管轄の法務局によって、対応が違うことはよくあります。

目的上事業者の合併等の取り扱いも、商業登記ハンドブックが出るまで、マイナーな論点だったので、知らない司法書士も登記官も結構いました。その関係で「あそこの法務局は、なくても登記が通るよ。でもあそこはだめ。」みたいな情報を事務所で共有しておりました。

もちろん松井ハンドブックが出てからは、メジャーなポイントとなってしまったので、目的上事業者（陸運や海運が有名です。これらの目的が消滅会社の目的にあるけれど、実際は、そんな事業を行っていないみたいな会社）に該当する場合は、事前に目的変更して、削ったりします。もしくは、監督官庁に証明書を出してもらいます。

松井ハンドブックが出るまでは、案件も少なかったのか、例えば関東運輸局に問い合わせをしても中々理解してくれる方までたどり着かないということも普通でした。（ちなみに今は「認可を要しない旨の証明書」の件だというと、あっという間に担当者につながります（笑）。）

つづく。

人前ではとても話せないトークが繰り広げられる鬼の忘年会も個室で無事終了しました。
準備万端だったので、問題なしで終わりました。

さて今日は、準備万端でない営業の話。
先日、「グーグルです。」とグーグルの社員を名乗る者（以下Ｇ）から電話がありました。電話営業を地味にする企業でないので、何が起こったか話を聞いてみることにしました。

Ｇ「グーグルです。サービスの紹介を。。。」
私「ちょっと待って、本当にグーグルの人？」
Ｇ「はい、そうです。グーグルです。」
私「今どこから電話してます？」
Ｇ「・・・」
私「御社の本店所在地どこですか？」
Ｇ「・・・」
完璧に偽物だと確信する。
（どこ？）という小さい声が聞こえる。
Ｇ「六本木ヒルズです。」
私「あ〜そう。フロア何階？」
Ｇ「４階です。」
グーグルがそんな低層階な訳ないじゃん。
私「あ〜そう。御社の社長誰だっけ？」
Ｇ「・・・」
私「社員が社長知らない訳ないよね。」
Ｇ「・・・」
私「いたずら続けるなら警察に電話するよ。」
Ｇ［すいません。すいません。うそついてました。］
私「だよね。もうこんなことやめなよ。」

グーグルを名乗る準備が全然できてないようで、せめてググっていればという馬鹿なお話でした。

以前、この歳になって、飲み会で一気することはなくなったと書きましたが、また年に１階の例外の日がやってきました。

今日は、毎日一気させられていたロイター時代の上司たちとの忘年会。。。

気休め程度にしかなりませんが、既に牛乳は飲み、体調を整えています。また身なりにもうるさい上司だったので、歯のホワイトニングもし、靴も磨き、爪もきれいに切り、一応万全な体制です（笑）。

でもどこかがダメといちゃもんを付けられ、ボトルはすぐに空になりそうです。

でもロイターやめてずいぶん経ちますが、こうして集まれるのも、当時の一気時代の良い副産物なような気もしています（笑）。

昨日の忘年会は、誰と話しても「痩せたね〜。別人。どうしたの？ライザップ？何キロ痩せたの？食事制限？運動してるの？」とほぼ同じ質問。何回も同じ説明をして疲れました（笑）。

さて、前々回の続き。

本店移転のみの場合、旧管轄から新管轄に登記事項となるデータがシステム経由で送られます。新管轄では、そのデータを読み込むだけなので、ミスが生じることはありません。ありえるとしたら、プログラムのバグぐらいでしょうか？

「株主名簿管理人の氏名又は名称及び住所ならびに営業所」の欄には
東京都千代田区丸の内○○○○○○○○
○○○○株式会社
東京都千代田区丸の内○○○○○○○○
○○○○株式会社　証券代行部
が入力されるスペースがあります。（以下Ａ）

そして
平成２６年３月○○日株主名簿管理人○○○○を廃止　平成２６年４月○○日登記
が入力されるスペース（以下Ｂ）があります。

Ａが抹消事項でなければ、本店移転の際データは送られます。当然Ｂは送られません。

ところが今回Ｂが送られてる。。。
登記官に聞いてみました。
すると意外な答えが、

なんと「この平成２６年３月○○日株主名簿管理人○○○○を廃止　平成２６年４月○○日登記」がＡに入力されていたようです。

システム的には、株主名簿管理人の氏名や住所が入力されてると認識しますから、当然新管轄に送られてしまいますね。

何でこんなミスが生じたかは、判明しましたが、新人には、思いがけないトラップだったようです。

よい週末を！

支部長をやめてずいぶん経ちますけど、港支部の現執行部から忘年会に誘われてます。

今日これからなので、久しぶりに顔を出してきます。

痩せてから会ってない人も多いので、いろいろからかわれそうですが、楽しんできます。