2013年02月13日
Skypeによる無料法律相談の問題点
有名なネタフル様に以前、「Skypeによる無料法律相談」という記事で、このブログを紹介してもらったことがありました。
http://netafull.net/tech/014837.html
2006年8月1日のことですので、7年くらい前の話。
あれからずいぶん時間が経ちましたが、ようやくこんなニュースが。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">ネット電話で法律相談 久米島−那覇つなぐ
(沖縄タイムス 2月13日)
日本弁護士連合会と沖縄弁護士会は、那覇市の同弁護士会館と久米島町役場を、インターネット電話サービス「スカイプ」
でつなぐ無料の高齢者向け法律相談を12日、試験的に始めた。同種の相談は全国初。
久米島町は65歳以上の高齢者が24・8%を占める超高齢社会。ただ人口約8500人に対し弁護士ゼロ、
司法書士1人という司法過疎地域だ。(以下略)
Skypeなので、つなぐ地域は、別に久米島−那覇でなくても、久米島−東京でもいいし、久米島−hawaiiでもいい訳です。
別に久米島町役場まで行かなくても、自宅から相談もできるはずですが、高齢者を対象としているため、Skypeの環境を整えたり、
操作に戸惑ったりしても町役場ならなんとかなるというところがミソでしょうか。
当時、実際にSkypeによる法律相談して思った感想。
メリットは、電話より顔の表情などが分かるので、より実際に面談している感覚に近いなどがあります。電話より安心感が与えられる気がします。
デメリットは、やっていて痛感したことですが、相手の手元の資料が手軽に読めないこと。資料が多くなると、
全部FAXやPDF等で取得するのも厳しい。
会話と身振り手振りだけでのSkypeによる法律相談は、相談する案件によっては、限界を感じます。
特に司法書士に相談する場合、登記簿を確認したい場面とか多いですからね。
でも何もないより、マシですね。たぶん問題点が見えてくると思います。