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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2013年03月11日

東京司法書士会の会長選挙

ブログやツイッターでもっと取り上げられると思っていましたが、全然取り上げている方がいないようなので、
先日行われた東京司法書士会の会長選挙について。

今から6年前、会長選挙の選対本部長をやっていたころの有効投票数は800票でした。

それが今回は、以下のとおり。

投票総数1,155票、有効投票数1,136票、無効投票数19票
◎当 選 清家 亮三 候補 (得票数590票)
次 点 柏戸 茂 候補 (得票数546票)

 

会員の数も増えましたが、理事も選挙だったので、かなりの数の会員が選挙に行ったようです。

6年間地元の支部から会長が出ていましたが、来期から変わります。執行部の方針も変わりますから、
今やっている委員会なども変わると思います。

一点気になるのは、司法書士会の情報の電子化。委員長としてやってきましたが、このプロジェクトはまだ途中です。
プロジェクトが頓挫することのないように配慮してもらいたいと思っています。

実際は、書きたいことが一杯ありますが、大人の事情で、このくらいにします(笑)。

では。

2013年03月08日

平成25年4月1日以降の登録免許税に関するお知らせ(商業・法人登記関係)

 


平成25年4月1日以降の登録免許税に関するお知らせ(商業・法人登記関係) 法務省HP



オンラインによって登記の申請を行う場合の登録免許税の特別控除(租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第84条の5)につきましては,
平成25年3月31日をもって廃止することとされています。



http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00074.html


2013年03月06日

丸源ビルの看板

丸源ビルの看板を何度見たことだろう。東京の方なら、ご存じでしょうが、繁華街に、あの看板は、よく目立ちます。
ちょっと試算してみたところ、4000日〜5000日くらいは、このビルの看板を見た計算になります。

私が、いかに繁華街に出没しているかという話ではなくて、今日は、この会社の登記のお話。まずは、ニュースから。

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丸源ビル、11社を設立・本店移転16回
(読売新聞 3月6日)
 東京・銀座などで「丸源ビル」を展開する不動産会社グループの脱税事件で、「丸源」(中央区)社長の川本源司郎容疑者(81)は、
グループ会社を少なくとも11社設立した後、計9回の商号変更と計16回の本店移転を繰り返し、
最終的に9社を清算していたことが分かった。東京地検特捜部は、税務調査での脱税発覚を免れるための工作だったとみて調べている。(略)

関連会社設立・・・11回
商号変更・・・9回
本店移転(たぶん管轄外)・・・16回
関連会社清算・・・9回

「こういう会社には、気をつけなさい。」のお手本のようなやり方。複数回の本店移転や商号変更も登記簿を見れば、誰でも分かります。
でもこういう方法で、本当に脱税発覚を免れられるんでしょうか?

閉鎖登記簿の確認くらい、調査の段階でやると思いますが、管轄が変わると継続的な調査ができなくなりやすいということなんでしょうかね?

報道からは、これだけの事実しか分かりませんが、実際はもっと複雑な仕組みなんでしょうかね。

2013年03月04日

平成25年4月1日から登記手数料が値下げ

平成25年4月1日から登記手数料が値下げされます。

登記簿謄本(登記事項証明書)の印紙代は、2年前に1000円から700円に値下がりしましたが、来月から更に安くなります。

登記事項証明書(通常の書面請求) 700円 → 600円
登記事項証明書(オンライン請求・送付) 570円 → 500円
登記事項証明書(オンライン請求・窓口交付) 550円 →480円
印鑑証明書 通常の書面請求 500円 → 450円
証明(地図等) 500円 → 450円

郵送料を考えると、窓口交付はもっと安くなってもいい気がします。窓口交付(うちの事務所の場合)は、今回もまた端数が出ます。
どうせなら400円くらいにしてほしかったですね。

ちなみに、一般の方への影響は少ないですけど、なぜか本支店一括登記申請は300円のまま変りません。

詳しくは、登記手数料についてのお知らせ(法務省HP)をご覧下さい。
http://www.moj.go.jp/content/000108361.pdf 

2013年03月01日

シューシュポスの神話

疲れています(笑)。

朝から晩まで議事録・議事録・議事録。
好きで選んだ分野なので、納得はしていますが。

やっと納品できたと思ったら受信トレイにまた議事録・議事録・議事録。
修正し納品。
受信トレイにまた議事録・議事録・議事録。

そういう作業を繰り返しているうちに、大学の英語の授業で読まされたカミュのシューシュポスの神話を思い出してしまいました。

ちなみにシューシュポスの神話は、神に逆らい罰として大きな岩を山の上まで運ぶというもの。
頂上まで運んでもすぐ頂上から岩は転がり落ちる。運んでは転がり落ち運んでは転がり落ちの無限の反復。
でも彼はそこに悦びを感じるというような話。

カミュの書く不条理は、大学当時は理解できないものでしたが、今もさっぱり(笑)。

悦びを感じるところには、至りません(笑)。