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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2006年02月21日

かつてのホリエモンのように記事のストックがほしい。。。

 


さすがに11時となると、ブログ更新のパワーが落ちてしまいますね。。。
仕事もどこかで切り上げればいいのですが、集中してると気づくとこんな時間です。

 


スタッフがみんな帰った後、電話がかかってこなくなった時間帯になって、
ようやく集中。どこぞの社長のブログのように数日分の原稿を用意するみたいな真似ができないので、ブログのスタートが遅れると、
かなり厳しくなります。

 


また「事務所に人がいない=タバコも遠慮なく吸える」ので、集中ついでに、
ついつい吸いすぎてしまいます。少しは減らそう減らそうと考えているのですが、どうやら無意識にタバコを吸っているようで、
今日も3箱という健康に全く気を遣わないヘビースモーカーぶりです。さすがに舌先がビリビリしてきました。。。

 


先日よりブログに、「サラリーマンより司法書士のほうが厳しい」
などと書いたりしていますが、正直「残業時間」に関していえば、昔のサラリーマン時代より極端に減っています。何と言っても、
私はこれでも一応所長ですから、帰りたい時間は自分で決められます。嫌な上司がまだ帰らないから帰れない的な状況はありません。
ブログもランキングを気にしなくなれば、「疲れたので、これで失礼します。。。」みたいなブログでお茶を濁したり、極端に言うと、
「ブログ自体や〜〜めた。」と思えば、こんな時間に事務所に残る必要もありません。

 


とはいえ、皆さんの暖かいクリックにずいぶん励まされております。
今日はこんな変な内容ですが、明日以降、また気合入れなおして頑張ります!
 

 

司法書士原田事務所(東京都・港区)

2006年02月20日

駅の看板広告の効果は0


今日、1年半前からやっている駅の看板広告の更新期限でした。色々な広告媒体がありますが、
うちの事務所の今の看板の内容では、駅の看板広告の効果は0です(笑)。
麻布十番が地元ですから、単に名刺代わりに設置してあるだけです。

 


よく司法書士の広告を電車内や駅のホームで見かけますが、その大半は
「債務整理」です。この分野であれば、そこそこの効果があるらしいのですが、あいにくうちの事務所では、
この債務整理業務を取り扱っていませんので、そういう意味でも効果0です。

 


「あれだけの看板出してれば、それ見てお客さん来るんじゃないの?」
とおっしゃる方もいますが、この1年半で「たった2人。」
この数字だけで見ると、全く広告効果なしです。だいたいうちのスタッフにも「え?駅に看板あるんですか?
」などと言われていますので、効果なんてたかが知れています。

 


地元の人に「ああ、原田事務所ねえ。聞いたことある。」と言われれば、
それで御の字です。事務所に良く来られるお客さんにも、「看板どこにあるの?」なんて言われてしまってますので、
お金をドブに捨てているような気もします。。。

 


「さすがに今回は広告の延長は止めよう。」そう考えていましたので、
今日の写真も看板の見納めのつもりで撮影したものです。「広告の更新はなし。」と考えていたのですが、散々迷った末、「今回も延長」
することに決めました。

 


「理由はただ何となく。」経営者としての判断としては×なんでしょうが、
あと半年、更に名刺代わりに置いておきます←馬鹿ですかね(笑)。

 

 

2006年02月17日

司法書士とサラリーマンの比較

おかげさまで、人気blogランキング『法律・法学部門』で10位内をKEEP!

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揺れに揺れている耐震強度偽装事件ですが、昨日ヒューザーの破産開始決定が出ました。
思ったより早い決定に住民の方々もほんの少しだけ良い結果となりました。
130億円とも言われる被害を賠償しなければならないとなれば当然債務超過となるようです。

 


偽装マンションの住民には、気の毒ですが、
まだローンを組んで日も浅い方が多いようですし、心機一転、思い切って破産して1からやり直すという手段もあります。そんな中、思い切った
「破産」という手段に出れない方がいるようです(あくまでも噂ですが)。そう、
破産してしまうと商売できなくなってしまう弁護士など士業です。

 


昨日の司法書士の年収の話で、
「単純にサラリーマンの年収と比較するのは難しいと思う。」と書きましたが、単純に比較できない問題として士業特有のリスクがあります。
サラリーマン時代は、「これで失敗したら破産してしまう。」というリスクはありませんでした。出世に影響するようなことは、
色々ありましたけど(それが収入に大きく影響してしまいますが)、失敗=破産という図式はありませんでした。

 


司法書士は、破産してしまうと商売ができなくなります。それこそ一大事。
「これ失敗したら、どうなるんだろ?」そんな心配をしながらの業務ですから、サラリーマンと給与だけで比較されてはやってられません。
もちろんサラリーマン時代とは経費面で優遇されている部分もあったりはしますが、絶えず続く緊張感には参ってしまいます。私の周りの先生も、
この気苦労が絶えない方が多いようです。

 


「とりあえず会社に出てれば給料もらえるもんなあ。」
私と同じ頃、会社を辞めてサラリーマンとは別の道を歩み始めた上司が飲むたびにこぼしてました(笑)。
社内政治だのなんだのと、当時は当時なりの気苦労がありましたが、私個人的には、「こっちのほうが数段しんどいです。」

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2006年02月16日

司法書士の年収と私が司法書士になる前の年収

司法書士の平均年収1400万円
世間の皆さんは司法書士の年収に興味があるんですかね?

 


「司法書士 年収」

 


ヤフーで検索した場合の司法書士の第2検索ワードの1位は「年収」です。2位が「試験」
というのを見ると、司法書士の年収に興味があるのは、これから司法書士になりたいという受験生に多いんでしょうね。
もちろん私も同業の年収は気になりますが(笑)。

 


司法書士の平均年収1400万円。
私が司法書士を目指そうと思っていた頃の司法書士試験予備校のパンフレットには記載されていました。(冷静に考えると、
いったいどうやったら、司法書士の平均年収なんて割り出せるのか不思議ですけど。)

 


ご存知のように私は、外資系企業に勤務するサラリーマンでした。会社名は
「REUTERS」。普通の日本人は読めないと思いますけど、これでロイターと発音します。世界最大手の通信社、ロイターです。

 


外資系ということもあり、20代後半には、
1000万円の給与を貰っていました。会社を辞める30歳ぐらいの頃は、1500万円越えていたと思います。
その頃の年収と予備校のパンフレットに記載された司法書士の年収。同じくらいでしょ(笑)。

 


「司法書士の年収の平均が1400万円なら、俺がやればもっと稼げるだろう。」
そんな安直な考えでこの業界に入りました。司法書士は個人事業主ですから(一部には司法書士法人もありますが)、
単純にサラリーマンの年収と比較するのは難しいと思いますが、本当の司法書士の平均年収はどうなんでしょう?

 


タブーですが、気がむいたら続き書きます。

 

 

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2006年02月15日

電子公告調査機関とは


昨日の電子公告の続き。昨日ご紹介した『貸借対照表に係る情報の提供を受けるために必要な事項』は、
特に制約はありませんが、電子公告とは別物、電子公告はお金がかかります。「自分のHPに掲載するのに、何で金がかかるんだ?」
おっしゃる通りですが、第3者にチェックしてもらうからです。
(ヒューザーで問題になっている会社がやっている確認審査みたいなものをイメージして下さい。
だからっていいかげんではないはずです(笑)。)

 


商法上、これは必ず公告しないといけないような場面(合併、会社分割、
資本減少、準備金減少等)で行う公告ですから、「HPが見えない」じゃ困る訳です。定められた公告期間が1ヶ月間であれば、
その間継続してHP上に掲載されていることを、電子公告調査機関(現在3社あります。)がチェックして問題がなければ証明書を発行します。
当然その電子公告調査機関の証明書が登記に必要になってくるのです。これがないと登記できませんから、要は、
その証明書交付手数料がかかるという仕組みです。

 


費用がかかるといっても、日本経済新聞などの日刊紙に比べると、格安です。
しかも、この電子公告にしておけば、債権者保護手続のうち個別催告が省略できるというメリットを享受できます。合併、会社分割、
資本減少等の場合は、債権者への公告は、官報でしなければなりませんが、電子公告を採用しておけば、「官報+電子公告」の「ダブル公告」で、
実務上とても大変な「全ての会社債権者に対する催告書の送付が不要」になるのです。(今日も、
電子公告を採用していない会社の担当者が苦しんでいました(笑)。実際笑い事ではないくらい大変です。。。)

 


とても便利な電子公告。導入がお済でない会社担当の方いらっしゃいましたら、
詳細ご説明します。

 


ここから先は業界関係者向け。


官報+電子公告でも、会社分割の場合、
分割会社の不法行為債権者に対しては省略ができないのでご注意あれ。ほとんどの場合そんな債権者はいないと思われますが、念のため上申書に
「不法行為債権者はいない」と記載するのをお忘れなく!