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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年02月06日

外出

事務所にいる事が多い私ですが、最近外出が多いです。このちょっとした外出の時間に外国人が相談に来られたりしたようです。(実際は日本語がペラペラの方でしたが(笑)。)
たまの外出もいい気分転換になりますが、外出の間、私のカバンの中には権利証など大切な書類が入っていることが多く、ぼーっと電車に乗るわけにもいきません。絶えず微妙に緊張感を持ったままの状態ですから、完全に気分転換にもなりません。無事に事務所に戻って、やっと一服するかんじです。
今日これから、港支部の役員会があります。(正確にはもう始まってます(泣)。)時間がなくて申し訳ないです。来週は内容のある日誌にします。。。

2004年02月05日

予防接種

昨日の件で、トップページを少し変更しました。(NEWから「資本金1円でも株式会社・有限会社が作れます。今がチャンス!」を削除しただけという話もあります(笑)。)
月初めですので、成年後見の面談をしました。今回は病院を無断で脱出することもなく、お元気そうです。むしろ後見人の私が咳き込んでいましたので、「お大事に。」と言われてしまいました。ついではなかったのですが、ここ2、3日、咳が気になっていたので病院へ行ってきました。
今更ながらではありますが、病院にインフルエンザのワクチンが余っているというので、予防接種の注射をしてもらいました。一般には、私と同じようにワクチンが余っていたのを見つけると、すぐに注射してもらうことができます。(当たり前ですね。)しかし、これが被後見人だとそうもいきません。いくら貴重なインフルエンザのワクチンが余っているのを見つけても、気軽に後見人が被後見人に注射を打ってもらう判断をすることができません。この風邪のシーズンが終ると、今度は花粉症の時期です。最近では、この花粉症に効く注射もあるようですが、この点でも、後見人としての対応は後で後でになってしまいます。このように対応しきれない場合が多いのですが、いざ安全なはずの予防接種を受けて何かしらのトラブルが発生してしまうと、それこそ大問題です。
医療の現場での被後見人を取り巻く問題がうまく解決できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

2004年02月04日

あれからもう1年

10万円の偽造印紙が出回っているようです。本職の皆さん気をつけましょう。
さて今日も新聞ネタから。ネタ探しに日々苦労している私には、最近それっぽい記事が連続して掲載されているので、大助かりです。日経新聞に出ていた『1円起業卒業』のお話。
昨年2月から最低資本金の特例制度が始まりました。株式会社の最低資本金1000万円・有限会社300万円を必要としない特例で、資本金1円から会社が設立できる制度です。1年が経過しましたが、もう8000社が設立されたようです。
今度の商法大改正で、場合によっては、最低資本金という概念自体無くなってしまうかもしれませんが、一応は設立後5年内に株式会社であれば資本金を1000万円に増やさなくてはいけません。この1年の間に、増資してこの制度を卒業していった企業も3%ほどあるようです。現場から見ていると、もう少し卒業生が多くてもいいような気がしますが、稚拙なビジネスプランで安易に起業してしまっている会社が案外多いのかもしれません。
あれから1年経っちゃいましたか。。。実は、うちのホームページは、この日誌に頼る部分が多く、最近他のコンテンツに手を加えていません。ホームページ下の”NEW”の部分にまだ「資本金1円でも株式会社・有限会社が作れます。今がチャンス!」と載せてありますが、全然NEWじゃなくなってます(笑)。時間を見つけては、改良していきます。

2004年02月03日

自己破産件数24万件

今日は節分。中学か高校生の頃、学校の先生に全力で豆をぶつけたりしてましたが、ずいぶん昔の話になってしまいました。
さて今日のネタも新聞から。2003年の個人の自己破産件数が24万件となり、昨年より12%も増えたようです。長引く不況の影響もあると思いますが、ずいぶん増えた印象を受けます。。しかし、経済的理由により、自殺しようとしていた人が自己破産で、多重債務の苦しみから逃れられるとすれば、この24万件という数字には意味があるのかもしれません。
街頭無料相談会や司法書士会での無料相談にこれらの多重債務者の方が来られる事も多くなりました。選択肢が自殺しかないと思いこんでいた方が、自己破産などの別の選択肢を知ることはいい事だと思います。もちろん貸した金を返すのは当たり前なのかもしれませんが。
皆さんの多くは住宅購入のために数千万円のローンを組まれていると思います。でも皆さんが無事に返済を続けられるのは、金利が低いからです。「トゴ」(10日で5割)などのヤミ金融は年利が1000%を超えますから、こんなのは論外ですけど、(あの『ミナミの帝王』ですら「トイチ」(笑))コマーシャルを頻繁に流している大手の消費者金融は年利28%ぐらいです。(出資法では29.2%までOK。)気軽なかんじのする消費者金融から、もし500万円とか借りてしまうと、利息は年間140万円。利息だけで月に12万円弱になってしまいます。もちろんこれだけでは元本は減りませんから、あっという間に火だるまです。大手の消費者金融でもこの金利です。ご利用は計画的に(笑)。

2004年02月02日

株券廃止

先週金曜日は、千代田支部の新年会に行ってきました。部外者ではありますが、ずうずうしくも3次会まで参加させて頂きました。ありがとうございました。千代田支部の役員の皆様、お疲れ様でした。
また日経に出ていた記事のネタです。『中小企業の株券廃止お墨付き』という記事が掲載されていました。いろいろな分野でペーパーレス化が進んでいますが、株券も無くなるようです。大手の企業の場合、株式分割などがあるたびに、かなりコストをかけて株券を印刷しています。また中小企業でも場合によっては、市販の株券を購入して発行したりしていました。
個人投資家による株式のネット取引も増えてきましたし、全てコンピューターで管理できるようになれば、かなり便利なようです。もちろん中には株券がないと、安心できないというお年寄りもいると思いますが、これも世の中のながれと諦めてもらうしかありません。成年後見の場で、貸し金庫を開けてみたら、株券が大量に出てくるといった事もなくなります。ちょっと寂しい気もしますが、後見人からすると大切に保管しなければならないものが減るので、管理もちょっとは楽になります。
企業にとっては、かなりのコストカットに繋がりますが、一方でこの株券の印刷を主な生業としている企業もある訳で、そんな企業にとっては死活問題ですね。