditors : 監査役会
accounting auditor : 会計監査人

なかなか浸透しない気がします。。。