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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年11月18日

読書の秋

読書の秋です。皆さん本は読まれてますか?私も読むには読むんですが、ものすごく狭い時代(戦国時代のみ)の歴史小説ばかりです。
今日はちょっと遠方のお客様のところに行きました。電車で移動したのですが、悲しい習性で「ネタないかなあ。」とキョロキョロしておりました。最近は電車の中では、本を読んでいる人より、携帯のメールに夢中の人が多いような気がします。真新しい携帯をうれしそうに見ているおじさんがいました。ふとそのおじさんの隣りを見るとまだ若い女性が本を読んでいました。ブックカバーをしてなかったので、何を読んでいるんだろう?と本のタイトルに目をやると『家族が自殺に追い込まれるとき』でした(汗)。せめてそんな本を読むときぐらいは、ブックカバーをしてくれればいいのに。とか思いながら、電車に揺られていました。
以前自殺した方の遺書の話を書きましたが、我々の司法書士の仕事は、相続登記があったり、成年後見があったりしますから、普通の方より人間の死を身近に感じています。お客様にも「ああ、相続登記ですね。」とか「これが遺言ですね。」とか淡々と事務手続を進めてしまってます。相続が発生(←この言い方がまさに事務的。)して我々に依頼するまで、結構時間が空くものなんですが、たまに相続発生後すぐに依頼があったりすると、事務的な私でさえ「よくこんなすぐに依頼できるな。」と相続人の顔をじっと見てしまったりします。相続人の中には、この業界でいう『笑う相続人』(以前ご説明した)もいるぐらいですから、仕方ないのかもしれませんね。

2003年11月17日

同期と飲み会

また風邪に悩まされています。前回の風邪がしっかり完治してなかったようです。鼻水が止まりません。
こんな状況ではありますが、明日久しぶりに司法書士の同期と飲み会があり、参加しようと思ってます。合格したばかりの頃は、お互いの知的水準がほぼ同じだった(?)のですが、それぞれ得意にしている分野もだいぶ違ってきましたので、それぞれの実務の話には興味があります。(飲み会でずっと実務の話にもならないと思いますが(笑)。)
こんな時に特に参考になるのが、失敗談です。「司法書士ならほぼ全員がAという判断を下すであろう案件なのに、実際の法務局の運用はBである。」といったようなケースなどです。皆が罠にはまりそうな事案をそれぞれが出し合うと、そこそこのボリュームになります。ちょっとでも話題に出ていれば、実務で同じような案件に出くわしても失敗しないで済むので大変参考になります。こんな失敗談も同期だからできる訳で、実際に参考となる失敗談があってもベテランの先生は絶対に公表しないでしょう(笑)。
これをお読みになっている先生で公表してもいい失敗談があれば、是非お聞かせ下さい。

2003年11月17日

Qちゃん頑張れ!

月曜日です。また一週間が始まります。土日のお休みは2日連続して、日誌の更新をしなくて良いので気が楽なんですが、また平日が来てしまいました。
この日誌はまず、ワードで仕上げてから、日誌の入力エリアにコピーペーストして更新しています。日誌を書き溜めたワードのページ数を見ると、もうじき100ページになります。日々ネタがない、ネタがないとぶつぶつ言いながら日誌を書いていますが、結構なボリュームになってきました。(かなり頑張ってますよね??)
日誌のテーマが何でも良いというのなら、「昨日のQちゃんは残念だったねえ。オリンピック出れるのかねえ?」なんて内容で書き始め、「実は中学校の頃、駅伝部だったんです。云々。」とか「Qちゃんは今東京−宮崎間を飛んでいるスカイネットアジアに所属してるんだよ。私の実家は宮崎なので、この航空会社を利用したことあるよ。云々。」とお気楽なものですが、一応『業務日誌』という名のコラム?なので、Qちゃんネタを扱うのであれば、なんとか力技でQちゃんネタを司法書士業務に絡めなくてはいけません。かなり考えたんですが、Qちゃんと司法書士業務の接点は見つかりませんでした(笑)。
とここまででだいぶ行数が稼げてしまいました。マラソンの練習もこの日誌も「継続は力なり。」ってオチで今日のところはご勘弁下さい。
P.S.
昨日の日経に成年後見に関する記事があり、リーガルサポートの理事の松井先生が写真付きで出ていました。ご興味ある方は読んで下さい。

2003年11月14日

不幸の電話

懸案だったしんどい登記が無事完了しました。事前に登記官とずいぶん相談しましたから、そんなに心配することも無いんでしょうけど、ほっと一息です。
登記の内容が複雑であったり、法改正したてで実務の現場にとって未知の領域であったり、マイナーな登記にマイナーな通達が最近出ていたり、などなどと一筋縄ではいかない場合がたくさんあります。
そんな分野の申請を出している法務局から「○○○○法務局の登記官○○○○です。先日出された申請の件で、、、」なんて不幸の電話なんかがあったら、たちまちブルーです。判断に悩む場合には、事前に相談する事にしているので、最近はこの手の電話はありませんけど(笑)。
ちょっと業務連絡っぽくなりますので、司法書士以外の方は読み飛ばして下さい。
【登記一口メモ】
医療法人の理事長の変更登記(重任を含む)にその理事長の医師免許のコピーを添付するように最近通達が出たのってご存知でしたか??頭の片隅に入れといて下さいね(笑)。

2003年11月13日

『月9』

先日の司法書士試験の合格発表があった話をしましたが、昨日司法試験の最終合格者も発表になったようです。大学の後輩がようやく合格しました。長い道のりだったと思いますが、おめでとうございます。
司法試験に合格すると司法修習が始まります。あの『月9』でも修習生のドラマやってますけど、あれが始まる訳です。ドラマのおかげで修習生もメジャーになりましたから、受かるまで大変だったと思いますが、ここしばらくは受かった彼には薔薇色の人生が待ってそうです(笑)。しかしながら、特別研修で数日間教えて(いじめて)もらった教官に1年半教わり続けるのかと思うとクラクラします。
この修習生には、実は国からお給料が出ます。厳しい修習時代にバイトしなければならなかったりすると研修の意味がないからというのが理由のようです。
しかし先日の日経新聞にも出てましたが、このお給料の制度が廃止になり、国からお金を借りる形式になる可能性がでてきました。国家の財政難もありますが、今後ロースクール出身の合格者の数が激増する事も影響しているようです。可哀想な気もしますが、司法書士の研修中はお給料でませんから、公平でいいのかもしれません。
色々状況は変わっていくとは思いますが、ともあれ、彼にはしっかりとした実務家になって活躍してもらいたいです。