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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年11月26日

日本財団での打ち合わせ

今日は、12月11日(土)と1月15日(土)に予定されている遺言と成年後見の説明会(自分で決める老いじたく)の打ち合わせで、会場となる日本財団に行ってきました。もともとは、日本財団が港区にあるという理由で、この件のお手伝いをしていたのですが、なんかすっかり担当者です(笑)。一応リーガルサポートの理事の松井先生と事務局の人と同行してきました。

土曜日ぐらいは、お休みを頂きたいと思っていましたので、この説明会も時間があれば覗いてみますという程度の感覚だったのですが、当然当日の受付も担当しそうです。こうなったら乗りかかった船ですから、最後まで担当者として働きます。

ちなみにこの件、読売新聞など、いくつかの新聞にも紹介される予定です。記事をご覧になったら、「ああ、原田が担当者やってるやつね。」と思って下さい(笑)。

法定後見では、司法書士の就任件数が他の士業を上回っているそうです。今後の超高齢化社会でのニーズは相当なものがあるだろうと思いますが、成年後見の制度自体の歴史が浅いこともあり、まだまだ一般には「成年後見って何?」という状況です。今回の説明会もそうですが、より良い超高齢化社会のために、やらなくてはいけない事がまだまだありそうです。

2004年11月25日

エキスパートの理論 その2

昨日のつづき。昨日の高校の同窓会でも、「エキスパートの理論」の話になりました。たまたま「俺のおやじが倒れた。」とかの話になり、集まった同級生の医者から「あの病院はね。○○○○なんだよ。」と業界関係者でないとわからない情報が聞けました。要はエキスパートである友達から情報を集め、自分に有利なエキスパートを紹介してもらうのが、手っ取り早いようです。

医者は人数がいますから、そんな手も使えるのかもしれませんが、1億2000万人の人口の中で、司法書士は2万人ぐらい(正確な数字ではありません。)しかいません。当然司法書士の友人がいる方は少ないはずです。

友人がいなかったり、友人に紹介してもらえないと困ってしまいます。昔と違って、ホームページを持つ司法書士も増えてきましたから、そこから多少は情報が入手できるかもしれません。それでも情報には限界があります。どのレベルまでサポートしてくれるかまでは、全くわかりません。仕方ないので、複数の事務所から見積もりを取って、料金面で比較する方もいるようです。

全く知らない方から、料金の問合せがある場合、サービスの品質の高い事務所ほど高い料金だったりします。安いからこっちの事務所がいいとは一概に言えないようです。

せめてもの策としては、
@まずその司法書士事務所の専門分野を尋ねてみる。
A急がなくてもいい案件なら、月末や大安の訪問は避ける。
B極力午前中は連絡しない。
などを心掛けるだけで、ずいぶんと親切にしてもらえるような気がします。

P.S.
だからと言って「上記ABは守ってくれよ。」という私からのメッセージではありません(笑)。何時でもお気軽にどうぞ。

2004年11月24日

エキスパートの理論

毎度毎度の新聞ネタです。今日の日経に「エキスパートの理論」が紹介されていました。ファンド等に一般人が投資する場合、ファンド運営者の手腕など運用成績を左右する部分を一般の人の目で判断するのが難しいという問題が指摘されていました。当然このようなリスクを回避する能力や情報が一般の人にはないのが普通です。

医師・弁護士もそうですが、司法書士に仕事を依頼する場合にも、こういったリスクが一般の方にはあります。一般の人からは、専門性の高い分野ですから、どの先生・どの事務所が依頼する案件を処理するのに適しているか等の判断材料がほとんどありません。自分の依頼する案件が、どのくらいの費用がかかるか予想するのも難しいのが普通です。

昔は司法書士にも報酬基準がありましたから、費用が大きくぶれる事もなかったかもしれませんが、報酬基準の廃止された今、依頼者には大きな不安があるだろうと思います。そもそもこの報酬基準が廃止されたという情報もご存知ないかもしれません。一般の方には不利なことだらけです。自分の頼んだ先生が、依頼した類の案件を処理するのが初めてかもしれません(笑)。

こういったリスクを回避するにはどうすればいいのでしょうか?

今日はこれから高校の同窓会なのでこのへんで。つづきは明日。

2004年11月22日

皇統譜

週末事務所に出たんですけど、「働けど働けど。」です。一向に楽になりません(泣)。先日「日誌のお題」を頂きましたので、まずは、最近話題の紀宮様に関するお話。紀宮様は、今はもちろん皇族です。一般の我々と違って戸籍はありません。その代わり、皇族にも我々の戸籍に当たる「皇統譜」というのがあります。さすがに、この皇統譜の種類までは知らなかったので、調べてみました。皇統譜には、2種類あって、歴代の天皇・皇后の戸籍に当たる「大統譜」と、その他の皇族の戸籍に当たる「皇族譜」があるそうです。

民間の我々が、これらの「皇統譜」を見る機会はないと思いますが、結婚されて民間に入られる紀宮様であれば、見る機会はあるかもしれません。結婚されると、当然新しく戸籍に入られます。(ちなみに紀宮様には、現在は苗字はありません。)民間に入られると我々と同じですから、納税義務もありますし、不動産を取得するためには、住民票が必要になります。場合によっては、今後のご生活の中で、印鑑証明書や戸籍が必要になられる機会も出てこられるかもしれませんし、司法書士にお仕事を頼まれる事もあるかもしれません。もし頼まれたりすると普段見ることのない記載のある戸籍を手にする司法書士も出てくるかもしれません。

色々書き足りない部分もありますが、今はお二人のお幸せをお祈りするばかりです。(恐れ多いので、このくらいで勘弁して下さい(笑)。)

追伸
今日は、ちょっと早めですが、港支部の忘年会です。東京湾のディナークルーズなので、遅刻すると豪華客船に乗れません。急いで行ってきます(汗)。

2004年11月19日

すみません。

早速「日誌のお題」を頂きありがとうございます。順次対応させて頂きます。今日から対応しようと思っていましたが、お客様との打ち合わせが長引きそうなので、今日はお礼を申し上げるのみとさせて頂きます。すみません。