2013年01月23日
上場会社の代表取締役の在任期間の最長は?
昨日は、登記実務協議会があったので、四谷の司法書士会館に行ってきました。今回で役員の任期が満了になりますので、
壁に立候補した会長候補者や理事候補者の名前が貼り出されていました。
東京司法書士会の会長は3選まで可能ですので、最長で6年間の在任期間となります。
こういった4選禁止のような制限がある組織と比べると、民間の会社の代表取締役には、もちろん制限はありません。
ここで問題。
上場会社の代表取締役の在任期間の最長はどのくらいの期間でしょうか?
style="MARGIN-RIGHT: 0px">上場会社 在任期間の長い経営者ランキング
(東洋経済オンライン 2012年12月28日)
■ 上位3社で半世紀超え
1位のエスケー化研・藤井實社長は1932(昭和7)年生まれの79歳。
1955(昭和30)年に大阪市で建設仕上げ塗材の製造販売を始めた。以降54年以上にわたり社長として同社を牽引してきた。
同社は海外での製造・販売も積極的で、中国、韓国、タイ、マレーシアなどアジア地域で業績を伸ばしている。現在は、
長男の藤井実広氏が常務に、次男の訓広氏が取締役に就いている。(以下略)
ちなみに2位は、サンリオの辻 信太郎社長。52.0年で84歳です。3位は島精機製作所の島 正博社長。51.1年で75歳です。
25歳で起業し、代表取締役になってそのまま54年。
司法書士としては、延々と繰り返される代表取締役の重任登記。取締役会議事録に取締役全員が個人の実印を押す場面は、
たぶんこの会社では経験がないはず(笑)。
閉鎖の登記簿謄本も重任重任とこれまたすごいことになってるでしょうね。