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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年06月20日

ブログのエントリーが1000超え

2003年3月11日よりスタートしたブログもエントリー数がついに1000を超えました。
ここまで続いたのも皆さんの応援のおかげです。

ありがとうございます。ヽ(^。^)ノ

 

2007年06月19日

司法書士という資格で金利優遇

仕事で毎日のように「抵当権の設定・抹消」を繰り返し、
住宅ローンとは深い関わりのある司法書士ですが、ご自分の住宅ローンはどんな状態でしょうか?
司法書士だからということで優遇なんてされてませんよね。

司法書士という資格があって良かったと思えるニュース。

GE Money、「住宅ローン」で本人と家族の資格を合算した金利優遇サービスを開始
日本の住宅ローン業界で初めて、本人と家族の資格合算で金利を最大1.0%優遇(平成19年6月18日 NIKKEI NETより)

 GE Moneyは、本日より、「GE Moneyの住宅ローン」の申込者ご本人の資格にご家族の保有する資格を合算することで、
最大1.0%の金利優遇サービスを開始しました。同時に、GE Moneyでは、金利を優遇する資格として、
これまでのTOEICとIT系資格に加え、新たに20種類の資格を追加しました。

要するに「住宅ローンの借り手が特殊な資格を持っていれば金利を優遇しますよ。」という新しい金融商品。

合格率が何%だからとか、年収の平均がいくらだとかという噂やあまり根拠のないデータを金融機関が採用するとも思えません。
金融機関なりにかなり慎重に資格を判定したものとなっているようです。
住宅ローンの貸し手にはそれぞれの資格がどう思われているのか興味のあるところ。

今回追加された20資格は、「弁護士、公認会計士、医師、歯科医師、獣医師、税理士、弁理士、司法書士、薬剤師、看護師、保育士、
助産師、社会福祉士、介護福祉士、管理栄養士、通訳案内士、養護学校教諭免状、歯科衛生士、歯科技工士、ファイナンシャルプランナー」

20資格を眺めていると、判断基準は高収入・難易度だけではないようですが、司法書士はめでたくも評価されているようです。

資格によって0.1%から0.5%の優遇金利の差という露骨な金融機関の評価。ちなみに弁護士・医師は最大で0.5%優遇。
歯科医師は0.4%、税理士弁理士は0.3%、TOEICスコア900が0.2%となっています。

さて問題。気になる司法書士の優遇金利は?

A 0.5%
B 0.4%
C 0.3%
D 0.2%

答えは C

2007年06月15日

変な登記簿謄本?

実際にある謄本の一部です。

どこか変なのか分かりますか?なぜこうなのか知ってます(笑)?

 

2007年06月14日

実態とは異なる登記?

総連土地取引で元公安庁長官の自宅を捜索…東京地検(6月14日読売新聞より)

東京地検特捜部は13日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部(東京・千代田区)の土地と建物を購入した投資顧問会社の社長で、
元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)氏(73)の自宅と事務所を、電磁的公正証書原本不実記録の疑いで捜索した。
同部は同日、緒方氏本人から任意で事情を聞いた。緒方氏は、同本部の土地建物の所有権を同社に移転させ、
実態とは異なる登記をした疑いが持たれている。

緒方氏の弁護士事務所は港区、購入した投資顧問会社「ハーベスト投資顧問」は目黒区、物件は千代田区。

どうしてもこの手のニュースを見ると、「実態とは異なる登記をした疑いが持たれている登記」を誰がやったのか?が気になります。
元公安庁長官の先生からの依頼を断りきれなかった司法書士がいるのかいないのか。港区、目黒区、千代田区といずれもご近所。
知り合いが巻き込まれているのかいないのか?ニュースの本来的な部分でないところについつい目が行ってしまいます(笑)。

実際に登記簿の確認まではしていないので、はっきりと断言はできませんが、「実態とは異なる登記をした疑い」
の判断は微妙なところです。かつての元公安庁長官ということで見せ捜査なのかしらん?とも思ってしまいました。

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2007年06月13日

学校が弁護士と顧問契約

学校が弁護士に直接相談 港区、理不尽要求に対応
2007年6月11日 22時28分 東京新聞
学校に対する親からの理不尽な要求やクレームで、教員が法律的なトラブルに巻き込まれるのを防ぐため、東京都港区は11日、
区が契約した弁護士に区立小中学校、幼稚園が直接相談できる制度を始めたと発表した。こうした制度は全国でも珍しいという。

私のお膝元、港区が弁護士5人(年間予算250万円)と契約したようです。

「うちの子供が遅刻しないよう、先生が起こしに来て。」とか学校の外の子供のケンカによるケガの問題を学校にクレームしたりとか、
変なクレームを付けるPTA対策といったところでしょうか?

確かに変なクレームを付ける親はいるでしょうが、以前こんなことがありました。

学校の窓が割れて(うちの子が割ったらしい(事故))、うちの子がかなりのケガしたことがありました。
先生から子供のケガの状態について報告があるものと考えていたら、先生の第一声が

「ガラス代を払って下さい。」

さすがにこれには私もブチ切れ。「君は私にガラス代の話をする前に、話さなくてはいけないことがあるんじゃないか。。。」
延々と説教をすることになってしまいました。そして、とうとう「校長を出せ(怒)。」
最終的には訴状っぽいものまで学校に送ってしまいました(怒)。

結果的に学校側はクレーマー(私)との対応に弁護士に相談しなくてはならなくなってしまったようでした。
この弁護士との顧問契約で教師が本来の仕事に集中できるとしていますが、
社会人経験の少ない教師の初期対応に問題が多い場合もあると思います。

離婚での親権をめぐるトラブルに学校が巻き込まれたり、子供を起こしに来いなどの理不尽なクレーム対応には有益かもしれません。
しかし、初期対応に非常な問題のある「社会に揉まれていない教師」の社会人としての基本的な部分の教育が優先されるべきと常々感じています
(怒)。