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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年12月17日

ごめんなさい

事務所の忘年会がスタートしてしまいました。
明日朝余裕あったら、アップします。
2日連続すみません。

2003年12月16日

お通夜

本日これから、お通夜に出席しなければなりません。失礼します。

2003年12月15日

定款

週末無料相談会と研修に出ました。疲れがたまったままの月曜日です。今週は忘年会が続き日誌の更新がつらい週になりそうです。
先程定款について聞かれましたので、今日は定款のお話。株式会社・有限会社会社を設立するにはする際には、定款を作成し、公証人の認証を受けなければなりません。(ちなみに合名会社・合資会社の場合はこの認証は不要です。)
設立の際に作成された定款を原始定款といいます。定款の認証が必要なのは、設立する時だけです。定款は会社の本店に備えなければなりません。基本的にはこの原始定款を会社に備えればいいのですが、設立後しばらく経つと、この定款の中身が変わる場合があります。例えば、商号を変えたり、会社の事業目的を変えたり、有限会社を組織変更して株式会社に変えたりすると、当然原始定款と最新の定款とで内容が異なってきます。
取引先から定款の提出を求められたら、どうしたらいいのでしょう?古い原始定款(公証人の認証文がついていますので、本物っぽく見えますが)を提出する?いえいえ、最新の定款を作成し(変更箇所を変え)、定款の文末に『これは当会社の定款原本に相違ありません。 株式会社○○○○ 代表取締役○○○○ 印』と書き加えればいいのです。変更された定款を公証人は認証しませんから、これで十分なのです。
どうしても公証人に関与させたければ、新規で作成した定款を私署証書(私文書)として認証を受けるしかありません。(ここまでする必要もないと思います。)
取引先から定款の提出を求められても、慌てないようにして下さい(笑)。

2003年12月12日

司法書士法人

師走の1週間は長いですねえ。結構ヘトヘトです。今週末ゆっくり出来ればいいのですが、明日は司法書士会で無料相談会の相談員、あさっては研修と休めません。(ちょっと前の特別研修の状態です。)
12月中に申請できる大安は今日と18日だけとなってしまいました。それもあって、パタパタと申請に忙しい日でした。司法書士は個人事業主ですから(一部司法書士法人にしてある事務所もわずかですがあります。)、今月が一応期末です。雑務も増えてグッタリ気味です。
ちょっと話に出たので司法書士法人のお話。今年司法書士法が改正され、司法書士事務所の法人化が出来るようになりました。税務面や支店が設置できたりとで多少のメリットがあったりしますが、現実には司法書士法人はまだまだ少ないです。というのも厳しいデメリットがあるのです。
1 司法書士2名以上でなければならない。
2 全ての登記申請に司法書士法人の資格証明(勿論作成後3ヶ月以内のもの)がいる。
3 社員である司法書士は他の司法書士と無限責任を負う。
などの点があります。
司法書士が1名しかいない事務所は当然法人化できませんし(結構多いです。)、毎日行っている登記申請にいちいち司法書士法人の資格証明(1枚1000円)を添付し、原本還付するのは本当に煩わしいです。でも一番の理由は3のお互い無限責任という点がネックになっているようです。他の司法書士が高額の不動産取引に失敗してしまうと、こちらにも火の粉が飛んでくるなんて、他の司法書士が親族でもないと難しいと思います。
でも『司法書士原田事務所』よりも『司法書士法人○○○○』のほうが儲かってそうで、かっこいいですよね。

2003年12月11日

社長たまにはご連絡を!

先程ロイター時代の先輩が事務所を訪れ、突然「来年2月でロイター辞めるわ。サラリーマンもつらいから、何か商売でも始めようかと思って。」とビックリする事を言い出しました。
私は司法書士という商売をやっているので、会社を設立したい、商売を始めたいという人とお会いする機会はたくさんあります。事業計画や今までのキャリアなどを伺ったり、会社設立の手続をご一緒させて頂いたりすると、だいたいこの会社うまく行くかどうか分かるようになってきました。
会社が出来て、しばらくして久しぶりに連絡があったと思ったら、「会社を清算させるにはどうしたらいいの?」と商売に失敗してしまった方から寂しいお話があったり、「今度○○○○万円増資するから、手続して下さい。」と商売繁盛っぽいの方からのお話があります。
これから会社を運営して行こうという社長と設立前に相当打ち合わせさせて頂くので、その社長個人のパワーを感じたり、感じなかったりと様々です。
私もできる限りのアドバイスはさせて頂きますが、その後うまく行ってるかなあ?と心配しても中々お話する機会に恵まれません。『便りがないのは元気な云々。』などと言いますが、「私を思い出したらご連絡下さい。お気軽にご相談を!」