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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年09月03日

すみません

忙しくて気が狂いそうです。ほとんど発狂寸前であります。商売上細かい仕事なので、こんな時はミスに要注意です。
今日はこれからリーガルサポートの幹部会があります。今月行われる全国一斉無料相談会の事前打ち合わせです。(先日港区役所にポスター持って行ったやつです。)
こんな訳で時間ありません。行ってきます。

2003年09月02日

太郎と次郎

港区は外国人が多いです。夜の六本木なんか日本人より、外国人のほうが多かったりします。たまに「ここはどこ?」と海外旅行に行ってるような気分になる時もあります。
統計上でも港区には多いそうです。その影響があるのかどうかはわかりませんが、外国のお客様が事務所に来られることがしばしばあります。ロイターでのサラリーマン経験がないと固まってしまうところです。東南アジア、北米、南米、珍しい場合にはアフリカのお客様もいらっしゃいます。とはいっても殆どの場合、日本語がしゃべれる日本人(当たり前ですね。)を同行しての来所です。ごくごく稀に外国人がお一人でいらっしゃる時もあります。日本語が全くお出来にならない方を接客しながら、「あれ?うちの事務所の看板は日本語だぞ?どうしてここに来てるんだ??」と狐につままれる場合もあります(笑)。その時はなぜここに来れたのか聞きませんでしたけど、次回そんな機会があれば聞いてみます。(実は漢字読めるんです。とか言われるとせっかく英語で説明した時間を返してって気分になりますよね。)
仕事の内容は不動産登記もありますが、やっぱり会社(業界でいう外国会社。外資系企業ではありません。)の登記が多いです。
今日はロシアのお客様でした。お越しになったのは2人のロシア人と1人の日本人でした。ロシア人のお名前が同じだったので、「ご兄弟ですか?」と聞いたところ、日本人の方が「この名前はロシアに多いんです。日本でいうと鈴木や田中みたいなもんです。」とお答えになると、ロシアの方(日本語ペラペラです。)が「そうじゃなくて太郎とか次郎みたいなもんで名前です。苗字じゃないです。」ときっぱり説明してくれました(笑)。毎回このくらい日本語がお出来になると助かります。

2003年09月01日

夏休みも終りましたね。

あっという間に8月も終り、9月になってしまいました。とうとう業務日誌も7ヶ月目に突入です。3ヶ月ももてば立派と思っていましたが、半年を越えてしまいました。(お陰様で毎日苦労してます。普段の仕事よりもこれが1番キツイですね。今日もネタがなくどうしようと思ってます(笑)。)
子供の頃大嫌いだった8月31日も「ああ今日は8月31日だったんだ。」で終っちゃいます。当時の苦しみがない分多少の寂しさはあります。皆さんのご家庭ではお子様は無事に夏休みの宿題を終えられたんでしょうか?夏休みの宿題を強引に8月31日にやるタイプだった私もすっかり大人になり(?)、与えられた期限にゆとりをもって、間に合うように仕事ができるようになりました。人間変われば変わるもんです。とはいうものの今日は一杯一杯なのでこのへんで。
P.S.
多少仕事に余裕があったので、スタッフにちょっと遅れた夏休みを取ってもらいました。ところがというかやっぱり、余裕は全く無くなってしまいドタバタです。『貧乏暇無し』を実感している今日この頃です。

2003年08月29日

「広告載せませんか?」

今日どこぞの広告代理店の営業から電話がありました。
営業マン「簡裁の代理権の認定を受けられたそうですね。HPを拝見しました。実は○○○○新聞で「こんな時は身近な法律家へ」という特集を組みますので、先生の名刺広告を出されたらどうですか?費用は、○○万円です。いかがですか??」との内容でした。思いっきりお断りしましたが、それには理由があるんです。
電車に乗ると弁護士の広告があったり、新聞・雑誌などに他の士業の広告が掲載されていたりします。
我々司法書士も商売でやらせてもらってますので、他の士業や普通の会社のように広告が打てるといいなあと思うこともあります。が、我々の業界ではまだまだ広告は解禁されてません。司法書士としての品位に関るというのがその理由のようです。このルールを破るとたぶん司法書士会から注意を受けるんじゃないでしょうか。消費者金融の広告がスポーツ新聞やパチンコなどの雑誌にいっぱい載ってますが、例えばその広告の隣に「自己破産をお考えならここにお電話を!」なんて広告を掲載するのはやっぱり問題ありそうです。
ちょっと前までは、ホームページに事務所名や電話番号を載せるのも多少の問題があったぐらいです。新聞広告なんてもってのほかです(笑)。こんな背景を知らずに「広告載せませんか?」って営業しても厳しいでしょうね。
【ちょっと業務連絡】
印鑑証明書をFAXで送られる場合は、一旦コピーをしてから送って下さい。コピー機の性能にもよりますが、できれば画質を文字ではなく、文字/写真または写真モードで送って下さい。字がつぶれて読めない場合があります。ご協力宜しくお願いします。

2003年08月28日

ネタ不足だったので。

6万年ぶりに火星が大接近しても、業務日誌のネタにはなりません。スムーズに仕事がはかどるのはいい事なんですが、日誌のネタ的にはツライです。さっきからネタを考え続けて1時間が経過(泣)。最近ネタがないないといいつつも、ここまでツマル事がなかっただけにかなり追いこまれてます。
と1時間経過したところで、今日は復代理のお話。(ちょっと暴露ネタっぽくて書くのが嫌だったんですけどね。)
過去の日誌で「登記申請は当事者出頭主義ですよ。」というのは何度か触れたと思います。登記するのには不動産や会社がある地域の法務局に実際に出向いて申請をしなければなりません。支店所在地における登記など一部例外がありますが、基本は郵送不可です。
うちの事務所でも北海道から沖縄まで登記申請していますが、実際に地方に行って申請することは多くありません。じゃあどうしてるのかというと「他の司法書士に復代理」を頼んでいます。これはお客が私に登記を委任し、私が更に他の地方の司法書士に委任しているのです。(復代理といいます。)具体的には地方の司法書士に書類を郵送し、その現地の司法書士がその法務局に出頭して申請します。登記が終ると必要書類をその現地の先生がこちらに送り返してくれます。旅費・日当の問題などからよくこの「復代理」は行われています。うちも良く他の事務所に頼みますし、逆に頼まれもします。先日も本州以外の司法書士から復代理を頼まれました。「復代理の前提として類似商号の調査をお願いします。」という話だったので、類似を調べて結果を連絡しました。すると復代理の内容は本店移転。(業界関係者なら既にオチがわかったと思いますが。)
【登記一口メモ】
会社の本店移転の登記は経由申請というやり方です。旧所在地の法務局に旧所在地の申請と新所在地の申請を合わせて提出し、旧所在地で登記内容の調査が済むと新所在地の法務局に申請書が送られます。つまり本州以外の旧所在地から東京都港区に本店を移転しても、申請は旧所在地でやれば終る訳です。私の手助けがなくとも登記は完了します(笑)。
私「先生、これ移転してから、何か別の申請あるんですか?」
先生「え?役員変更はありますけど?」
私「役員変更はそちらでやって移転するんじゃないんですか?これ本店移転ですよね。」
しばらく沈黙。
先生「あっ。。。そうですね。そっち関係ないですね。ごめんなさい(笑)。」
地方じゃあんまり管轄外の本店移転やらないんですかね。このネタを日誌に書くのは気が引けましたが、ネタ不足で追いこまれていましたので(笑)。何卒お許し下さい。