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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2010年11月17日

「公認会計士16歳合格」 に物申す!!

大きく報道されているのでご存じの方も多いと思いますが、

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<公認会計士>岐阜の16歳が合格…
史上最年少  (2010年11月15日 毎日新聞)
  難関とされる公認会計士試験の結果が15日発表され、岐阜市の長谷川智也さん(16)
が従来の18歳を更新する史上最年少で合格した。今年の合格率は8%で、合格者の平均年齢は26.3歳。(以下略)

 

公認会計士16歳合格!
 親は子供をどう育てたか


http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20101117/Pouch_8359.html

 

優秀ですごいなぁ。頑張ったなぁ。

とも思いますし、親の教育方法も気にはなります。

 

しかし

 

記事をよく読むと

 

中学卒業後、通信制高校とあります。こんな偉業を成し遂げた彼は、友達が通う普通の高校にはいかなかったということでしょう。

 

学校の勉強なんて役に立たないという意見もありますが、同世代の友達と遊んだりすることによって、
他の人間とのコミュニケーションを学んだり、貴重な同級生と過ごす時間を若い頃に持てないのはいかがなものかと思います。

 

小学生で勉強のできる子は、リビングで勉強をしている子が多いという話を聞きますが、彼は高校生、
多感な思春期で自分の部屋を持てずというのは、精神的にどうなんでしょうか?

 

これだけ優秀ですから、優秀な友達が集う高校なり、大学なりで色々な分野の勉強をして、より大きく羽ばたいて欲しいと思います。

それでも公認会計士をやりたいと強く思うのなら、是非頑張ってもらいたいと思いますが、世間は広い。

 

今までは専門的な勉強に集中していたでしょうから、広く浅くジェネラルな部分も吸収してもらいたいと思います。

 

しばらくは思いっきり遊ぶのがいいかも(笑)。

 

青春を謳歌しましょう

2010年11月15日

葉山に行ってきました。

仕事で丸一日葉山に行ってきました。7、8月ならかなり賑わっているところですが、さすがに人影は、まばら。

 

葉山の御用邸(正門ではありません。やっぱりかなり広大な敷地。)

 

葉山御用邸前、葉山警察署の横にある「如雪庵一色」という蕎麦屋で昼食。

「私たちは働かなくてもいいの。」みたいな上品なご婦人たちがいっぱいいました。

地方では見かけることの少ないポルシェも相当数走ってました。もちろんアリーナにはヨットがいっぱい。

ゆっくりとした時間が流れている感じ。

たまには本人確認で外出もいいけれど、葉山には休日のんびりと訪れたいもんです

2010年11月12日

Dropboxの研修

武蔵野支部で変わった研修があるようです。

以前ご紹介したことのあるDropbox、

「ガンガン活用してください。 Dropbox」

http://shihoushoshi.main.jp/blog/archives/001892.html

 

その他にもGmailやリモートアクセスなどの活用法などの変わったメニュー。

ご興味あるかたは

11月25日18時30分より 三鷹産業プラザ7F です。

 

うちの支部でもiPad活用法とかやろうかな(笑)。

 

頑張ってるねえ。K研修担当副支部長

2010年11月11日

どうなる相続税?

昨日は登記実務協議会でした。失礼しました。

 

ちょっと前の話ですが、先日、昭和の名物レフェリー、ジョー樋口さんがお亡くなりになりました。

プロレスがテレビ放送で高視聴率を獲得していた時代のレフェリーですので、レスラーでないにもかかわらず、知名度はかなりありました。

子供の頃、私の地元にもプロレスの巡業はよくありましたので、今とするとプロレスの人気はだいぶ温度差があります。

彼の独特なカウントに、だいぶ興奮したものでした。ご冥福をお祈りします。

 

さて、
こういった有名人がお亡くなりになると、その相続人は、相続税の心配をします。しかし一般の方がお亡くなりになっても、
心配しなければならない方は、ほんの一握りでした。

でもその対象が二握りに増えるかもというニュース。

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相続税「基礎控除」下げ…
税収増へ対象者拡大(読売新聞 11月11日)
 政府税制調査会は10日、2011年度税制改正で、相続税収を増やすため、相続税の基礎控除額を引き下げる方向で調整に入った。

 年間死亡者の約4%となっている課税対象者数を、6%程度まで拡大したい考えだ。11日の政府税調の会合で方向性を示し、
具体的な金額の議論に入る。

 基礎控除は、
相続する財産額から差し引いて課税対象額を引き下げる仕組みで、法定相続人1人当たり1000万円に、
5000万円を加えた金額が控除額となっている。死亡した夫に妻と2人の子供がいる場合の基礎控除額は8000万円だ。
基礎控除額が大きいため、08年の課税対象者は年間死亡者の4・2%(約4万8000件)にとどまっている。

 

課税対象者が2%増えるとすると、税理士さんにはいい風が吹くということなんでしょうね。

相続税対策としての贈与も増えるかもしれません。となると司法書士にもいい風が吹くということかも

2010年11月09日

併せ公告の話

この時期は併せ公告が多くなる時期。

「官報の手配をうっかり忘れてました。」では済まされない大切な時期です。うちの事務所の新人スタッフは、
司法書士試験に合格しているものの、このへんの実務とは無縁の生活を送っていたようなので、いちいち教えるのが大変。

機会があれば、ちょっとずつブログにアップしていくことにします。

たぶん知らないと思うので、今日は「併せ公告」の話。
併せ公告という用語は、法律用語ではなく業界用語です。組織再編の多い4月1日に向けて、
あるいは年内に効力発生させたいという事情で2月と今月がそのピークになります。

元受験生であった彼ら新人は、法令遵守の立派な会社の登記に関する問題ばかり対応していたはずなので、
実はほとんどの中小企業が決算公告していないという事実を知らないようです。

(詳しくは過去のブログ)
http://shihoushoshi.main.jp/blog/archives/001825.html

 

合併や吸収分割、あるいは資本金の額の減少の登記の依頼があった場合に、

「あなたの会社はちゃんと決算公告されてます?」と聞かなくてはいけないという基本を知らないはず。

一部の法令遵守されている企業を除いて、当然に

「そんなのやってません。」

と回答されてしまいますから、

 

合併公告
吸収分割公告
資本金の額の減少公告

だけ手配するだけでは足らず、

 

合併公告+決算公告
吸収分割公告+決算公告
資本金の額の減少公告+決算公告

と決算公告とセットにしなければいけません。

 

この決算公告とセットにした枠公告を「併せ公告」と呼んでいます。

紙面を占める面積が多いので、かなり早めに手配しないと予定した日に掲載されません。

この時期、官報の手配を1日忘れただけでも。。。

ぞっとする嫌な過去を思い出してしまいました。

 

ネタが当分つきないのでしばらくは官報ネタで(笑)。