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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2006年01月17日

ライブドア家宅捜索 株式分割その1


ヒューザー、阪神大震災11年などのニュースも見事に吹き飛びましたね。
(タイミングが良すぎるのが気にはなりますが。。。)マスコミはもちろん、多くのブログも、今日は『ライブドア家宅捜索』
一色です。このニュースがなければ、個人的には「漫画家加藤芳郎氏」の哀悼記事でもテーマに書こうと思っていました。

 


IT関係のIPOがらみの仕事もしていますので、
株式市場に影響が大きすぎると、そちらにも影響してきますので、あまり大騒ぎされたくないという個人的な思惑もあります(笑)。しかし、
今日はこのネタから逃れるわけにはいきません。このテーマに対して、色んな側面からのアプローチが考えられますが、
司法書士でもありますので、まずは『株式分割』あたりをネタにします。

 


個人的に株式分割という言葉を知ったのは、今から17〜8年前のこと。
当時社会人になりたての私も、他の社員同様ロイターの自社株(厳密にはストックオプション)を持っていました。
朝自社の端末でロンドン市場の株価をチェックして、1日をスタートさせていたのですが、ある日、
一挙に株価が約4分の1に下がった日がありました。

 


「なんじゃ、こりゃ???」一人狼狽していたのですが、
実際には1株を4分の1にする株式分割が行われただけのようでした。あまり資金的な余裕のない個人投資家は、
あまりにも高い値がついている株式には、手がでません。ところが4分の1、10分の1と株式分割をすることによって、
そんな個人投資家も手が出る値になります。「そういった部分の需要が株式分割後の株価を押し上げるのだ。」と当時の先輩に教わったのが、
株式分割との出会いでした。

 


久しぶりにつづく。

 

2006年01月16日

登記・特許手数料 電子申請なら軽減


千代田支部の皆さん、先日はお疲れ様でした。
先週末のブログで書きましたように、金曜日は、千代田支部の新年会に参加しました。同じ東京の司法書士の集まりには違いないんですけど、
港支部とは、また一味違う重厚な雰囲気の漂う支部です。(決して港支部が軽薄という訳ではないです(笑)。)今回は、
挨拶はさせられましたが、あくまでも来賓。隅々まで気を遣う主催者ではない分、遅い時間まで楽しませて頂きました。ありがとうございました。

 


今日は、電子申請(オンライン申請)のお話。金曜日遅い時間まで、飲んだ翌日。ぼーっとした頭で、
日経新聞を眺めていたら、「登記・特許手数料 電子申請なら軽減」
という一面の記事で目が覚めてしまいした。登記のオンライン申請が出来る環境になったとはいえ、一部には、
ネットに乗らない書類もありますし、とてもではありませんが、簡単に利用できる代物ではありません。現実に電子申請されるものは、
全体の数%という状況です。政府としては、この利用状況を劇的に高める手段として、手数料の軽減を検討するようです。

 


不動産のオンライン申請は敷居が高いとしても、商業登記のオンライン申請は、
そろそろ対応しようかと考えていました。早めに対応しようと思ってはいたのですが、商業登記申請の多くは港出張所への申請です。
「手間をかけてオンラインで申請して、ネットに乗らない書類を目の前の法務局まで持っていく。」
馬鹿らしくてそんな手間は取れないと思っていましたが、手数料軽減までの手を打たれてしまうと、そうも言っていられなくなります。

 


この流れが加速すると司法書士業界の勢力図も変化してしまうのかもしれません。
今後の動向を見守りたいと思います。(たぶん近々準備します。)

 

 

2006年01月13日

千代田支部の新年会


今日は、これから東京司法書士会千代田支部の新年会に出席します。(6時より)
例年同じブロックということもあり、お呼ばれしていますが、今年はお誘いが昨日(賀詞交歓会にて)だったので、
私以外の支部長の出席は微妙です(笑)。単に飲みの席が嫌いではないので、のこのこ行こうと思います。(実際は、
会社法対応のブロックセミナーの打ち合わせ込みです。)実は、私は、お願いされると断れない性格のようです。支部長になったのも、
そんな性格だからでしょうか(笑)?

 


一般の方には、連日司法書士がらみのネタで申し訳なく思っていますが、
新年会シーズンのこの時期です。ちょっぴりご勘弁下さい。会務等に追われ、更新もままなりません。「興味ないネタが続いてる。」
と思われても当然ですが、より充実した内容になるべく努力だけはしたいと思っています。気力をささえるためにも、応援お願いします。

 

 

2006年01月12日

新年賀詞交歓会


今日は、東京司法書士会と関連4団体(東京司法書士協同組合、
東京司法書士政治連盟、東京嘱託登記司法書士協会、社団法人リーガルサポート東京支部)合同の新年賀詞交歓会に行ってきました。場所は、
明治記念館です。スペース的には普通の結婚式の披露宴会場3個分と、かなり盛大に行われます。ちなみに来賓として、
民主党の管直人元代表など政治家が大勢来てました。(与謝野大臣は欠席。)

 


一般の会員はだれでも参加できますが、東京の司法書士の方で、
この賀詞交歓会に一度も参加されたことのない方も、たぶん大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか?そう言っている私も、
支部の役員をやるまで一度も行ったことはありませんでした。

 


一番初めに、この賀詞交歓会に参加した時は、
まだ関連団体の仕事もしていませんから、知り合いは、港支部のメンバーのみ、誰とお話してよいものか、広いスペースの中、
グラスを片手にウロウロしていた記憶があります。

 


月日は流れ、支部長職、リーガルの役員などをやらされていくうちに、
さすがに参加者の顔ぶれがだんだんと分かるようになってきました。もちろん、
こういった東京会の仕事を始めとして関連団体のお仕事を嫌われる先生(そんな暇あったら、自分の仕事をしていた方がマシ!)という、
ある意味割り切った先生もおられると思います。

 


そういう方のお気持ちも十分分かりますが、会員、広くは国民一般のために、
こういった職務をやるというのが、司法書士という職業を選んだ方の責務であるような気もします。
それに自分の事務所で一部の司法書士やお客のみと生きていくより、多くの司法書士との交流を楽しんだ方が良くありませんかね??

 


登録したての最初の頃は、知り合いなんて同期ぐらいのもんです。
知り合いを増やすには、まず支部の新年会から(笑)。一度顔を出せば、すぐ仲良くなれますよ。
1月27日の港支部の新年会、まだまだ参加者募集中です(笑)。

 

 

(さらに…)

2006年01月11日

どうなる法務省令?


昨日のような一般受けする(?)ネタを探していましたが、
9時になってしまったので、散々悩んだ末、一般の方には興味が相当薄いと思われる新会社法省令案について。

 


今日の日経新聞に載っていましたが、法務省令の内容(特に、
社外取締役に関する記述(職歴・報酬額などの情報開示))を巡り、法務省と経団連との間で揉めているようです。
情報開示のボリュームは相当なもんです。(15項目を超えそう。)

 


5月施行される見込みの新会社法ですが、
約300項目の細かい点は法務省令で定まることになっています。先月1ヶ月間、パブリック・コメント手続が実施されていましたが、
これを受け、今月中にも制定される予定です。(ちなみに法務省令案については、
こちら
。)

 


すんなり決まるかどうか、どんな内容になるか、
我々は注目しているところですが、一般の方の興味は如何なものでしょうね。興味ある方のみ、じっくり法務省令案をお読み下さい
(笑)。かなり努力しないと会社法の対応が厳しいという雰囲気は伝わるかと思います。

 


蓋を開けてみないと何とも言えませんので、内容が薄くなってしまいました。。。

 


追伸 港支部の皆さんへ


今日、FAXにて詳細が送られたと思いますが、1月27日の新年会、
忘れずに予定表にご記入下さい。ワインが不得意な方は日本酒・焼酎の持ち込みもOKにしてもらいました。是非是非ご参加下さい。