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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年03月28日

遺言書が2通 その4

イラン戦は残念でしたが、まだまだ序盤。今度こそです。

さて連載もののつづき。
遺言には大きく分けて自筆証書遺言と公正証書遺言があるのは、ご存知のとおりですが、遺言の撤回はどうやればいいのでしょうか?遺言の撤回は遺言によってやるのが、原則です。例外としては、この世に1通しかない自筆証書遺言を破いて捨ててしまう方法や遺言の中で長男にあげるはずのものを別の人に贈与する(遺言内容と抵触する生前処分)などの方法もあります。

遺言の撤回も遺言ですから、公正証書遺言を自筆証書遺言で取り消すことも可能です。しかしながら専門家、公証人が関与した公正証書遺言を専門家に相談することもなく、自筆証書遺言で撤回するのは、とても危険です。せっかく揉めないために公正証書で作成したのであれば、撤回も是非公正証書でされることをお奨めします。公正証書作成の時にある程度遺言についての知識は得たからと軽く考えないで慎重に対処して下さい。

撤回の理由も色々あるとは思いますが、離婚してしまった前妻への遺言などを撤回もせずに放置して置くのは危険この上ないです。大急ぎで撤回して下さい。(公証人役場に行く途中で事故に遭われませんように(笑)。)

2通目の遺言はなかなか見せてもらえません。どうなっているんでしょうか?

つづくはず。。。

2005年03月25日

今からイラン戦!

怒涛の大安も無事終了です。ちょっと一息つけるかなという所です。来週は月末ですし、年度末。しかも31日は大安ですから、すぐにまたドタバタになりそうです。

今日は実は例の法人後見委員会でした。委員会は10名前後いるので、毎回次回の委員会をいつ開催するかで話がまとまらない事があります。前回の委員会で「25日開催であれば、私は参加できない。」と申し上げていましたが、今日開催に決定してしまったので、委員会には参加できませんでした。委員の皆さんも忙しいのに熱心に活動されていて、本当に頭が下がります。

前回のつづきを書こうと思っていましたが、今からサッカーのイラン戦。思いっきり応援したいと思います。

2005年03月24日

余裕が欲しい

どこも忙しそうです。誰と話しても余裕がないかんじ(自分を含めて)です。

世間に目を向けると、愛知万博が始まり、高裁がニッポン放送の保全抗告を棄却し、ライブドアの全面勝利となり、堤容疑者は起訴され、公示時価にも変化の兆しが。。。ネタになるニュースの連発ではありますが、気力体力が低下しています。業務中も「早く夏休みにならないかなあ。」と現実逃避してしまっている今日この頃です(笑)。サイトの存続に関る状態から一刻も早く脱出し、いつものペースに戻りたいと思っています。

2005年03月23日

遺言書が2通 その3

疲れ果てておりますが、先週のつづき。

そもそもなんで遺言の撤回ができるんでしょう?人間途中で気が変わることもあります。遺言を書いたとたんに、孝行息子の態度が急変してしまっても遺言の撤回ができないのでは、遺言者も辛いでしょう。結局遺言者の最終意思を尊重するためでもあるのです。今回のケースでは、長男に感謝しつつも、できの悪い長女が気になったのかもしれません。意地悪く考えると長女にしてやられたのかもしれません。そもそも遺言能力はあったのでしょうか?

あれこれと遺言者の最終意思を想像してみても、こればっかりは「死人に口なし。」です。有効な遺言書に基づいて、淡々と事務を進めるしかありません。「今日明日にも登記してくれ。」と言っていた長男ですが、あれからしばらく連絡がありません。こちらとしては、あれこれ親族間の争いを想像して待つより他ありません。

「あの興奮状態では、冷静な話しもできないだろうな。」

つづく。

2005年03月22日

仕事終らず

連載中ではありますが、仕事終らずです。(一応連休フル稼働したのですが。。。)今日無理です。申し訳ない。