2008年07月10日
オンライン申請の普及のためとはいえ。。。
オンライン申請をしている現場から、ただならぬニュース。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">税務署、
電子申告数水増し 1400件署員自ら入力(2008年7月10日朝日新聞)東京都や大阪府、
広島県などにある10税務署で、署員らが、納税者本人が利用することになっている署内のパソコンの「国税電子申告・納税システム」(e―
Tax)を使い、本人の申告情報を入力・送信していたことが分かった。結果として、e―
Taxの利用率を内部で水増ししていたことになる。本人不在の「趣旨に反した利用」(国税庁)は全国で約1400件あったという。
国税庁によると、
問題があったのは東京国税局の7税務署と、大阪、広島、熊本の各国税局の1署ずつ。個人事業者らの納税者団体「青色申告会」
の会員が同会に提出した申告書の控えなどを基に、本人不在の状況で、税務署員や同会の事務局員が署内のパソコンで入力・送信していた。
署員らが残業したり、操作研修として入力・送信したりした署もあったという。
電子政府のオンライン利用率の目標である「10年度までに50%以上」圧力に税務署が屈したということでしょう。うちの事務所
(東京司法書士会港支部事務所を兼ねていますので)にもオンライン普及のためとして、税務署の職員の方が説明にいらっしゃいました。
「法務局より税務署の方が、政府の圧力あるのかなあ。」とは思いましたが、ここまでやってしまっていたとは、
狂っているとしか思えません。
税務署より法務局への圧力が強く、
「法務局、電子申請数水増し 1400件登記官自ら入力」という更に気の狂ったようなニュースでなかったのは、
まだ良かったのかどうか。
オンライン申請の普及に努める我々の立場から、言わせて頂くと、今日のシステムの不具合もいいかげんにしてほしいところですけどね。
オンライン申請してないのに、
原田正誉 様
手続名 登記申請書(会社用):株式会社,有限会社,合名会社,合資会社,合同会社,外国会社
審査が終了しましたので,お知らせします。
なお,本システムの処理状況一覧にある「処理状況」も併せてご確認願います。
法務省オンライン申請システム
というメールが送られてこないことを祈るばかりです(笑)。