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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2012年07月30日

印影の照合 その2

今度はさすがに分かるか、1・0ミリ。
先日府中市で0・2ミリ違う印鑑証明が発行されたニュースをご紹介しましたが、こちらは0・5ミリ〜1・0ミリ。さすがに肉眼で判明しそう。

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大分市:証明できない印鑑証明!?
 縮小印刷ミス /大分(毎日新聞 7月28日)
 大分市は27日、市内5カ所の自動交付機6台で発行する印鑑証明書で、印影が実印より直径0・5ミリ〜1・
0ミリ縮小されて印刷するミスがあったと発表した。(略)

立川でも類似があったようなので、これで3件目。

現在色々な自治体で改正住民基本台帳法対応のプログラム改修作業を行っているはずなので、まだまだ似たニュースはありそうです。
しばらくは、というか当面サイズには特に気をつけましょう。

2012年07月26日

印影の照合

司法書士という仕事柄、毎日のように印鑑証明書で印影を確認していますので、一般人より、当然印影の照合は、
かなりの精度でできると思っています。

内藤先生のブログから拾ったネタ。

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0・2ミリでも…印鑑証明、
大きく印刷するミス(2012年7月25日  読売新聞)
 東京都府中市は24日、証明書用自動交付機で発行された印鑑登録証明書について、
印影のサイズが実印よりわずかに大きくなって印刷されるミスがあったと発表した。(略)
23日になって、金融機関に証明書を提出した市民から、「実印より少し大きい」と連絡があり、
該当する証明書を全部差し替えることにしたという。市では、早急に正しい印影入りの証明書を持参して取得者全員を訪問し、謝罪する方針。

東京管内の司法書士がこのわずかな違いに気付いたと思いたいところですが、その誤差0・2ミリ。

0・2ミリというと、太い髪の毛が0・1ミリですから、髪の毛2〜3本分。髪の毛2〜3本分というと、結構あるともいえますが、
1ミリの5分の1。ちょっとたっぷり朱肉がつくと判別できないレベルじゃないでしょうか。

印鑑のサイズの違いであれば、ペラペラ残像方法だと、発見は微妙で、折り重ね方法だと気付く可能性大でしょうか?

金融機関によっては、下記のような印鑑照合システムを導入しているところもあり、これを使っていれば、すぐに発見できそう。

印鑑照合システム「安照くん」↓
http://www.dipro.co.jp/products/pdfs/anshou.pdf

しかし廉価版でも19万9000円。司法書士が持ち歩くとも思えないですし、決済の場で、こんなことやってたら、「この司法書士何だ?
」と思われてしまいます。

やはり日々鍛錬し、熟練の職人の技を習得するしかなさそうです。

司法書士の皆さんは、ペラペラ残像方法?折り重ね方法?両方?今度みんなに聞いてみよう。

2012年07月25日

クラブでダンス その2

さて、おとといのつづき。

私の大学生の頃、ナイト・クラビングなるものが流行っていました。この頃のクラブは踊らず、ひたすらオシャレに(?)飲むだけの場所。
西麻布の328、レッドシューズ、シリン、ウォッカトニック、フォックスバーローなどの有名店をハシゴするだけ。

そんなクラブが今のクラブになったのは、たぶん「ロクジェー(六本木のJ-Trip Bar)が始めだったと思います。
それからクラブは踊れるところというのが定着し、次々にオープンしました。

ニュースで署名活動を行っている音楽家の一人は、坂本龍一さんですけど、彼も当時相当遊んでらっしゃって、
あちこちのクラブで顔を合わせていました。

風俗営業適正化法が幸福追求権を侵害するか否かが問題となり、坂本龍一さん運動されてらっしゃるぐらいなので、
昔遊んでいた立場からすると当然、署名運動でもしないといけないようですが、個人的には逆の立場。

かなりなレベルの遊び場であるので、未成年者の飲酒・喫煙は助長しますし、暴れたい盛りの年頃が集結しますから、
暴力事件も当然ついて回ります。場合によっては、ドラッグに手を出したりと、いいことはあまりありません。

海外のクラブのように、パスポートを提示するなどの年齢確認が徹底されていたり、ある程度落ち着いた客層が中心となれば、
問題は少なくなるとは思いますが、日本のクラブの営業実体を考えると、それも難しそう。

自分が遊ぶことを考えるのであれば、規制緩和は歓迎すべきかもしれませんが、子を持つ親としては、心配のタネは少ないほうがいいです。

俺も歳とったなあ(笑)。

2012年07月24日

お見舞い

今日は、知り合いの先生のお見舞いに行ってきます。

2012年07月23日

クラブでダンス その1

だいぶ前のニュースですけど、中学校の体育の授業でダンスが必須になったのはご存じですよね。いまどきらしく、
ダンスもHIP HOPが主流となり、年配の体育教師を悩ませているのは、報道のとおり。

ダンスの授業で得られる素養は、将来の国際交流の場であったり、自己表現の手段を広げたり、何らかの社会生活の中で、
あったらいいと思います。実際うちの子供にも小さい頃、ダンスを習わせていました。

そんなダンスも時と場所によっては、問題もあります。

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クラブでダンスは「風営法違反」?
 起訴された経営者が訴える「摘発は憲法違反だ」
(産経新聞 7月22日)若者たちが音楽に乗ってダンスを楽しむ「クラブ」がここ数年、
風俗営業適正化法による許可を受けていないとして、警察に摘発されるケースが全国で相次いでいる。一方、「客にダンスをさせる営業」
を規制対象とする同法をめぐり、音楽家らが法改正を求めて署名活動を展開中だ。そうした中、同法によるダンス規制が憲法で保障された
「幸福追求権」などを侵害するか否かが刑事裁判で争われることになった。(以下略)

中学の体育の授業のダンスは、例えそれがHIP HOPであったとしても、
みんな体操服やジャージで行うかわいらしいイメージがありますが、クラブでのそれはどうでしょう?

そもそも年配の方は、ここでいうクラブの発音がわからないのでは?
普通に発音するクラブ(クにアクセント)・・・世間のおじさんが行くキャバクラ、サロン、ラウンジ、クラブのこと。
ここでいうクラブ(無アクセント)・・・若者が上記と区別しているクラブ、昔おじさん達が行っていたディスコより小さい箱であり、
ドレスコードもディスコとは全く違う次元のもの。

このブログを書いている私もかつては若かったので、クラブには行っておりました。時期的には、大箱のディスコ「ジュリアーナ東京」
が流行るちょっと前くらいの時期、場所は西麻布が定番。

本来の法律ネタとかけ離れてきましたが、調子いいので、つづく。