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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年12月27日

今年1年アクセスありがとうございました。

いよいよ営業日も残すところあと1日となりました。明日は、バタバタしていると思いますので、今日が今年最後の日誌です。明日は、例によって月末(年末)の債権譲渡の登記を朝一で申請し、午前中の相談を無事に乗り切れば、今年の業務もほぼ終了です。

はずみで始めたこの業務日誌も2回目の年末です。「す、すみません。。。」的な日もありましたが、なんとか今年も1年続きました。ネタを探すために、新聞を隅々まで読んだり、法律のネタであっても、一般の方に分かり易い内容に仕上がるように、工夫しながら日々日誌と取り組んで来たことが、自然と自分の力になっているような気がします。(まあ、そう前向きに思い込まないとやってられません(笑)。)

気楽な内容なので、気楽に書いていると思われるかもしれませんが、この日誌の継続、そんな簡単なものじゃありません。司法書士業務がいかに広がったと言っても、2年続けているとネタが重複してしまいます。守秘義務もあります。結構苦しんでいるのです(笑)。そんな自分にとって皆様からの声はとても励みになります。私と面識がない方などは、コメントや掲示板の書きこみに抵抗があるかもしれませんが、私を助けると思って、勇気を持ってドンドン書き込んで下さい。

来年はより双方向のコミュニケーションが取れるよう、また忙しいとかを言い訳にして日誌を中断・中止する事のないように、頑張っていきたいと思いますので、日々のアクセス宜しくお願いします。

来年は1月4日からスタートとなります。それでは、皆さん良いお年を!!

2004年12月24日

困ったクリスマスプレゼント

今日はもうクリスマス。クリスマスと言えば、プレゼントですが、今日最初にもらったプレゼントは、174個のコメントスパムでした(笑)。

ご存知ない方のために、コメントスパムについてちょっとご説明します。このサイトは複数のBLOGで作成されています。従来のウェブサイトと違って、今日のこの記事に読んだ方のコメントが入力できたりします。(毎日の記事の最後にある「コメント」と書いてある部分をクリックすればOKです。)結局、毎日の記事が掲示板を兼ねているような状態です。ピンポイントで入力できますから、便利な機能です。書き手と読み手が双方向でコミュニケーションが取れますので、BLOGって便利この上ないと思っていました。

しかし便利な反面、そのコメント部分に自動的に広告を貼り付けたりされる場合があります。これがコメントスパムです。今日は過去174日分の業務日誌に米国のオンラインカジノのリンクを張られてしまってました。最初は1日に数件だったので、手動で削除していましたが、日に日に増加するスパムに参ってしまいました。

対策としては、双方向のコミュニケーションを諦める方法もありますが、その方法は選択したくありません。迷った末、「鎖国」することにしました。今あるコメントスパムの大半が英語で入力されているので、英語のみコメントが入力されてもエラーになるように設定を変えました。ですので、もし入力される場合は、一部に日本語を入れて下さい。(今日なんかは、英語のメッセージを入力するいい機会ですけどね。)

それじゃ皆さん、こんな日誌を読んでないで、クリスマス楽しんで下さい(笑)。

2004年12月22日

無限責任

今日司法書士法人に勤務する司法書士と会いました。また先日東京司法書士会から司法書士名簿の追録が送られてきましたが、その名簿にも司法書士法人が増えてきました。(ちなみに大阪に出張した際に訪れた事務所も司法書士法人です。)あまり珍しくなくなってきたこの「司法書士法人」ですが、だからと言って急激に増えてる訳ではありません。

司法書士法人になると、支店が持てますし、施設や設備の共有による経費削減の効果もあります。また多少ですけど、税制上の有利な部分もあります。一番のメリットは、お客から見ると多くの司法書士が勤務している事務所に対する安心感などから来る収益の向上の部分にあると思います。(また年末年始ぐらいしか休めない私と違って、何人も司法書士がいれば、オフシーズンの旅費の安い時期に海外にだって行けてしまいます。)

羨ましいことが多いこの法人化ですが、だったらなぜ増えないのでしょう?以前この日誌でご紹介したように、司法書士法人の司法書士が全員無限責任を負ってしまうからです。長年の付き合いがあり、お互いに信頼していれば、この無限責任を負ってもいいかもしれません。しかし、法人化のメリットを最大限に享受するためには、かなりの司法書士が必要になります。お互い良く知らなかったり、お互いの仕事が見えなかったりすると、不安が多くて法人化できません。

弁護士法人を始めとして法人化や巨大化は、時代の流れかもしれません。しかし様々な場面で連帯保証を求められる中小企業の社長(本来は、有限責任のはずのただの大株主)と同じように無限責任が大きな障害として残っています。

2004年12月21日

任意後見契約における情報量の差

今日はちょっと思った情報量の差についてです。無料法律相談を始めとして色々な場面で任意後見について説明することがあります。身寄りがいなかったり、いたとしても遠方に住んでいたりしているような人って結構いるもんです。そんな人が自分の老後を心配するのは、当然のことです。「自分がボケてしまったら、どうしよう?」そんな不安を解消するのが、任意後見です。自分の判断力がしっかりしている段階で、ボケてしまったりした場合の対策や死後の事務(葬儀の手配、埋葬など)を決めてしまう訳です。

自分の判断力がしっかりしていると言っても、老後の心配をするのは、ほとんど高齢になってからです。本来は「様々な場面において、任意後見契約等を締結するとどうなるか?」を慎重に吟味してから契約すべきでしょう。また、契約上の疑問点があれば、事前に良く相談すべきです。しかし、ほとんどの一般の方は成年後見の事情に詳しくありません。高齢者にとって、大量の契約書を前にすると、契約の条項を1行1行確認していく作業は、かなりつらいものになります。

任意後見契約は一般人と司法書士などの法律でメシを食ってる専門家との間で結ばれます。当たり前ですが、一般人と司法書士とでは今から契約する内容についての理解力、成年後見分野の知識力には、圧倒的な情報量の差があります。その差を埋めるために、何度も司法書士と面談を繰り返すのでしょうけど、正直、高齢者だと厳しい気がします。

まだ若いうちに老後や死後の事を考える人は少ないかもしれませんが、圧倒的な情報の差を少しでも埋めるには、「まだまだ働ける。」と思っているくらいがちょうどいいのかもしれません。高齢者に大量の内容を根気良く説明しながら、そんな事を考えたりしていました。

2004年12月20日

年末年始スケジュール

いよいよ今年もあとわずかですが、師走の忙しい中、年賀状の準備など出来てますか?私はやっと、データベースの整理ができました。1年前のデータが基本的にはそのまま使えると思っていましたが、担当者が移動していたり、住所が移転していたりで、とてもそのまま使えるシロモノではありませんでした。あとは暇を見つけて印刷するだけです。(ちなみに、司法書士の直接的な顧客である不動産登記の当事者は、登記が終わった後、お会いすることはほとんどありません。この1年間で頂いたお名刺の数の割には、年賀状を出す相手はそれほど多くありません。)

突然ですが、ここでお知らせ。法務局に合わせた休暇になってしまいましたが、年末年始のスケジュールは下記のとおりです。

【業務連絡−年末年始スケジュール】
年末 12月28日 5時まで。 
(当日の午後は、挨拶回りなどで事務所におりません。ご連絡は午前中にお願いします。)
年始 1月4日から。

今年は久しぶりに実家の宮崎に帰って、ゆっくりしたいと思っています。飛行機の手配が遅くなってしまったので、28日は午後6時45分発の飛行機に乗らなくてはいけません。当日5時には、事務所を出ます。ご了承下さい。

実は今日まで、帰りの飛行機が取れてませんでした。あやうく1月1日の朝一の便か、1月6日になるところでした(汗)。